皇室問題は、憲法問題である! ① | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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 ※予科練の歌(若鷲の歌・昭和18年・七つ釦は桜に錨…CGで描く 大型画面で)

 

  本当の生き甲斐は、特攻隊の中にあったのではないか?

 

 

 僕は憲法改正の時期が近づいているように思えてなりません。何しろ、今の憲法では日本国を守ることはできません。まず、防衛費を考えてみてください。自衛隊の防衛費は年間5兆円です。中国の防衛費は年間25兆円です。アメリカの防衛費は90兆円です。

 中国は、さらに軍拡をしているのです。日本は5兆円の防衛費では足らないでしょう。誰がかってに、こんな枠を決めたのでしょうか? 「防衛費は国民総生産GDPの2%だ」と勝手に決めているのです。

 防衛費というものは、周りの敵が軍備を増やしたら、こちらも軍備を増やさなければいけません。先にしばりをくれて、「この範囲しか増やせません」というのはバカなのです。そんな馬鹿は見たことがありません。

 どうして、「このようなバカが出てくるのか?」というと、これは憲法問題です。憲法はもっとヒドイのです。

憲法第九条

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。と言っておきながら、ご丁寧に「国の交戦権は、これを認めないと言っているのです。これが縛りです。

 自衛隊は軍隊ではありません。本当は自衛隊もいけないのです。「何故、自衛隊が存在するのか?」というと、外国の侵略に備えているためです。事実、日本は侵略されているのです。

 何処を侵略されているのでしょうか? まず。北方四島です。終戦後、軍備がないからソ連に侵略されたのです。天皇陛下が終戦の宣言をしたので、日本の軍人は武器を置いたのです。そこでソ連が戦車で北方四島を蹂躙してきたのです。日本の女性は強姦されて、島民が殺されたのです。

 そのときに戦争はもう終わっているのです。堤中将が、「武器を持て!」と言って戦ったのです。それでソ連を追いかえしたのです。実際、終戦後にそのような戦いがあったのです。その時、まだ憲法はできていません。終戦したのが、昭和20年8月15日です。憲法が公布されたのは、昭和21年11月3日です。

 終戦して1年経ってすぐに憲法ができたのです。おかしいでしょう。GHQのつくった憲法で「軍隊を持たない」とハッキリ言われてしまったのです。終戦後、武装解除したので日本は軍隊がありません。天皇陛下の命令によって軍隊を解散したのです。だから、みんな悔しがったのです。「まだ、戦争をやれる」という連中が大勢いたのです。

 終戦の詔勅を聞いてから、特攻機に乗って飛び立った軍人もいたのです。宇野正美さんの説では、戦闘機は1万機あったというのです。通常でも、戦闘機は約2千機あったと言われています。軍隊がないと、国家は蹂躙されてしまうのです。終戦後、満州にいた日本人は、物資を略奪されて、女は強姦されたのです。

 矢追さんが結婚しないのは、それが理由だと思います。満州で立派な生活をしていたのです。日本が終戦すると、ソ連兵がズカズカと満州国に押しかけてきて、何をやったのかを矢追さんは見てしまったのです。トラウマになって結婚しないのでしょう。そのようなことが原因なのだと思います。

 北方四島もそうです。女性は強姦されたのです。ヒドイものです。終戦後、ソ連はシベリアに日本兵を60万人も捕虜として連れていったのです。戦争は終わっているのにです。

 シベリア抑留された日本人が日本に帰ってくるのに、10年もかかったのです。ソ連はヒドイことをしたのです。瀬島龍三もソ連に捕まったのです。ソ連にはその当時、日本人が造った立派な建物が残っているのです。奴隷として造らされたのです。軍隊がないとそうなってしまうのです。

 韓国は李承晩ラインを引いて、「竹島は俺たちのものだ」と言いだしたのです。勝手に引いた線の中に竹島も入っていて、「これは、韓国領だ」と言ったのです。ふざけるものではありません! 竹島は日本領です。日本の島だから、漁船が行くとみんな撃ち殺されたのです。数百人が韓国軍に殺されたのです。

 韓国は無理矢理に竹島を占領したのですが、日本は軍隊がないので何もできなかったのです。軍隊がないと、なされるがまま、盗られ放題です。

 李承晩はもっとヒドイのです。「九州をくれ。九州に韓国を造る」と連合軍に掛け合ったのです。さすがにアメリカも「それはダメだよ」と言ったのです。そのようなことを言ったのは事実です。

 軍隊がないと国は、ズタズタに盗られてしまうのです。国があっても軍隊がないと、滅茶苦茶に蹂躙されてしまうのです。女は強姦されて、男は皆殺し(genocide)です。軍隊が国の平和を維持しているのです。国があっても軍隊がなければ蹂躙されて盗られてしまうのです。日本人は、それを骨身に染みて知らなければいけません。

 アメリカがその気になっていたら、九州に韓国が造られていたのです。今は、沖縄は米軍に盗られています。アメリカが沖縄を占領したのですから、沖縄は離しません。本土復帰だけをやったのですが、米軍は沖縄に在留しています。

 軍隊がないと国はそのようになってしまうのです。終戦後、やっと憲法が出来たと思ったら、ヘナチョコ憲法です。平和を愛する諸国民はいないのに、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。というのが憲法第9条です。変な憲法です。奴隷の憲法だとわかるでしょう。

 日本は軍隊を持ってはいけないのです。軍隊に似た組織も持ってはいけないのです。日本は憲法をかいくぐって自衛隊をつくってしまったのです。自衛隊も本当はできなかったのです。それは、アメリカが利用しようとしたからです。

 朝鮮戦争が始まり、米軍の兵士がどんどん死んでいったのです。アメリカは「何故、日本に軍隊がないのだ?」と気が付いて、失敗したとわかったのです。米軍は日本に「軍隊をつくれ」と言ったけれども、吉田首相は「憲法があるので、軍隊はできません」と言ったのです。

 「貴方がくれた憲法でしょう? これを守っているから軍隊はできないのです」と言って吉田首相はアメリカから一本取ったのです。「仕方ないから、軍隊に似たものをつくろう」ということで、自衛隊ができたのです。自衛隊は、Japan Self-Defense Forcesです。自分で防衛する隊です。軍隊ではありません。ヒドイですね。これも憲法のせいです。

 実は、皇室問題も憲法問題です。GHQは、旧宮家を追い払い、天皇の防波堤をなくしたのです。宮家は、天皇の皇統が途絶えないためにするためのシステムです。宮家が12あったのです。12もあれば、宮家で男子が生まれます。その子供を天皇にすればよかったのです。そうすれば、跡継ぎには全然困りません。

 それをGHQは、なくして平民にしてしまったのです。A宮家のニセ皇族が残っているくらいです。何故、あんなニセ皇族ができたのかというと、皇族に平民が入ったからです。魅痴子さんから、平民が皇室に入ったのです。

 今頃になって、皇室問題を取り上げている人達が「平民の行動原理と、皇室の行動原理は違う」と言いだしたのです。そんなことは当たり前です。皇族には350億円の予算をつけているのです。それが平民と同じでいいはずがありません。

 考えてみるがよいのです。「貴方、天皇になってください。350億円の予算をつけます。職員は1千人つけます」と言われたら、誰でもそれらしい行動をするでしょう。そのようなことです。

 350億円の待遇をしてもらっておきながら、「誰と結婚してもいいのだ」などということはあり得ません。国民の意見を聞いて、候補者を数人つくって「この方はどうでしょうか?」と聞いて、決まるならば筋が通るのです。

 魔子ちゃんは「私が好きになったのは、この人よ。国民が反対してもこの人と一緒になるのよ!」と言っているのです。こんなことは、あってはならないことです。この問題も憲法から出ているのです。そのようなだらしがない憲法を保っているのですから、このようなだらしがない皇族も出てくるのです。

 憲法の中において、「天皇はいらない」となっているのです。だから、「象徴天皇」にしたのです。「天皇でなければいけない」ということはありません。天皇は象徴です。「俺も象徴になれるぜ。350億円も使えるならば、立派な天皇になってみせるぜ」と思うでしょう。

 「私は皇后になってみせるわ。350億円くれるのでしょう。早くちょうだいよ」と、鬼子さんのようになるのです。それから考えてもおかしいのです。この憲法の精神そのものが狂っているのです。

 我が国が、2800年続いてきた理由は、我が国の天皇は神であるからです。大名も天皇を神だと思っていたのです。誰も「将軍様が一番偉い」などとは思っていません。

 そのようなことを繰り返し昔の人は言ってきたのです。頼山陽は「我が国の主人は天皇である」と言ったのです。山鹿素行もそのように言ってきたのです。大名の上には将軍家がいたのです。

 「この紋所が目にはいらぬか!」と言うと、皆「はっはー」と言ってしまいます。徳川幕府は凄い権力です。でも、その将軍様の上には天皇がいるのです。それを頼山陽は、「如何に庶民に知らせるか」という本を書いたのです。『日本外史』がそれです。

 『日本外史』では、将軍は一段下げて書き、天皇は、一段上げて書いたのです。どちらが偉いのか一目瞭然です。それを読むと「天皇は偉いのだ」とわかるのです。武士は知っていたのですが、庶民は天皇を知りません。それをだんだんとわからせていったのです。

 頼山陽の『日本外史』を読むと、「日本の中心は天皇なのだな」とわかってくるのです。それが2800年続いた日本の伝統です。(②に続く)

 

 

 

■終戦時の戦力

 

終戦時の戦力は軍人の数で言うと、365万人の軍人がいたのです。その内、シナにいた陸軍兵は173万人です。近衛師団は天皇をお守りする部隊ですが、近衛師団は無傷で残っていました。驚くべきことです。

日本海軍艦艇は168隻残っていました。

「海軍各基地における終戦時の保有機種・機数(昭和2091日現在)」と題する資料があります。この資料は、昭和20年の終戦直後、マッカーサー総司令部の「昭和2091日現在の海軍各基地における保有機種・数を調査報告せよ」との命令に基づき海軍省軍務局が作成したものです。

一 戦闘機2,036機(26.9%

二 攻撃機1,306機(17.3%

三 偵察機701機、(9.3%

四 輸送機58機(0.8%

五 練習機3,431機(45.3%

六 陸軍機34機(0.4%

合計7,566機(出典図書は7,567機としているが合計すると7,566となる)

 

 

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