公明党と創価学会は一体である! ② | 中杉 弘の徒然日記

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公明党と創価学会は一体である! ②

 

 創価学会は、公明党をつくり政党を持つと、様々な評論家から非難されました。「公明党は政教一致だから、憲法違反だ!」と言われて、総攻撃されたのです。皆、憲法違反だと思い込んでしまったのです。宗教は自由ですが、公権力を持った宗教政党は憲法違反です。

 「日蓮大聖人様のご精神を広める」ということは、正しい考え方を政治の世界でも広めるということです。そのような信教の自由がありながら、「憲法違反だ」と言われたのです。公明党も創価学会も何が何だかわからなかったのです。

 その時に、助け船を出したのが故・小室直樹先生です。しゃべりはあまり上手くなかったのですが、文章を書かせたら、天下一品です。「公明党、創価学会が野党の場合は、何を言おうと自由である」と言われたのです。

ですから、公明党は堂々と「王仏冥合」と言ってよいのです。王道は政治です。仏は仏教です。「王仏冥合でなければいけない」と言うと、「そんなことを言ったら、政教一致だ」と言われて黙ってしまったのです。

 それは違います。公明党が野党の場合は、何を言っても自由です。何故かと言うと、野党には、政治権力がありません。野党は政治権力を持っていないから、憲法違反だということはあり得ません。

 今はどうでしょうか? 公明党は与党です。与党だから、必ず大臣を出しています。公明党からは、国土交通大臣が出ています。これは憲法違反です。こんなことをやっているから、創価学会は絶対に広宣流布はできません。公明党は、即憲法違反になってしまいます。そうならば、憲法を改正しなければいけません。

最近、バイデンが言った言葉があります。「日本国憲法は俺達が創った憲法だ」とハッキリ言っています。日本が独自につくったものではありません。「日本に押し付けた憲法だ」と言っているのです。

そんなことは、わかりきっていることです。政治家は、どうして憲法を改正しないのでしょうか? 憲法は昭和21年につくられたものです。終戦は、昭和20年です。終戦から1年しか経っていないのに、GHQは憲法を押し付けてきたのです。

日本も随分抵抗したのですが、「抵抗するならば、天皇を処刑する」と、GHQに脅かされたのです。その前段階で、東京裁判でA級戦犯を絞首刑にしたのです。「これが、A級戦犯の罪だぞ。ここに天皇も入ってくるぞ。天皇を最高責任者にすれば、天皇は終わる」ということです。

「この憲法を受け入れなければ、天皇を処刑する」と言われたら、当時の政治家は「やむを得ない。天皇に責任を押し付けるわけにはいかない。GHQに押し付けられた憲法を受け入れましょう」と判断したのです。それが実態です。

それで日本の政府は、GHQに押し付けられた憲法を受け入れたのです。この憲法には、2つの大問題があります。それは主権の問題と、憲法第9条の問題です。日本国憲法の主権者は天皇ではありません。主権の代わりに象徴天皇にしたのです。

主権とは、主人公ということです。「天皇に主権がある」と言うならば、「天皇は日本の所有者であり、日本の主人公である」ということです。そのような言葉を止めて、「象徴天皇」にしてしまったのです。

象徴天皇とは、日本のシンボルです。そこで、皇室の役割が何だかわからなくなってしまったのです。GHQは、どうして憲法を押し付けて、天皇は壊さなかったのでしょうか? それは、「利用したほうがよい」と考えたのです。

「日本国民は天皇でまとまるから、天皇はそのままにしたほうがよい。だが、主権は与えないぞ」ということをやったのです。天皇はシンボルにして、国民はそれでも天皇についていくのです。GHQは、このようなことをやったのです。

戦前も宮内庁はあったのですが、それと違う宮内庁をつくったのです。戦前の宮内庁は、天皇陛下の御家来衆です。それが、天皇陛下を監視する組織に変わったのです。これは、竹田恒泰さんの言われる通りです。

「宮内庁は敵です。天皇を監視しているのです。また、再び天皇を担いで、軍国主義にならないように監視しているのです」と言われていました。天皇を担いで、原爆を造らないように監視しているのです。

戦前、日本は原爆を持っていたのです。理研の仁科博士の研究が完成していたのです。日本が立ち上がらないように、宮内庁で監視をしたのです。天皇ウオッチャーです。天皇を監視する者として宮内庁を置いたのです。

最近のKK問題を見ても、宮内庁のやっていることは、おかしいのです。おかしくなるようにやっているのです。天皇家には正義がありません。それは宮内庁から見ると、「待っていました。A宮家の連中は、もっとやっていいぞ!」と思っているのです。

A宮家が常識に反することをやれば、やるほど、「皇室はなくしたほうがよい」、という国民の意見が大きくなるのです。そのようなことです。

憲法には主権の問題と憲法第9条の問題があります。憲法第9条は、1項と、2項があります。

憲法第九条

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

 交戦権がないということは、致命傷です。バチッと殴られたら、「何をするのだ!」と怒って、殴り返すでしょう。日本国憲法では、「殴られても、殴ってはいけない。やられても黙っているのだ」と言っているのです。

 このようなバカな憲法が憲法第9条です。この憲法第9条を、共産党も、立憲民主党も、公明党の山口那津男も「守れ」と言ってきたのです。ふざけるものではありません!

 ロシア、中国、北朝鮮、韓国を見て御覧なさい。どこに平和を愛する諸国民がいるのでしょうか? 平和を愛する諸国民は何処にもいません。

 北朝鮮は、「原爆の実験を止めろ」と世界中から言われても、原爆の実験でバンバンと、ロケットを飛ばしています。絶対に止めません。ロシアもそうです。ウクライナの侵略を絶対に止めません。原爆を手放したウクライナは、ロシアに侵略されています。

 ウクライナは、ロシアから国土を取り戻す戦争をしていますが、日本の場合は、交戦権がありません。戦争をしてはいけないのですから、殴られたら殴り返してはいけません。こんな憲法があったら、国が守れるわけがありません。

 守るどころの騒ぎではありません。中国は、「尖閣列島も琉球も中国のものだ。日本が生意気なことを言ったら、400発の原爆を打ち込むぞ」と言って、日本を脅かしているのです。

 ロシアは「北海道は俺たちの領土だ」と言っているのです。ドロボウに、そのようなことを言われても、日本は黙っているのです。そのような憲法です。この憲法があると、アメリカとの同盟はありますが、NATOのような同盟には入ることはできません。

 NATOは、侵略された国があれば、必ず戦うのです。それは、交戦権がないと戦えません。日本国憲法第9条で、交戦権が否定されているのですから、NATOのようなものが東南アジア諸国で出来ても、加盟することはできません。交戦権が無いのですから、戦えない憲法です。

 この憲法を後生大事に守っていこうとしているのが、公明党の山口那津男です。共産党ですら、「自衛隊に戦ってもらう」と言っているのです。自民党が必死になって憲法を改正しようとしているのです。

 今こそ、憲法を改正する最大のチャンスです。ピンチ即チャンスですから、今でなければ憲法を変えることはできません。それを公明党の山口那津男は以下のように言ってきたのです。

 「憲法は変えないで、加憲はする。憲法第9条には、「自衛隊の存在を認める」と入れよう」と言っているのです。他の文章はそのままです。何をバカなことを言っているのでしょうか?

 公明党の山口那津男は、日本には交戦権がないのに、「自衛隊の存在を認める」などと加憲するというのです。これは、自己矛盾です。公明党は、このように突けばよいのです。すでに、政治的な間違いを犯しているのです。(③に続く)

 

※『虚構の憲法』をお読みください!

 

 

 

 

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