日本人の条件 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

いろんな評論家や、学者など、この世には偉い人が大勢いるけれども、何だかおかしいのです。何がおかしいのかというと、中心がわからないのです。

 かなり保守的なことを言う人がいます。歴史的にグチャグチャ言う人もいます。憲法論に関して自分の意見を言う人もいますが、何だかおかしいのです。それは、中心点を考えていないからです。

 「日本人について論じる」と言っても、「縄文時代から論じる」「古墳時代から論じる」「騎馬民族が日本に来て天皇をつくった」など、いろんな説があります。そんなことをいくら言っても日本の歴史はわかりません。

 日本の歴史を鳥瞰(ちょうかん)すると初めて日本の歴史が見えてくるのです。歴史などというものは、実は無いのであって、個々の歴史があるだけです。個人・個人の歴史があるだけです。日本の歴史などありません。その個人・個人の歴史の集大成が、日本の歴史になるのです。

 そこに美しいものを見るか、嫌なものを見るかということは、見る人によって変わります。司馬遷がシナの歴史書を書けば、個人などどうでもよいのです。権力者の歴史になってしまうのです。

 「歴史は個々の人間が生きた」という点と点が集まっているのです。だから何処に焦点を当てるのでしょう。朝廷に焦点を当てれば、朝廷の歴史になります。藤原家に焦点を当てれば藤原家の歴史になります。幕府の歴史、武士の歴史、様々な歴史があります。

 全体を通してみると個々の歴史は霧のようなものです。霧も集まれば虹になります。遠くに見ると虹が見えるのです。虹に近寄ってみると何もありません。そこにあるのは、水滴だけです。

 歴史とはそのようなものです。どこを見るのかです。そこで嫌なものに焦点を当てれば「日本の歴史はくだらない。日本人は馬鹿なのだ」と思ってみれば、そのような歴史が見えるのです。

 「日本の歴史は素晴らしい」という人には、素晴らしい虹が見えてくるのです。では、どちらが正しいのかというと、そんなことはどうでもよいのです。見方によっては何でも出てくるのです。

 少なくとも自分が生まれ持っている歴史をけなすことはありません。僕はそのような考えです。どうしてけなす必要があるのでしょう。西洋には西洋の歴史があります。日本の歴史と比べて「西洋の歴史は正しいけれども、日本の歴史は正しくない」という馬鹿もいますが、そんなことは絶対にありません。

 我々は日本人として生きているのです。そのようなときに何を見るのかというと、「日本人とは何か?」ということを考えればよいのです。ズームを引いてみると、だんだん見えてきます。「日本の歴史とは天皇の歴史」と見えなければダメなのです。

 それはいろんな歴史があることを知った上です。ズームを引いていくと、「日本は天皇の歴史だ」ということがわかってきます。日本は天皇を尊敬して、ずっと大事にしてきた国です。日本は天皇の歴史です。天皇を中心にして、2800年の歴史がつくられているのです。この歴史を維持してきたのが日本人です。

 ですから「日本人とは何ですか?」と聞かれたら「1.天皇をご尊敬申し上げることです。2.2800年の日本の歴史は、天皇の歴史であると誇りに思うことです。3.この2つを大事にして、日本のために努力していくのが日本人です。」これが日本人の大事な3柱です。

 西洋から見て、「西洋の歴史においつくのが日本の歴史だ」などと、馬鹿なことを言ってはいけません。日本人はそんな考えをしてはいけません。日本の歴史が一番進んでいるのです。簡単なことです。

 つい100年前までアメリカ合衆国には奴隷がいて、植民地をもっていたのです。我が国にはそんな歴史はありません。奴隷というものがいたことはありません。人身売買を行ったこともありません。素晴らしい歴史です。

 これは世界に誇るべき歴史です。日本の歴史を世界が学べばよいのです。そうすれば我らのように2800年の長きにわたって国家を維持することができるのです。外国の国家は全て覇権です。50年、或は100年で撃ち滅ぼされて、次の奴が国を乗っ取るのです。

 シナを見ても唐・元・清など、クルクル王朝がかわって、前の王朝と次の王朝は連続していません。中国の歴史などないのです。今の歴史は中国共産党の歴史です。たかだか70年くらいの歴史でしかありません。

 2800年の歴史を持った国家と、たかだか70年の歴史しかない国家は全く違います。元帝国と中華人民共和国は何の連続性もありません。それから最後の王朝である清帝国は満州族ヌルハチの王朝です。満州族は辮髪(べんぱつ)です。シナ人は辮髪をやっていません。あれは満州族の風俗です。

 例えば元帝国の文字は漢文ではありません。モンゴル文字を使っていたのですから、中華人民共和国と同じ国家ではありません。そのように、前の王朝を滅ぼして、異民族が支配してきたのが中国の歴史です。

 我が国は違います。万世一系の天皇をいただいた、2800年の国家です。シナ人のような易姓革命はありません。そのように見ると、本当の世界の文明の中心は日本だということがわかるのです。人肉を食ったり、犬を殺して食うなど、そんな文化は日本にありません。

 そのようなことを考えていくと、誰が日本人で、誰が朝鮮人かすぐにわかるのです。希望の党の玉木雄一郎も偉そうなことを言って東大法学部出身でも日本人ではありません。すぐにわかるのです。

 それから野田聖子も日本人ではありません。夫婦別性などとくだらないことを言っています。野田聖子の旦那は前科者の元ヤクザです。そんな夫をもって、図々しくもよく総理になろうとしています。恥を知りなさい。とんでもない馬鹿です。

 この朝鮮人の夫の精子をアメリカに送って代理母に産ませた子供を「可愛い」と言っているのです。野田聖子が総理になったら、総理大臣は朝鮮人になってしまうのです。野田聖子も天皇に対する尊敬の念はありません。日本の歴史に対して尊敬の念もありません。だから野田聖子は日本人ではないとすぐにわかるのです。DNAを調べれば、先祖が朝鮮人だとわかります。

これからは、日本人の3つの柱を基準にしてみましょう。天皇の悪口をいう奴は日本人ではありません。日本の歴史をけなす奴も日本人ではありません。明確です。このようなことを明確にできないから、馬鹿な理論に騙されてしまうのです。学者と言われる人でも、わけのわからないことを言っています。

 西部邁さんもそうですが、日本人の3つの柱をもっていたとは思えません。天皇をご尊敬申し上げて、日本の歴史に誇りを持つのです。西部邁さんは左翼史観なのですから、日本人の3つの柱を持つわけがありません。「日本人の3つの柱」で照らして見るとよくわかります。

 

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