人間の摂理 ③ | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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トランプ氏「運動は始まったばかり」

 

 

 

新教徒は「信仰が自由な国があるらしい。そこを目指して行こうではないか」と言ったのです。プロテスタントの信者は、カトリック教会の弾圧から逃れてアメリカ大陸へ渡ったのです。それをWhite Anglo-Saxon Protestant(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)」といいます。アメリカはWASPの国です。そこで、一つの大事な教えがあります。有名な経済学者のマックス・ヴェーバーが「何故、アメリカが発展したのか?」ということを言ったのです。

まず、一番にみんなが真面目に働いたのです。WASP(ワスプ)に怠け者はいません。みんな、真面目に働いたのです。スコップを持って労働をしたのです。牧場は大変な労働です。それでも、真面目に働いたのです。

それで、日曜日になると、牧師さまの話を聞いたのです。プロテスタントには、神父はいません。何がいたのかというと、牧師がいたのです。「牧場の師匠」という意味です。みんなと一緒に働いて、牧場にいるけれども、日曜日は牧師になって、民衆は牧師から神の教えを教わったのです。

牧師と民衆は同じだということです。カトリックの場合は、神父は民衆の上にいるのです。その違いです。だから、プロテスタントの信者は「働いた者は全て自分の物になる」と考えていたのです。だから、一生懸命、働いたのです。

アメリカ人が一生懸命働くと、お金が貯まります。お金が貯まると、お金が余るから投資を求める人が増えるのです。「今度、大陸横断鉄道を造り、鉄道会社を造ろう。みんな資本金を出してくれ!」と言ったのです。

すると、民衆が「配当金はあるのか?」と聞くと、「配当金はあります」というので、「俺の貯めたお金を投資するぞ」というので、鉄道会社ができたのです。

庶民がバラバラに預金をしていたら、何もできません。投資をすると、利息をつけてくれると思うから、株を買うのです。鉄道会社もお金がないから、民衆からお金を集めてきて、会社を作るのです。

「今度は、道路を造ろう」と言うと、そこにお金が集まるのです。集まったお金で道路ができてしまうのです。「これからは、自動車だ。自動車会社を造ろう」と言うと、自動車会社の株が買われるのです。それで、自動車を大量生産するのです。

民衆の投資によって「鉄道ができた、道路ができた、自動車ができた」のです。そのようにして、どんどん新しいものができてきたのです。儲けたお金を投資して、投資家がそのお金を使って事業を起こして、儲けたら民衆に配当金を配るのです。そうなれば、発展するのです。

日本でも明治期に同じことをやった人がいます。それが渋沢栄一です。今度、日本の一万円札になります。彼は「お金はなんぼでも集まる。みんなお金がないと言っているけれども、私にはなんぼでもお金が集まる」と言ったのです。

渋沢栄一が「今度、電気会社を造ろう、投資者を募る」と言うと、「投資させてください、お願いします!」と言って、お金が集まってきたのです。お金が集まれば、電気会社もできるのです。会社が儲けた利益を配当することもできるのです。「はい、これが配当です」と言うと、「うわー、うれしいな」と思うのです。

また、渋沢栄一が「貿易会社を造る」と言うと、「また、お願いします!」とお金が集まってくるのです。

渋沢栄一は、200社の一流企業をつくったのです。いろんな人が渋沢栄一を訪ねてきて、「僕はお金がないから、何もできないのです」と言うと、「違うでしょう。君にないものは信用だろう。お金はいくらでもある。信用があればいくらでもお金が集まるでしょう。貴方のやったことは、お金が集まると飲んだり食べたり芸者を呼んだりして、お金を使ってしまうではないか。誰も貴方のことを信用しないよ、だからお金がないと言って苦しんでいるのだよ」と言ったのです。それと同じことです。

マックス・ヴェーバーは、そこのところを詳しく分析して、「プロテスタントが一生懸命働いて、お金を貯めて、投資をして、アメリカは発展してきたのです」と言うのです。その通りです。プロテスタントは、倫理観もちゃんと持っているのです。

プロテスタントは神様がいて、キリスト教徒であり、「労働は神聖なものだ」と考えているのです。どのように発展させるのかというと、「神の理想の国を造る」と考えているのです。ここでまた、「神」が出てきたのです。

「神の理想の国を造る」のです。「俺の理想の国を造る」などと言ったら、誰もついてきません。「俺の理想の国を造るのだから、お前ら働け!」と言ったら、誰もついてきません。プロテスタントには、「神の理想の国をここに造るのだ」という熱烈な信仰があるのです。

トランプは「アメリカという大地に神様の理想の国を造るのだ」と考えているのです。そのことをトランプが言ったのです。国が大事です。トランプの言った「アメリカファースト」は、そのような意味です。

「国」という概念を国民が持って、「良い国を造ろう」と思わなければ良い国は出来ません。トランプはアメリカ人だから「アメリカファースト」というのは、そのような意味です。「アメリカが世界中のお金を盗ってしまおう」という意味ではありません。

アメリカ人が理想を持って「アメリカ第一」に考えている人が集まって国を造らなければ意味がないのです。これは正しい考え方です。神がいなければダメなのです。そのような意味で、トランプは正直な人で真面目な人です。

だから、トランプはタバコも吸わない、酒も飲みません。麻薬など、とんでもありません。そのように見えないけれども、そうなのです。酒もたばこもやりません。それは、宗教からきているのです。

神様はそんなことをやれと言っていないから、やりません。そのような人物像が本当のトランプさんです。藤井厳喜先生の『トランプの真実』を読んだ人は、みんなトランプさんが好きになってしまいます。本当に真面目な人なのです。

トランプは大統領の任期中に一回も戦争をしていません。在任中は、戦争を止めることはあっても、一回も戦争をやっていないのです。習近平とは大違いです。また、再び我々はトランプさんに戻ってきてもらいたいと思います。

「アメリカファースト」の国を造ってもらいたいと思うのです。「アメリカファースト」という国が出来たら、日本も学べばよいのです。「人々を奴隷にして世界を一つにする」という共産主義者とは、全然違います。

「アメリカが好きな人が良い国を造って、みんなに見本を示すのだ」と思っているのですから、日本は「日本第一」でよいのです。桜井誠さんも「日本第一党」ですが、トランプさんの言っている意味と全然違います。

「戦争してでも一位になる」という意味ではありません。そのような意味で、トランプさんは立派な大統領だったので、必ず戻ってくるのだと思います。トランプ大統領が残した準戒厳令、これから働いてくるのに違いありません。

新しい時代は、3か月後くらいです。「アメリカファースト」ではない人達が逮捕されるでしょう。「アメリカファースト」ではない人達が、麻薬、如何わしい取引をして、児童虐待をしているのです。これらの人達は、「アメリカファースト」という心はありません。だから、汚いことをやるのです。

トランプは「これらを一掃する」と言っているのです。それが「今、始まったばかりだ」と言ったのです。最後の演説でそのように言いました。これから、大いにトランプさんの活躍に期待して、「アメリカファースト」が実現できるように期待しています。

 

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