日蓮大聖人様は、『立正安国論』を二度書かれています! | 中杉 弘の徒然日記

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日蓮大聖人様は、『立正安国論』を二度書かれています!

 

 日蓮大聖人様が、生涯を通して二度書かれたのが『立正安国論』です。

1260年(文応元年)7月16日 39歳で『立正安国論』を北条時頼に提出して、諫暁したのです。

晩年にもう一度書かれたのが、立正安国論奥書』です。

 日蓮大聖人様が一番心配されたのは、国のことです。この国は、どうしたらよいのでしょうか? 日蓮大聖人様が、二度目に『立正安国論』を書かれたときには、蒙古襲来により他国侵逼難が現実のものになったのです。

 「日本は、他国から攻められる」ということが、『立正安国論』のテーマです。二度目に執筆されたときには、現実に蒙古が攻めてきたのです。蒙古調伏をされたのが日蓮大聖人様です。中心になっている思想は、何でしょうか? 

この『立正安国論』は、「世皆正に背き人悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて相去り聖人は所を辞して還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り災起り難起る言わずんばある可からず恐れずんばある可からず。」から始まります。

 創価学会も、顕正会も、日蓮正宗も、この言葉を本当にわかっていません。この中で一番大事なことは、「世皆正(せい)に背き」ということです。

 「正(せい)に背き」とは、一体どのようなことなのでしょうか? 日本国には、天皇陛下もいらっしゃいます。天皇陛下の正義を説いている人もいます。学者もいます。「正義とは何か?」ということを論じる人もいます。

 「正(せい)」とは何でしょうか? これを問わなければいけません。これを問わないと日蓮大聖人様の仏教はわかりません。正(せい)とは、正義の正(せい)です。人々は、正(せい)に背いているのです。

 「世皆正に背き人悉く悪に帰す」と丸暗記して読んでも、世界は何も変わりません。正(せい)とは、何でしょうか? それを思索しなければいけません。

 今の世相を見ても、政治家には正(せい)がありません。「どうして、政治家には正(せい)がないのか?」というと、正(せい)を捻じ曲げてしまっているのです。

 青山繁晴議員が言っていましたが、原発の下に活断層が通っているのです。そのことを発言しようと思うと、政治家も役人も「し~~~!」と言うのです。青山繫晴議員が、1時間の時間をもらって国会で遂に質問してしまったのです。

 何故、こんな大事なことを「し~~~!」と言うのでしょうか? 自由な発言をするために、青山繫晴議員はどこからもお金をもらっていません。まずいことは、発言させずに、素通りさせるのです。そのような話ばかりです。

 例えば、茂木さんは、いつから外国人参政権の法案の賛成に回ったのでしょうか? これを見ても正(せい)が全くありません。この法案には、反対していたはずです。林外務大臣は、「中国が大事」と言っているのです。

 一体これは、どういうことなのでしょうか? 自民党は、中国共産党・自民党なのでしょうか? 自民党にも親中派の議員が大勢います。そのようなことを「正(せい)がない」と言うのです。

 それを「世皆正に背き人悉く悪に帰す」と言うのです。

 もっと言葉を変えて言うと、筋道が通らないということです。岸田首相の息子と親族が集まり、首相官邸で酒を飲んで、赤絨毯の階段で寝そべって写真を撮っているのです。しかも、岸田首相の息子は、サンダルをはいて国会に行くらしいのです。

 首相秘書官は、大臣よりも上の権限をもっているのです。それがサンダルで国会に行くのです。首相官邸に親族を集めてみんなで飲んで遊んでいるのです。どう考えても正(せい)がないでしょう。

 岸田首相もシラ~として、息子を怒鳴りつけることもありません。何もしていません。活断層の上に原発を造るとか、憲法改正をしなければいけないのに憲法改正をしません。このような風潮があるのです。

 外国人に参政権を与えてはいけないのに、外国人に参政権を与えようとしているのです。差別などありもしないアイヌ人に350億円も払っているのです。何をバカなことをやっているのでしょうか?

 そんなことをやるから、ロシアに火がついてしまったのです。「アイヌ人は、ロシア人だったのか? では、俺たちが守る義務があるではないか。従って、北海道に侵攻して、アイヌ人を救わなければいけない」という大義名分を与えてしまったのです。このような政治家のバカさ加減は、まったく考えられません。

中国は、「沖縄は琉球と言って、かつて日本の領土ではなかった。むしろ、琉球は中国のものだ」と言い出したのです。

 それに加担している沖縄の人たちがいるのです。それを曲学阿世といいます。くだらない理屈をつけて、正当化しているのです。「北海道はロシアのものだ」「沖縄は中国のものだ」と言わせて、政治家は黙っているのです。

 そのようなことが、「正(せい)がない」と言うのです。「世皆正に背き人悉く悪に帰す」の「正(せい)」とは、道理ということです。道理が通らないで、無理難題を言って屁理屈をつけて人の物をかっぱらったり、人の領土を盗ったりしているのです。

そのお先棒を担いでお手伝いをしているのが、政治家です。何という奴らなのでしょうか? 恥を知りなさい! 獣以下です。

 政治家は狂っているでしょう。まだあります。日本は防衛費を高めなければいけません。それに左翼は反対しているのです。左翼の思想は「防衛費を増額する必要はないのだ。大きなカギをかけると、大きな破壊が行われるのだ」というのです。日本共産党の理論はそうなのです。

 「国を守るために大きなカギをかけると、相手はもっと大きな武器をもって壊しにくる。鍵は小さくてよいのだ」というのです。共産党の連中は、本当にそんなことを言っているのです。

 道理も通らなければ、まったく正(せい)がありません。滅茶苦茶です。

「在日朝鮮人の希望者は、全員日本籍にしてやれ」と河野太郎は言ったのです。くだらないことを言っています。これも道理が全くありません。

 今の社会現象を見ると、全て道理がありません。道理などありはしません。道理らしきものに見えることは、一生懸命勉強をしてよい成績をとり、東大に行くことです。それが「道理だ」と思っているのです。それは、道理ではありません。東大に行くことは、道理でもなければ何でもありません。権力の分け前にありつけるということだけです。

 三島由紀夫は、大蔵省に入ったのですが、1年で辞めています。「ここは、俺のいるところではない」と悟ったのです。三島由紀夫は、権力など求めていません。だから、大蔵省を辞めたのです。

 今 東光和尚も参議院議員になったのですが、すぐに辞めたのです。「これは、俺のいるところではない」と悟ったのです。大橋巨泉も参議院議員になったのですが、すぐに辞めたのです。「これは、俺のいるところではない」と悟ったのです。それは、道理が全く通らないからです。

 「これは、俺のいるところではない」ということが、「世皆正に背き人悉く悪に帰す」ということです。わかるでしょう。

物事を考える人は、聖人は所を辞して還りたまわず」です。聖人は、「国会よ、さようなら」と去っていくのです。

 このように言うとすごくよくわかるでしょう。『立正安国論』は、深いところから考えられているのです。この道理というものは、「法華経を信じなさい」ということではありません。国会の前に法華経を置いても、それは正(せい)を立てたことにはなりません。

 皆が「世間の役職と、権力が欲しい」と思っているのです。そのためには、正(せい)は、どうでもよいのです。欲望という現実が優先するのです。そして、正(せい)に背くのです。

 そのようなことをやっていると、他国侵逼難が起きてくるのです。現実的に蒙古が日本に攻めてきたのです。14万人の大軍で日本に押し寄せてきたのです。ところが、日本を攻め落とすことはできなかったのです。

 どうしてでしょうか? それは、日本に正義があったからです。日蓮大聖人という義があったからです。

 結果的に蒙古は、日本を侵略することはできなかったのです。日本は、正(せい)をもった国です。

 ところが、最近の風潮を見ると、正(せい)を忘れて、道理を忘れて、欲と権力で動く人間がうごめく日本になってしまったのです。これを「世皆正に背き人悉く悪に帰す」と言うのです。

 それを正していくことが、正理会の目的です。道理が通らないところに道理を通していくのです。それは、わめきまわることではありません。正義を立てていけばよいのです。正義は、必ず認められることになるのです。今日は、『立正安国論』のお話でした。

 

 

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