リベラルと保守 ② | 中杉 弘の徒然日記

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【ゆっくり解説】大日本帝国憲法

 

 

リベラルと保守 ②

 

戦後は、貴族院が廃止されて、上院が参議院、下院が衆議院となりました、上院の貴族院が廃止されたので、選挙によって庶民が参議院議員になれるようになったのです。

戦前は、大衆政治が衆議院議員、保守が貴族院議員だったのですが、今では参議院も、衆議院もリベラル思想の議員が大多数になってしまったのです。

日本の伝統は大家族です。自民党は、それを認めていません。2LDKの団地をどんどんつくり、核家族の体系に変えてきたのです。それで自民党は、先の大戦のことを外国人に対して詫びてきたのです。これも、保守的ではありません。リベラル思想です。

「朝鮮人にお詫びをしなければいけない。朝鮮人にお詫びをするならば、世界の国々にお詫びをしなければいけない」ということをやってきたのです。謝るということは、保証金をつけるということです。

その考え方は、リベラルです。自民党は、その通りやってきたのです。竹島を盗った韓国に援助をして、従軍慰安婦を認めて、韓国に賠償金を払い、ありもしない南京大虐殺を認めてきたのです。全て自民党がやってきたのです。

自民党は、「日本が一番悪い、申し訳ありません」と謝り続けてきたのです。この考え方は、完全なリベラル思想です。

保守主義とは、「お前、ふざけるな。戦前、世界に対して日本人は悪いことなど、一つもしていない」という考え方です。日本は戦争に負けたから、戦後賠償や、憲法を押し付けられたのです。

日本は、早く戦前に戻さなければいけません。憲法を改正して、天皇を国家元首に戻して、憲法第九条を改正して、国軍を持たなければいけません。参議院は、貴族院にしなければいけません。それが、保守主義です。

ところが、自民党はこれらの一つも実行していません。やっていることは、全てリベラルです。そこに格差が起きてくるのです。藤井聡先生の講義を受講して、このようなことがわかりました。

 まだ、この話は先に進むのです。「リベラルとは、何か?」というと、「人間の良心を信じることだ。人間は、全て良い人なのだ」と言うのです。悪い人などいません。わかりますか?

 保守主義は、「人間は良い人間などいない。スキがあれば、人の物を奪おうとするのだ」と考えています。ロシアのプーチンがそうです。ウクライナを侵略して、住民は皆殺し(genocide)です。これは、リベラルの思想から言っているのです。

本当の保守ならば、「人間は全て良い人間だ」などとは、考えません。リベラル思想の連中は、「人間は全て善だ」と考えているのです。「人間の中には、銃を乱射したり、麻薬をやる人間はいないのだ。だから、もっと自由を!」と言うのです。

 「自由を!」と主張するのが、リベラル主義者です。そこで、代表的な言葉がビートルズの「 Let It Be(ほっといてくれ)」です。これは、「もっと自由を!」という思想です。「 Let It Be(ほっといてくれ)」は、リベラルの思想です。

 「我々に箍(たが)をはめるな、我々を監視するな、ほっといてくれ!」というのが、「 Let It Be(ほっといてくれ)」です。それがヒッピーの合言葉になったのです。そこのところをビートルズがうまく表現したのです。

 だれだって、自由になりたいのです。でも、自由は怖いのです。人間には、悪人がいるのです。ヒトラー、プーチンのようにいきなり戦争を始める独裁者がいるのです。「自由がよい」というのは、「悪人はいない」という前提です。

 「戦争をするのが大好きで、人殺しするのが大好きだという人間はいない」と考えているのです。だから、共産主義だというのです。共産主義の根本の考え方は、「人間はよいものだから、規制しなくてよいのだ。規制は、できるだけ少なくしてよいのだ」という考えです。

 保守主義の人たちは、「人間は悪だ」ということを知っているのです。悪だから、権力や、国家が必要です。国家という縛りをかけるのです。「 Let It Be(ほっといてくれ)」と言っても、縛りをかけるのです。それが保守です。

 これが一般の人たちは、わかっていないのです。共産主義は「人間主義だ」というのです。「人間主義」という言葉を聞くと、正体がすぐにわかるのです。

公明党創価学会は一体何でしょうか? 創価学会は、「人間主義」で、世界平和主義者です。「話し合えば、わかる」と言うのです。それは、「人間はよいものだ」という前提条件があるのです。だから、公明党はリベラルだとわかるのです。

 生きているのか、死んでいるのか知りませんが、池田大作が、最近でもロシアの戦争に口出しをしてきて、「話し合えばわかるのだ」と言って、威張っているのです。

では、皆さんに質問します。公明党は、何政党なのでしょうか? 答え、公明党はリベラル政党です。少しは口で保守主義的なことは言います。公明党の保守主義は、付け焼刃と、身を隠す手段です。公明党は、完全なリベラル=自由主義者です。

 共産主義の根底にも、自由主義があります。共産主義の反対側にも自由主義があります。それが公明党です。そんなことを普通は言いません。このような考え方はできません。

 反対に本当の保守はどうでしょうか? 田母神先生の講義も見たのですが、田母神先生は完全な保守です。「国家というものは、軍隊がないとできない」とはっきりと言っています。こんな端的に言われている人はいません。

 「民主主義の国家があり、それを軍隊が守るのだから、軍隊は最小限でよい」というように、リベラルの連中は考えます。「国家は、自然にできるのだ。できた国家を軍隊が守るのだ」という考え方です。

 田母神先生の考え方は違います。国家は軍隊が造るのです。まず、最初に民衆が集って「国家ができました」などという国家は一つもありません。軍隊が制圧して、「ここに国を造る」ということです。神武天皇の東征がそれです。

 国家の建設と軍隊は同時です。「民主的な国家があり、それを軍隊が守る」というのが、リベラルな考え方です。そんなことはあり得ません。そんな国家はありません。国家は軍隊が造るのです。

 ということは、「軍隊は国家だ」と、いえるのです。田母神先生は、本物の保守だとわかるのです。田母神先生は、本物の保守ですから、徹底的に嫌われたのです。現代の世の中は、全てリベラル思想です。危険思想ということは、「保守思想をもっている」ということです。

 革命思想をもっている連中のほうがよっぽど危険です。「伝統、秩序を守らなければいけない」という田母神先生は、保守思想です。だから、リベラルに徹底的に嫌われて、叩かれて、ひどい目に遭ったのです。

 田母神先生の主張は、全て正しいことです。そのようなメガネで人を見る場合、「貴方はリベラルですか、それとも保守ですか?」と聞いてみるとよいと思います。僕は、参政党はよいと思います。神谷宗幣議員が言っていることは、保守です。

 ところが、反対の場合もあります。口では保守を唱えながら、リベラルの場合もあります。それが参政党に対する批判です。「口で述べる保守思想、裏ではリベラルなのではないのか?」ということです。そのようなことが疑われているのです。

 このような見方をすると、全てわかってきます。「保守か、リベラルか?」、これがわかると、みんなわかってきます。以上!

 

憲法は、破棄しかありません! ぜひ、お読みください!!

 

 

 

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