武士に二言はなし! | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 呆れます。財務省の佐川長官だかなんだか、名前も覚えたくありません。ウソばかりついて、公文書を改ざんするなど、一体どのようなことなのでしょうか?

 文章改ざん事件は、減給3ヶ月程度の罰則で済む問題でしょうか? これは上がウソつきだから、下もウソつきになってしまうのです。上とは誰かというと、総理大臣です。みんなウソつきです。実業人もみんなウソつきです。信頼できる奴は一人もいません。

 みんな空体語をしゃべっています。空体語の意味を皆さんも覚えてください。中身のない言葉を空体語といいます。言葉だけあって中身がない言語があるのです。それを空体語といいます。中身がある言語のことを実体語といいます。

 これは前にも書きましたが、読んでいない人はわからないので、また再び言っておきましょう。中身があれば、どんなことでも本当の契約になります。相手が空体語でしゃべっていて、こちらも空体語をしゃべっていて、契約が成立してもそれは何の意味もありません。ゼロ+ゼロ=ゼロです。ゼロ×ゼロ=ゼロです。何の意味もありません。

 トランプのやり方を見ていればわかります。みんな滅茶苦茶です。「最大限の圧力などという言葉はもう使いたくない」などと言っていますが、それを言ったのは誰なのでしょうか? トランプ本人です。「最大限の圧力」という言葉が、実は空体語だったのです。そんな言葉をいくら使っても実現はできません。

北朝鮮もまた空体語の名人です。「核を廃棄します。そのうちにね」と言うのです。全て空体語です。「10年以内に核を廃棄します」と言ったとしても、その10年間は核を持つということです。

そのような契約をしても、北朝鮮は核を廃棄する意思がないのですから空体語です。いつでも「止めた。核は廃棄しません」とも言えます。なんとでも言えるのです。アメリカ大統領も「最大限の圧力などという言葉は使いたくない」と言っています。これも空体語です。

今まで最大のことをやってきたのです。それが「そんな言葉を使いたくない」など、事後相違です。自分で言った言葉を、自分で翻しているのだからおかしいのです。これも空体語です。

空体語同士の金正恩とトランプが会って、米朝の会談をするのです。どんな契約をしてもそれは信用おけません。お互いに空体語で話しているのですから意味がありません。そのような言い方をするとよくわかるでしょう。

中身が無い言葉をもって、お互いにもっともな顔をして契約をしているのです。空体語とも知らないでトランプは「ノーベル賞がとれるかもしれない」と思っているのです。北朝鮮との約束は意味がありません。トランプは、それを知らないのです。安倍さんは面食らってしまいます。昨日まで「最大の圧力を使う」と言っていた人が、「言葉も使いたくない」と言っているのです。何という人間達なのでしょう。

人間は言葉を大事にする生き物です。言葉といっても、実体語を大事にしなければいけません。空体語でペラペラしゃべってもダメです。クヒオは「私は陸軍大佐です。イギリスの資金をもっているのだ。今は使えないけれども、もうじき使えるので貴方の面倒をみます。それまでちょっと面倒をみてくれませんか?」と言うのです。クヒオの言葉は全て空体語です。

詐欺師の言葉は全て空体語です。だますためにどんどん空体語が増えていくのです。プー小室の言っていることは、全て空体語です。「よい仕事をみつけて」と言っていますが、見つけていませんから空体語です。「眞子様を幸せにします」と言っても幸せにできないのですから、これも空体語です。プー小室の言葉は全て空体語です。それが皇女にプロポーズするなど犯罪です。

我が国の教えは「信なくば立たず」です。「信じる」ということは、言葉に信がなければ何を言ってもダメなのです。まして、政治家や人の上に立つ人間は、信がなければいけません。言葉を空体語化しないで実体語にするために努力をするのです。

そこで、昔から我が国には「武士に二言はない」という言葉があります。何故、武士はそのように思っているのかというと、武士は言葉を実体語として重要視してきたのです。死ぬと言ったら死ぬのです。

有名なラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の『菊花の約』という小説のように、青年同士が「何月何日に会おう」と約束したのです。ところが、一人の青年は牢獄に入れられてしまったのです。約束の日にいけない。でも約束したのです。だから、死んで幽霊になって会いに行くのです。それは約束を守る大事なことなのです。

武士にとっては空体語ではありません。実体語です。言葉を実体語と思わなければ切腹も死ぬこともできません。一言の重みで「お前、違うことを言ったな。切腹だ!」と言われてしまうのです。

武士は慎重に言葉をしゃべっていたのです。立て板に水の如く武士はペラペラとしゃべりません。考えながら、一言一言しゃべります。慇懃無礼といいますが、武士の言葉は全て実体語です。

すると傍からみると「日本は信用できる。日本の政治家は実体語である」と言われるのです。安倍さんのようにペラペラと空体語をしゃべれば、しゃべるほど信用を失っていくのです。空体語をしゃべる人間は信用されません。

我が国は「言(こと)の葉(は)」といい、「言葉は神である」という考えがあります。口から出た言葉は神なのです。日本人は「言の葉」という考え方を大切にしてきた民族です。「言葉に神が宿る」とは、そのようなことです。だから、言葉を大事にするのです。

そこから和歌が生まれて、万葉集が生まれてきたのです。命の思いを言葉にかけていくのです。三島由紀夫の辞世の句は益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴り幾とせ耐へて今日初霜です。言葉は意味があるのです。

「憲法も改正しないで我慢してきた。いい加減な話ばかり聞かされて、もう飽き飽きしてきた。行く度に「ぶった切ってやろうか!」と思って抑えてきたのだ。しかし、今日は、そうはいかんぞ。今日はやる!」という意味です。

これが、益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴り幾とせ耐へて今日初霜の意味です。言葉は大事です。日本人は言葉を大事にする民です。朝鮮人は空体語が多いのです。言葉を大事にしないので、みんなペラペラとウソをついて、「その場で誤魔化せばよい」と思っているのです。

このような民族が約束など大事にするはずがありません。自分に都合が悪くなれば約束は全て破ります。「あれ、そんな約束があったかな。俺、知らないよ」と言うのです。

従軍慰安婦の問題を不可逆的に韓国との間で解決しました。その前には、日韓基本条約で8億ドル払ったのです。朴 正煕は「韓国内の問題は全て処理します」と言ったのです。北朝鮮の問題もそうです。朴 正煕は「北朝鮮の問題も含めてください」と言うので、日本政府は、日韓基本条約で8億ドル払ったのです。貨幣価値を今の時代に換算すると1800億円払ったのです。

その舌の根も乾かぬうちに韓国は「従軍慰安婦の問題は解決するのは、民衆が反対なのだ。だからあれは元に戻す」というのです。では、お金を日本政府に返したのでしょうか? 韓国は日本にお金を返しません。ひどい国です。

日韓基本条約で朴 正煕は「北朝鮮の問題も我々が責任を持ちますから」と言いながら、今では「北朝鮮に対して賠償金を払え」という話になってきているのです。空体語を話す連中の間にいたらたまりません。

安倍さんもいつの間にか空体語になってしまいます。「国民は騙せばよいのだよ。いいんだよ。ウソをつけばいいんだよ」という感覚です。安倍さんの言葉には、何の実体もありません。「ウソをつけばいいんだよ。文章改ざん? いいんだよ、やっちゃえよ!」ということです。上から下まで空体語になってしまっているのです。これではダメです。

これをみると安倍さんが日本人らしいとは、まず言えません。日本人であるならば、言葉を大事にしなさい。「武士に二言はなし」これが日本人です。

詐欺師もそうです。「愛しています」とペラペラとウソをつきます。「月を見ると貴方にあいたくなる」などと、プー小室が眞子様に言った言葉も空体語です。プー小室の言葉は全て空体語だから、どんなことでも言えます。まともに愛している人ならば、そんなことは言えません。しかし、やることはピシッとやってくれるのです。何もやらないプー小室がどんな空体語を並べてもダメです。

日本人はこれを直さないとダメです。空体語だらけの日本、これを直して信義と信頼のある日本人にならなければいけません。「日本人と約束したら、絶対に間違いがないのだ」と言われる国を造っていかないと、この国はダメになってしまいます。

 

 

 

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