役から降りること
ナリ心理学には長女（長子）役者病という
考え方があります
この考え方を知ってから、
私は『お姉ちゃんと言う役』から意識的に
降りました。
役者病とは
それは幼い頃に家庭内で役が与えられてしまって、
常に役割を意識して、
役を演じて生きている、、、
そこから本来の自分を見失なってしまう病と
いったところです。
主にお姉ちゃんやお兄ちゃんと言った名前ではなく
役割名で呼ばれて大きくなってきた人を指しますが、
それだけではなくて、
妹や弟でも姉や兄が体が弱かったり何かしらの
配慮が必要だった場合、
サポート役という役になっていたり、
ケンカが絶えない家庭内を和ませようと
自らおどけて見せたり家庭内を笑顔にさせようと、
ピエロのようにおどけ役という役をしていたりする
場合なども含まれたりします。
それは親が与えた価値観や
そうなるしかなかった環境から
自分の価値観、存在に、
直結する呪いのような影響なんですよね、
《長女役》
お姉ちゃんなんだから優しくしなさい
お姉ちゃんなんだから譲ってあげなさい
お姉ちゃんなんだから我慢しなさい
お姉ちゃんなんだから頑張りなさい
お姉ちゃんなんだからいい子にしなさい
《サポート役》
お母さんもお姉ちゃんも大変だから私がしっかり
しないと
私もちゃんと手伝わないと
《おどけ役》
お父さんとお母さんのケンカを止めないと
もっとお母さんに笑顔でいてもらいたいから
親が求める役割を演じたり、
自分が何とかしなくちゃと思うような環境から生まれた役割を、
演じなければならなかった、、、
そこからの価値観が、
いつの間にか自分の価値観となってしまう、、、
そんな影響をうけます。
何が一番の影響かと言ったら、
役からの価値観が基準になってしまうことです。
だから自分の本来の価値観が
行方不明になってしまいます、、、
姉ちゃん基準の行動と、
本当はこうしたい自分の行動の基準があったら、
お姉ちゃん基準を採用してしまうからです。
『お姉ちゃんならこっち！』で、
選ぶという価値観ができあがてしまっているから、、、
自分の人生を生きていくためには
そんな価値観を捨てて、
お姉ちゃんではない
本来の自分の基準を
取り戻す必要があります、
お姉ちゃんなんだから、
サポートしなきゃ、
険悪な空気を和ませなきゃ、
︙
そんな考えが浮かんできてしまっていた役から降りることとっても大切なんです。
役から降りて何の役でもない本来の自分
ただの自分を生きていく。
それが自分の人生を生きていくことなんです。
いつでも基準を自分に戻してくる
自分がやりたいかどうか
自分か人に譲ってもいいと思えたか
自分がそうすると考え決めたのか
それがお姉ちゃんらしくなくて大丈夫、
そこにお姉ちゃんらしさなんていらない。
お姉ちゃんであることは、
大人になった今、
誰もあなたに求めていないから、
もう、
お姉ちゃんの役なんて
しなくていいんですよ。
いつでも自分基準であること。
自分自身であることの方が
自分の人生にとっては大切な
価値観になります。
幼いころから染み付いてしまった役からの
役割、価値観を
どれだけ捨てられるかです。
お姉ちゃん役はもう自分にはいらないと決め、
役から降りて、
お姉ちゃん役の価値観は捨てる。
自分本来の価値観を取り戻すこと。
長年演じていた役の染み付きっぷりは
なかなかのものだったりしますが、、、
役から降りれば、
背負っている役割もなくなります。
その役らしく役を演じるということもしなくてよくなります。
なので、
何ものでもない自分を
自由に楽しめるようになりますよ(*^^*)
お読みいただきありがとうございます(*^^*)
あっちゃん でした。
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