日本が世界の中心である! | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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※中杉弘著『日本人の使命』

人間の歴史は天皇の歴史ともいえます。天皇が統一して、「八紘は一宇である」という世界を造ろうとして営々と歩んできた歴史です。


 歴史を学ぶときに勘違いをしている点があります。何を根本にして歴史を見ているのでしょう。歴史とは根本に置くものによってすべて変わってしまいます。共産党が主張する「帝国主義や封建社会は人民を抑圧して、絞り取るためのものである。人間の歴史は、人民から搾取して搾り取りとってきた歴史である」と見れば、日本の歴史はそのような見方になってしまいます。

 「権力者は悪、天皇は最高の悪である。これはなくさなければいけない。支配者が悪い。権力者が悪い、事業家が悪い!」と共産主義者は言います。そのような歴史の本ができてしまいます。左翼の小林多喜二の『蟹工船』という有名な本がありますが、それを読むと「抑圧されて大変だな」と思い、左翼に同情してしまうのです。

 歴史は何を基準に置くのかということが大事です。そこを僕は問いているのです。「お前は何人なのだ?」「日本の歴史をどう見ているのか?」という問いです。僕の見方は「日本人が世界を救う」のです。

 日本が世界の中心になって世界が救えるのです。日本国は、そのような歴史です。そのような目で見れば歴史はそのように見えます。天皇がいるのは、やがて世界の中心となるためです。

 天皇が考えられている「八紘一宇」とは、「世界は一つなのだ」という考えです。その理想を達成するために天皇が歩んできた2800年の歴史です。そうとらえれば、そのような歴史が出てきます。「武士が悪い」「百姓は虐げられて、奴隷扱いでどんなに苦しんできたのか」ということばかり言っていると、そのような歴史に見えてしまうのです。

 でも、これも違います。日本のお百姓さんは、一番恵まれていたのです。百姓の取り分は6割です。こんな国はどこにもありません。6割は自分のものにしてよいのです。4割は朝廷ないし、幕府に納めたのです。6割で十分に生活できます。その他、畑でつくる野菜は税金がかからないのです。造ったお米の4割を治めるだけでよいのです。

 こんな恵まれた百姓はいません。だから江戸時代はお伊勢参り、大山参りなど講を組んで盛んに行ったのです。お参りの道中は1ヶ月くらいかかります。普通の貧乏百姓ならば、1ヶ月もかけて旅行になど行けません。

 日本全国豊かだったのです。何も搾取などされていません。天皇が日本国を造ったのですから、日本国は天皇の土地です。大名といっても土地の所有権は天皇にあります。それを預かっているだけなのです。だから、「安房の守(かみ)」と言ったのです。天皇の土地を預かっているから、大名は「●●の守(かみ)」と呼ばれたのです。

 この土地が欲しくて、自分が取って代わろうとした馬鹿どもがいて、天皇の土地を奪ったり、自分が成り代わろうとする野望を持つことにより、天皇の治世が遅れてきただけのことです。一貫してそうなのです。神代の昔から、古墳時代を通って、室町幕府も戦国時代も江戸時代も天皇がおられるのです。天皇は日本国の主人です。

 人間の歴史は天皇の歴史ともいえます。天皇が統一して、「八紘は一宇である」という世界を造ろうとして営々と歩んできた歴史です。それを臣下が妨害して横取りして、「天皇から奪おう」と思ったりする勢力と、天皇が戦われてきた歴史です。

「歴史をどのように見るのか?」ということが大事です。2つの見方があります。「日本は大国か、小国か」昔からその論争はあります。

 「日本は大国である」このような意見があります。或は「日本は小国である」という意見があります。仏教関係の人間から見ると日本は小国に見えるのです。何故かといと、仏教は天竺国であり、天竺国は見えません。天竺国などに行った人間はいないのです。

「西によい国があるらしい」仏教は唐から朝鮮経由で日本に入ってきたのです。すると日本は東の果てです。「東夷国(とういこく)」「粟散国(ぞくさんこく)」と言ったのです。「粟散国」とは、「粟粒のような国である」という意味です。このように考えている人は「日本は小国である。大国は唐の国であり、そのまた向こうに天竺国がある」と思っているのです。

 大国論は全然違います。日本は大国です。どうして大国なのでしょう。そこから考えていくのです。これが昔からある、大国・小国論です。物の見方によって日本は、大国に見えて、小国にも見えます。共産主義的に見れば「日本は搾取した悪い国」となります。

 そうではないのです。日本は、理想を持って「ワッショイ!」と皆で造っていく国です。歴史を学ぶよりも、歴史を見る目を持ちなさい。



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