絶叫に近い声を上げて雅紀が果て、そのまま意識を飛ばした。
やべ。ヤリすぎた...。
ぐったりしている雅紀を見て急に現実に引き戻された。
とにかく拭かないと。
浴室のタオルをお湯で濡らし、雅紀の顔や髪、カラダのぐちゃぐちゃでドロドロでカピカピを拭って綺麗にした。
そしてツインのベッドの使ってない方へ雅紀を移動させて毛布をかけた。
ドロドロのぐちゃぐちゃのベトベトのカピカピにした方のシーツはせめて綺麗にしないとなって思ったオレは雅紀の体を拭いたタオルで白いドロドロを拭き取った。
つか、果てしない量を2人して出したんだな?
ベッドをゴシゴシしながら足の間でぷらぷらと揺れているオレのソレをぴんってはじいた。
そしてひと段落してからシャワーを浴びた。
けど。
いててててて...
シャワーのお湯がかかると背中があちこち滲みる。
振り返って鏡を見ると、背中中に爪の引っかき傷があった。
ヤッてる時は気づかなかったけど、雅紀が背中に爪を立てていたらしい。
でれ。
やべ。
感じてる雅紀の顔を思い出すとめっちゃニヤニヤする。
だってオレの背中に爪を立てちゃうくらい気持ちよかったっつーことだろ???
それだけ夢中になってくれたっつーことだもんな?
おいおい。
おいおいおいおい。
もうニョキるな、オレよ。
もう出すだけ出しまくってきっとお前もカスカスだろ?一晩だけでも大人しくしようぜ。
ぴん。
オレのオレをはじくと、ぷるぷるってソイツは足の間で揺れてた。
それから手早く体を拭いてから雅紀のとなりに潜り込み、小さな頭の下に腕を通して腕枕をすると、すやすや眠る雅紀を素肌に抱きしめて目を閉じた。
いつか大人になったらさ。
いつもこうしてくっついて寝ようぜ。
ちゅ。
ひし形の唇にキスを落とした。
おやすみ、雅紀。
また明日な。