コンクリート床仕上げの問題解決
テーマ:中屋敷 剛のつぶやきいや〜暑い日が続きますねーーーー
札幌もずーーーーっと毎日お天気が続き、気温も連日30度オーバー
雨が降らない分、仕事が進みますので天気が良いのは有り難いです。
夏も冷夏よりは暑い方が良いですね。
そんな天気の良い日のお仕事をひとつご紹介します。
ある建築会社様より「中屋敷さんが施工した仕事ではないのだが、昨年施工した駐車場の床がうまくいかず、上から補修したら、補修したものが剥がれてきて困っている」と。
「外部なので補修してもまた剥がれるのが目に見えているので、設計さんの方から逆に研ぎ出すことは出来ないの?と言われ、
中屋敷さんでそんな仕事できますか?」とのお問い合わせでした。
「はい、床の研磨作業もやっています」ということで、お仕事の依頼をいただきました。
写真ではややわかりづらいのですが、床コンクリートを打設した時期が寒い時期だったらしく、うまく仕上がらずにその上から薄塗りモルタルを塗りつけ、刷毛引き仕上げをしてあるのですが、部分的に剥がれてきているのです。
特に外部の床のコンクリートに薄塗りモルタルで補修すると、まず100パーセントと行って良いほど遅かれ早かれ剥がれてきます。
コンクリート押さえ仕上げで失敗すると建築会社さんがいつも困ってしまう問題なのです。
そこで傷んだコンクリートの上から塗るという発想を捨て、逆に悪い部分を削り、健全な面を出して仕上げ直すという新たな発想です。
施工場所は歯医者さんの駐車場ということで、お休みの日にしかできず、与えられた時間は2日間。
施工面積は車4台分、果たして上手くいくのでしょうか
作業スタート
当社では通常現場テラゾーで用いることが多いこちらの研磨機械ですが、この日はコンクリート研削専用のアタッチメントを取り付けています。
と言ってもただ補修材を削れば良いというのではなく、削った状態でそのまま仕上げにできる品質が求められます。
なので、きちんと表面の補修材は削れはするけれど、削られた後の表面が滑らかになるアタッチメントをセレクトしています。
さらに今回は新兵器を連れてきました。
左に見える床研磨機より大きな右に見える機械です。
これは削り出された粉塵を強力に吸い込む集塵機です。
これがあることで、研磨機が削りながらしっかりと削り粉を吸い上げてくれるので、周りに迷惑がかからないという優れもの。
さあ、結果はいかに
工事後の写真が下の写真。
下の写真を拡大していただくとわかるかな?
古い補修材がしっかりと削り取られ且つ滑らかな床が出来上がりましたーーーー
この仕上がりに建築会社の方もびっくり
アップの写真がこちら
お客様にも大満足いただきましたーーー
無事終わったーーーとホッとしていると、また私の携帯が鳴りました。
「げ!なんか問題でも起きたのか」と恐る恐る電話に出ると、
「社長、オーナーさんが両脇の通路も同じようにして欲しいって言ってるんだけど・・・」と追加工事をいただきました。
なんと追加工事のご依頼をいただきました。
コンクリート床仕上げがうまくいかずお困りの際は、お問い合わせくださいませーー
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