ベッド横の大きな窓が鏡の役割をしている。
オレも雅紀もお互いを見たり鏡を見たりしながら求め合っていた。
「ふっ、あああ…イイ…きもち、い…」
「しょーちゃ、ナカ、あつい…」
「あああっ、あっ!イク…まさ、まさ!!」
「もうイク…っ!」
雅紀の上で踊り続けたオレは白濁を噴射した。
雅紀の肩に手を置いてそのままの姿勢で息を整えた。
「ごめ…大丈夫か?」
「何言ってんの?ほら…おいで」
くふくふと笑いながら雅紀が手を伸ばしてくれたから遠慮なくそのまま胸に引き寄せられた。
「うわ。べちゃべちゃするわ」
「くふふー。またいっぱい出しちゃったもんねぇ」
「んっ…ふんぅ」
「んぅ…」
オレの頭を押さえつけた雅紀がオレの口ごと咥え込むようなキスをしながらずるりとオレのナカから出た。
いつものことだけど、雅紀がナカから出る時にはオレが変な声が出ないようにとキスで口を塞いでくれるこの優しさが好きだ。
「なぁ…」
「ん?」
「明日はさ、なんもしねぇでずっとこうしてよ?それで夕方になったらここを出よ?」
「いいの?」
「ん。レイトチェックアウト。17時までに出ればいいから。それから車でゆっくり移動しよ」
「ん」
「贅沢な時間の使い方しよーぜ」
「例えば?」
「聞くな。ばぁーか」
「翔ちゃんのばかは破壊力抜群すぎんだよ…」
オレの腕をぐっと引いた雅紀はしっかりオレを抱きしめてくれた。
このままこの腕に抱かれていたい。
「なぁ、シよ?」
「また声が出なくなるまで?」
「ふははは。出なくなるまでな!」
「お易い御用です」
ちゅっと音を立ててキスをしたオレは雅紀の上で体を反転させて雅紀のを咥えた。
同時に雅紀もオレのを喉の奥まで咥えてくれた。