中屋敷左官工業(株)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

2021年度スタート!

はーーー早い、時間が過ぎるのが早過ぎる・・・

年度末から新年度との移り変わりで、やることてんこ盛りで、毎日目が回る忙しさで過ごしておりましたーーー

おまけに先月末に東京への出張もあり、時間がまったく足りない。

東京の桜はとても綺麗でした。

 

4月1日新年度がスタート!

この日は令和3年度の入社式。

今年は4名の新人が当社に入社してくれました。

今年は事務の新入社員も一人採用しました。

職人希望3名のうち、2名が女子です。

ここ3年間は、毎年のように女子が入社しています。

10年前にはまったく考えられませんでした。

4名全員頑張って欲しいものです!!

 

そして本日4月5日、認定職業能力開発校合同の令和2年度修了式・令和3年度の入校式が行われました。

板金組合、管工事、そして私たち左官組合3団体の合同で行われます。

右三列が左官組合で、3団体で修了生も入校生も一番多いです。チョキ

 

まずは令和2年度の修了式。

毎年恒例ですが修了式では訓練性の表彰があります。

一番優秀な修了生には北海道知事賞が与えられます。

左官組合の今年の北海道知事賞は・・・・

なんと、なんと!

当社の藤田野乃加さんでしたーーーー

左官経験者が2名いる中で、高卒女子が取るのは本当にすごい!!

 

一昨年の真野ひなのさん、

昨年の館洞君に続き、

3連覇ーーーーチョキチョキチョキ

おめでたい!!ちゅーちゅーちゅー

 

もう一人の当社の河合君は残念ながら第3位でしたが、それでも優秀、優秀。デレデレ

そして続いては令和3年度の入校式

今年の訓練校の生徒は13名。

過去最多です。

左官業界は現在、高齢化による職人減少の真っ只中。

他の会社もいよいよ本格的に焦り出し、新規採用に動いているように感じます。

 

明日からは訓練校の4月の集中訓練がスタートしますビックリマーク

毎年恒例、私がその講師を務めます。

13名という大人数を預かる、それもこのコロナ禍の中。

とーーーっても難しいことですが、左官の未来のためにも気合を入れて頑張ります!

 

 

こだわり+左官だらけ

現在、新社屋の仕上げの真っ最中です。

新社屋と言っても、1フロア8メートル角のたった60平米ほどの本当に、本当に小さな事務所です。ニコニコ

間仕切りもなく、ただの1ルーム。

通常の事務所ビルであれば、ここまで出来ればあとはビニルクロスにフローリング貼りで完了!

せいぜい二週間程度あれば引渡しまでいけるはず。

 

しかし当事務所はまだまだ終わりが見えておりません。

なぜなら、

仕上げが「こだわり➕左官だらけ」だからです。

 

たとえば、左官の素晴らしさを表現するために、あちらこちらにR(曲面)を設けています。

特にこだわっているのが、先週もご紹介した吹き抜けの階段です。

模型では簡単に作れる壁が局面の階段ですが、

実際にこれを建築で作ろうとすると、大変な作業となります。

すごい下地でしょ!!

下地だけでも芸術的な美しさ!デレデレ

この下地を施工してくれたのは、左官ギャラリーも作っていただいた、今や中屋敷左官工業には欠かせない

「こだわり変態仕事のパートナー」の大工さん。グラサン

下地が出来上がり、石膏ボードが貼られ、いよいよ左官屋さんの出番です。

この素晴らしい下地に負けるわけはいかないビックリマーク

 

下地処理から下塗りが完了しました。

下塗りだけでもいい感じーーーーアップ

壁から階段が突き出ている感じがますますいい感じーーアップ

壁も天井のすべて塗り壁で、これらを施工しているのは大半が20代の若手職人です。

社屋の仕事は若手の人材育成の場でもあるのです。

 

さらに、オフィスといえば、書類を入れる棚が必ずいりますよね?

今回それもすべて左官で仕上げちゃおう!!ということで、

これらの棚はすべてベニヤ板で製作し、それをモールテックスで仕上げています。

60以上あるマスを、一つ一つ天井、壁、床と仕上げていってます。

モールテックスを仕上げているのは、皆、若い子たち。おねがいおねがいおねがい

今までモールテックスは知っていたけど、見たことしかなかった若いメンバー。

先輩職人から丁寧に教えてもらい、1マスづつ丁寧に仕上げています。

とても楽しそうちゅーちゅーちゅー

自分達がこれから使う社屋を自分達でつくる。

若手にとっては、本当に良い経験だと思います。

 

しかし社屋の仕事は若手の育成の場だけでは終わりません。

中屋敷左官工業の技術力を高めるために、

デキるメンバーには「そんなの無理でしょーーー」ゲロー滝汗ポーンという強烈なディテールに挑戦中!

果たして上手くいくかどうか、正直わかりません。滝汗

もしかしたら、全部壊してやり直すかもしれません。ドクロドクロドクロ

「挑戦」ということは成功が約束されていないのだから。

そんな自社の仕事だからこそできる難易度の高い仕上げに挑戦中。叫び

 

坂口くんが取り組んでいる作業もアンビリーバブルな挑戦です。

ここから先は、ひみつです。秘密秘密秘密

まさに社屋の左官工事は未来の左官工事への挑戦でもあるかな。

 

まだまだ完成までは遠い道のり。

しかし、4月に入ったら乗り込みの仕事が目白押し。

 

うーーーーん・・・・いつ完成するのかわかりましぇーーーーん。あせるあせるあせる

ま、いっか。

 

 

 

 

 

新たなディテールの挑戦

昨年4月から建設中の新社屋。

左官工事以外はほとんど工事は終わっており、現在、急ピッチで左官工事が進行しております。アップ

 

しかし!

ここからがきょーーーーれつに仕事量があるんです。滝汗滝汗ゲロー

なんたって、左官屋さんの社屋です。

内部も外部も左官工事だらけ。

さらに中屋敷左官工業は「こだわり」がテーマの会社なので、

もちろん左官工事はたくさんの「こだわり」が入っています。

 

今日はその一つをご紹介します。

こちらは新社屋の階段部分を一階から見上げた写真です。

1階〜3階までの吹き抜けです。

 

2階から3階への階段は鉄骨造。

下の写真のように、一段一段、鉄のプレートが跳ね出しになっている構造です。

 

この鉄のプレートがどうなったのかというと・・・

こんなんなりましたーーーーポーンポーングラサンチョキ

2階から3階への階段15段、すべて形が違う鉄の踏板とまったく同じサイズのテラゾーで仕上げてあります。

厚みは45ミリ

45ミリの厚さの石の板が壁から突き出ているようになっています。

厚さ45ミリの大理石は1m2当たり、およそ130kgです。

本物の大理石でこれを施工しようとすると、金額は恐るべし金額の上、重量もとんでもないことになってしまいます。

 

このようなディテールを現場テラゾーなら出来てしまうのですビックリマーク

さて、この現場テラゾーどうやって施工したのかというと、

まずは踏板鉄板より1センチほど小さくした厚み36ミリのベニヤ板を加工します。

それらを別の場所ですべて箱状に組み立てます。

ちょっと文字では伝えづらいので、イラストで施工要領を解説します。

すべて形が違うので型枠も大変でしたーー

その型枠にテラゾーの材料をまずは立ち上がりに丁寧に詰め込み、

そのまま天端にテラゾーの材料を平らに塗りつけます。

そして乾燥後、全ての段板を天端、側面、小口と丁寧に研ぎ上げていきます。

天板を研いでいるときの写真。

小口もすべて形状が違うので大変でしたーーーゲッソリ

 

それを鉄板に事前に溶接しておいたボルトをアンカーとして接着して取り付けます。

接着後は下の写真のように丸一日固定します。

こうして、出来上がった階段がこちら。

超カッコいいーーーーラブラブラブ

 

ただし心配なことがひとつ。

踏板が跳ね出しの鉄骨プレートなので若干振動します。

通常のセメントテラゾーだと、その振動でテラゾーがひび割れる可能性があります。

そこで今回も、ビールストーンというモールテックスの兄弟分のテラゾーの材料を採用しています。

しかしビールストーンでも割れないという保証はありません。

これはどこでも施工したことのないディテールだと思うので、ある意味新しいディテールの実験でもあります。

 

新社屋は左官の実験工場でもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土間工事の師匠

現在取り組んでいる、床コンクリート仕上げ(土間工事)施工強化

 

それをさらに強化するために、先週私は福岡に行ってきました。

目的は土間工事の師匠に私たちの施工方法が間違っていないかどうかの確認と、動画撮影です。

当社の土間工事の師匠とはJS工法の生みの親でもある、上成工業の木場社長です。

木場社長は土間工事の「鬼」です。

職人歴50年、床コンクリートの精度と品質を高めるために、今なおより良い施工法と道具の探究を続けておられます。

 

3年前に札幌にまでお越しいただきご指導を受け、

おかげさまで自分たちの力だけでお客様にも驚かれるような素晴らしい床を出来るようにしていただきました。

 

上成工業さんに到着し、早速今回の当社の取り組みを相談させていただき、施工方法を確認させていただいたところ「社長、これでいいんです!」とお墨付きをいただき一安心。

そして私が以前からどうしても撮りたかった動画撮影を快く受けていただき、撮影させていただきました。

いやはや・・・これが凄かった!

私が出会ってきた一流と呼ばれる職人さんに共通することがひとつあります。

それは、どんな細かい作業にも「なぜ?」の答えがある。

「なぜそうするのか?」「なぜその道具を使うのか?」「なぜそのように動かすのか?」

木場社長にも完璧にそれがあり、それがまた細部の細部まで、そんなことにまで?というくらい細かく理論をお持ちでした。

想像以上の映像を撮らせていただきました。

木場社長、ありがとうございました!!

 

そしてそれを札幌に持ち帰り早速活用させていただきました。

この日は左官技能研修センターで講習会。

まずは動画を見ることからスタートビックリマーク

そして私の方から動画を参考にしながら理論を解説し、その後3階から2階へ移動。

 

床に砂を敷き詰め、砂をコンクリートに見立てての実践トレーニング。

まずはコンクリートを掻くトレーニング。

「腕ではなく、腰で掻く」という教え通り、モデリング。

これをやると、皆口を揃えて「これだと楽です!と。

 

これが出来るようになると、続いては当社の床施工システムを砂で実践。

いい感じーーー

 

作業はすべて木場社長の教えを細かくモデリングします。

 

木場師匠の教え通りに!

ただそれだけで、劇的に変化しますーーーアップ

これまでは土間工事といえば体力的にもキツい辛い作業でしたが、それが大きく変化し、

ますます進化を遂げましたーーーちゅーちゅーちゅー

 

実はこのトレーニング、3年前にもやろうとして、研修センターに砂を準備したのです。

ところが、仕事が忙しすぎて準備だけで終わってしまい、苦労して2階まで上げたこの砂を、再び袋に戻して下ろしたという苦い経験があったのです。

ようやく今年、出来ました!

今回のトレーニングプログラムは若手にもとても好評で、大成功!

これがやりたかったんですーーーーー

 

 

 

 

 

これがやりたかったんだー

前々回のブログで技能検定のコーチについてご紹介しました。

たった一週間で全員が劇的な変化を遂げることが出来ました。ウインク

逆に言うと、今までがひどかったと言うことです。

4名の技能検定のトレーンングを見て、私には彼らの日常が見えていました。

 

コテ使いが雑なもの。

仕事の端々が汚いもの。

最初から自分には無理だと思っているもの。

 

「一事が万事」

「これは技能検定のためのトレーニングではない。日常生活の仕事とまったく同じだ!

私が彼らに伝えた言葉です。

 

昨年、現場に行ったときにも実は感じていたことでした。

「技術を理解していない」

 

仕事が落ち着いたら若手にもう一度「左官技能習得のコツを伝えなくてはならない」と昨年から決めていました。

そこで社内研修を増やす計画を立てていました。

社内研修といえば当社では左官技能研修センターで行うのですが、

研修センターは本社から40分ほどの遠距離にあるため、仕事が終わってから集まるのがなかなか難しいのです。

それが昨年までの悩みでした。

 

その問題を解決するのが、昨年より建設中の新社屋なのです。

本社であれば、毎日ここに集まって車に乗り合わせて現場に向かうので、帰りがけにちょっと集まってミーティング

なんていうことが非常にやりやすくなる。

 

当初の予定では昨年秋には新事務所に引っ越ししているはずでしたが、昨年は非常に忙しく、自社の仕事は後回しーーー

というわけで工期を大幅に延長。

ほぼ四ヶ月間、現場には誰もいないと言う状況でした。

今年に入り、最後の内装下地工事が再開し無事完了。

残るは左官工事と、左官工事終わってからの電気、設備の器具取り付け。

 

完成まで待ちきれず、建設途中の新社屋を使って社内講習会を行うことにしました。

 

テーマは「大規模床のコンクリート床打設の基本」

工場などの床工事の仕上げは10人規模の人数で作業を行われます。

昨年、現場パトロールに行った時のこと。

「若手が作業を理解していない」と痛感したのです。

「作業がシステムになっていない」ので「やる度に違うし、メンバーが変われば違う」

これでは若手はどれをお手本にすれば良いのかわからず、学べるはずがない。

 

この問題を解決すべく、この講習会を開催することにしたのです。

私のコーチ術は、技能五輪も、技能競技大会も、技能検定も「理論」が何より大事。

というわけで、まずは理論から。

「そんなことで簡単に変わるはずがない」と思う方が多いと思います。

特に左官業界の中では多いかも。ちゅー

 

この研修の翌日に結果はでました。

半信半疑だった彼ら自身が驚くほどの大大変化が起こったのですーーーアップポーンポーンポーンアップ

 

私は動画を撮影してそれを早速編集し、振り返り研修を開催。

自分たちの動画を振り返り、新たな改善点を洗い出し。

 

そして翌週、この研修内容を踏まえて作業。

 

そして第3回目の講習会は、若手技能者をできる限り集めて、この2回の講習会で決めた施工法を全員で共有しました。

 

理論を理解した上で実践すると、問題点も具体的に出てきます。

「技術を言語化する」

これがとーーーっても大事。

 

これによって映像を見ても、理解度が格段に上がり、全員が同じイメージを持てるようにもなります。

理論と実践を融合した姿を見ることによって理解することに繋がるのです。

理論だけでもダメ、実践だけでもダメ。

作成した動画は社員専用のyoutubeにアップし共有。

これを繰り返していけばもっともっと良くなる!!

 

これがやりたかったんだーーーーー

 

新社屋を活用して今年は技能向上研修バリバリやりまーーーす!メラメラメラメラメラメラ

 

 

 

 

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>