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2015年4月30日 その2

世界遺産に登録されているスイスのベルン旧市街。

からくり時計があるみたいだったので見に行ってみた。


こちらは天文時計。
太陽の位置や月の満ち欠けの相互関係を正確に伝えているらしい…

見てもよくわからない(^_^;)

天文時計の横がからくり時計。
毎時4分前になると雄鶏が鳴き、
道化師の鐘と共に小熊が登場して行進するそうだ。

そして毎時正時になるとこちらの「鐘撞き男」が鐘を鳴らして時間を知らせてくれるんだとか…
期待して行くとガッカリするので、
あまり期待しない方がいい。

「え?これだけ?」って感じのからくりだった。 


からくり時計に登場している小熊…

何故熊なのか…

実は「ベルン」という名前は、
ドイツ語の「熊」が由来なんだとか…

ベルンの町を作ったツェーリンゲン公が、
狩りで最初に捕まえた動物の名前を町に付けようと思い、
熊が最初に捕まったことから「ベルン」と名付けられたんだって。

スイスの首都ベルン…

結構適当な感じで名前をつけられたのね(^_^;)

水飲み場の像の中にツェーリンゲン公をモチーフにした象があるらしいのだが、
その足元にもクマがあしらわれているみたい。

残念ながら私の撮った写真の中にはその像はなかった。

お土産も熊に関するものが多いんだって。

気が付かなかったなぁ…


こちらはベルン大聖堂。

アーレ川の近くに建つ後期ゴシック様式の大聖堂。

西側の正面入口の細工が凄かった!
エルハント・キュンク(Erhart Kung)の彫刻「最後の審判」

234体の小像によって、
神に選ばれた者たちと地獄に落ちていく者たちを表現しているらしい。
向かって左側が神に選ばれて天国へ向かう者たち。

右側は地獄へ行く者たち。

凄いよね(^_^;)


大聖堂の中には三面窓を飾る美しいステンドグラスがあり、
イエス・キリストの生涯「受胎告知」から「復活」までが描かれているんだとか…

残念ながら私が行った時は工事中か何かで入れなかった。


大聖堂の尖塔には上ることができ、
ベルンの旧市街を見渡せるらしい。

晴れて空気が澄んだ日には、
アルプスも見えるんだって!

エレベーターを利用するか、
344段の階段を使って塔に登ることが可能なんだそうだ。

344段の階段は辛そうね(^_^;)

塔に上るのは有料。

大聖堂の中の見学だけなら無料。


アーレ川の近くを散歩するのも楽しいと思う。
ベルン旧市街はゆっくりと回った方がいい。

こちらは小さな教会。

素朴だけど良さそうな教会だった。

ベルンでは公衆トイレが街中にあって驚いた。 

ベルギーなんか駅にさえトイレがないというのに! 

スイスは治安が良さそう。 

スイスフランがユーロと同じくらいの金額になっていたので物価がやけに高かったけれど、 
安心して住めそうな国に思えた。 


ベルンの後はツェルマットに向かった。 

つづく。

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