米国国立衛生研究所の小林先生の大変な発明 | 中杉 弘の徒然日記

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 米国国立衛生研究所の小林久隆先生が大変な発明をしたらしいのです。すべての癌が一日で消えてしまうという発明です。癌が一日で消える? 普通は何年もかかります。それが一日で消えるのです。

 どのような方法かというと、癌細胞にある薬品を注射します。その薬品の数は20種類くらいあります。細い注射器で体の中の奥にある癌細胞にカテーテルで薬品を送れば注射できてしまうのです。その薬が癌細胞に付着すると緑色に変わります。

 驚いたことにそれに赤外線を当てるのです。すると癌がニュルニュルと消えてしまい、だいたい一日で癌が消えるのです。すごい発明です。NIR-PIT という治療方法です。

残念ですが、小林先生はアメリカの研究所にいます。しかし、日本人がやっているのです。癌が消えるなどすごい技術です。

 手術したり、切り取ったり、放射線を当てたりなど、一切しません。当てるのは赤外線の赤い光だけ当てます。すると癌がみるみる小さくなり、一日で消えてしまうのです。膵臓などの奥は治しにくいのですが、管を通して液を癌細胞に入れます。そのような技術が「ほぼ完成しました」と言っています。

 ところが実際、人間が使えるようになるのには、臨床試験をやらなくてはいけません。アメリカでも同じです。大掛かりな実験をやって効果が認められてから新薬として認められるのです。5年くらいかかるのではないかと言われています。

 日本でその技術が使えるようになるのには、アメリカで使えるようになってから2年くらい遅れて日本でも使えるようになるのではないかと言われています。薬も安い物です。

 ところがこのまま何もなければ上手くいきますが、製薬会社や癌の治療薬や、放射線治療の機械をつくっている会社はものすごく大打撃を受けるのです。小保方さんのSTAP細胞と同じで、どのように潰されていくのかわかりません。

 医者は簡単に癌が治ると困るのです。癌患者は美味しいお客さんです。死ぬまで来てくれるのです。医者はこんなお客さんを簡単に離しません。「どのような抵抗がでてくるのか?」ということを考えなければいけません。

 明るい話題としては、東大の古沢明教授が量子コンピューターの研究を行っています。これは日本で研究されています。量子コンピューターは世界最速です。どのくらい速度が違うのかと言うと100万倍くらいスピードが違います。スーパーコンピューター「京」は、ワンフロアにコンピューターがフロア中に詰まっています。同時に連結して答えを出しているのです。

 ところが量子はそんなことは関係ありません。量子は電子ではありません。パソコンは電子の流れを利用して作動しています。量子は電子よりもっと小さいものです。この量子が働くのです。この「量子でコンピューターを造ってしまおう」などと誰も思いません。

 量子コンピューターができると巨大なビルに詰まっているコンピューターがいらなくなり、普通の家庭用のパソコンに納まってしまいます。スピードは100万倍速いのです。どんな計算でもパッで終わりです。

 古沢教授は「(量子テレポーテーション理論の実証を成功させており)3割バッターの自負はある。フルスイングするからホームランを打てる」と話しています。

 これはどのように使うのかというと、例えば人ゲノムの解析などです。どのような遺伝子があるかなど探るのは血液を採取してDNA鑑定を行うのですが、すべてコンピューターでやっているのです。

 DNAの螺旋形を見ていくと、「ここに変な遺伝子がある。これはやがてこのような病気が起きてくる」「ここに問題があるから火病が出てくる」と、遺伝子でわかってしまうのです。これを人ゲノムの解析といいます。これを解析するためにコンピューターを使っているのです。

 しかし、量子コンピューターが出てくれば瞬間にわかってしまいます。すると今ある巨大コンピューターでも様々なことができますが、量子コンピューターで計算できるようになると最終的に戦争はなくなるのです。もう結果がわかってしまうのです。

 「これだけの武器と性能を持ち、これだけお金を使っている国と国が戦えば、どちらが勝つのか?」ということは、今のコンピューターではまだわからない部分があります。量子コンピューターならば一瞬で答えがわかります。しかも、「勝だろう」「負けるだろう」ではなくて、正確に答えが出るのです。量子コンピューターはすごいものです。

 これが日本で研究されていることはすごいことです。従って戦争はなくなります。

 

  • 光免疫療法(ひかりめんえきりょうほう)(NIR-PIT

     

光免疫療法(ひかりめんえきりょうほう)は、2011日本人を中心とする研究グループが開発した新しいがん治療法で、20164アメリカ食品医薬品局FDA)から認可を受けた。略してPITまたは、近赤外線免疫療法NIR-PIT)。

201111月6米国国立がん研究所NCI)と米国国立衛生研究所NIH)の主任研究員である小林久隆らの研究グループが、ネイチャー・メディシン誌上にて、その開発を発表した。この療法は、特殊な薬品と近赤外線を使いがん細胞を破壊するものである。近赤外線は、損傷を与えることなく生体組織内部に到達することが可能である。近赤外線を照射することで抗体薬剤が結合した細胞を選択的に細胞膜を破壊し、破壊後のすべての抗体が免疫系に露出することで生体内で超選択的ながん細胞の死滅だけにとどまらず、破壊されたがん細胞の残骸に含有されるがんの特異的抗原に免疫反応を惹起するため、照射した箇所以外のがん細胞や転移したがん細胞にさえ効果を及ぼす可能性がある。小林らはNIR-PIT が、臨床的にがん治療のアプローチを根本的に変える可能性があると考えている。(ウイキペディアより抜粋)

 

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