そうだ、鎖国しよう! | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

世界の情勢がここまで入り組んでくると、先行きのことはまるっきりわかりません。アメリカの為替の変動、金利を高くする、日本では日銀がお金をジャブジャブ出して、アベノミクスです。そこでイギリスのEU離脱です。これでは先が読めません。

株価も誰が予測してもハズれるのです。株など儲かりません。コツコツやっていると、ストーンと1割~2割落とされてしまうので、それで儲けはすべてすっ飛んでしまいます。株はコツコツ貯めてやるのです。「少し儲かったかな」と思うと、全体的にドーンと落とされるのです。誰が悪いということはありません。

イギリスのEU離脱の問題など、誰もわかりません。「抜ける」と言ったから株がドーンと下がったのです。こんなことが1年の内で何回もあります。コツコツお金を貯めても株は「ドーン」と下がってしまいます。だから、株で儲かっている人はいないと思います。

これは個人だけではなく、ファンドを組んでやっている連中も同じです。おそらく損をしています。年金は、株の運用で60兆円も損しています。そんな奴はクビです。これも可哀想でサラリーマンがやっているのです。サラリーマンが何兆円というお金をいじくって、あちこちに投資してみんな無くなってしまい損する仕組みになっているのです。

 それだけ世界情勢が混沌として先行きがわかならい状態のときにはどうすればよいのでしょう。移民の問題も含めて、これは鎖国をすればよいのです。イギリスも移民問題がEU離脱の一番の理由です。ロンドン市長は外人です。

 このような時は鎖国をするのです。日本は文化大国で世界から「素晴らしい」と言われていますが、一番文化が育ったのは江戸時代の鎖国のときです。鎖国をすると文化は円熟します。新しい文化は入ってきませんが、持っている文化がどんどん熟成されて、円熟して、繰り返し行われるのです。

 繰り返し行われるから、洗礼されて、「粋」というものも生まれてきたのです。江戸時代、日本の着物は千色くらいあったのです。李氏朝鮮には染色技術がありませんから、白い着物しかなかったのです。

日本の着物の柄は千色あり、着物を買いに行くと「どの柄にしますか?」と聞かれて、その中から選んで「これを買います」と言えたのです。韓国など色物は全くなかったのです。

 江戸時代の文化が成熟して、爛熟して隅々にいたるまで行き届いたのです。その代り、外国の新しい情報は入ってきません。入ってきたら文化が成熟している時間もありません。どんどん新しい技術が入ってきて、目まぐるしくクルクル動いてしまうのです。

 かといって江戸時代のような完全鎖国はいまさら無理です。そのようなことをやるのは時代遅れです。完全鎖国はできません。

 しかし、鎖国の考えを取り入れていけばよいのです。「日本は鎖国だ」と言われてもよいのです。今日本で行われる凶悪犯罪は在日朝鮮人による犯罪です。外国人を大勢入れるとダメだとわかります。

 山口組も全員が朝鮮人です。外国人を国の中に入れると、こうなってしまうのです。ある面では、ヤクザは日本の伝統的な文化の一つです。江戸時代の熟成された中から生まれてきたのです。

 仁義という結束もそうで、「強気をくじき、弱気を助ける」「堅気の人には手を出さない」など、非常によくできたものです。江戸で処払いをされると、江戸にはおれません。どこかへいかなくてはならないのです。何処へ行くのかというと、知らないヤクザの親分のところへ訪ねていくのです。そこで仁義を斬ります。「てめえ、生国と発しますは関東にござんす」と言います。「私は関東の生まれです」と、挨拶するのです。名刺のようなものです。

 すると親分に「どうぞ、おあがりなさい」と言われて、知らない家に客人としてもてなされるのです。行き届いた社会です。最低の食事しかでません。一膳一菜という、お粗末な食事です。布団は2枚も3枚も出してくれるのですが、絶対に1枚だけで寝るのです。1枚の布団を半分に折って、くるまって寝るのです。

 寝間着などもっていないませんから、着物のままで寝るのです。帯をクルっと前に回して寝るのです。着の身着のままですが、ご飯は食べられるのです。2~3日いて、お世話になっている親分が次の親分に紹介状を書いてくれるのです。親分を訪ねて歩いているうちに3年間くらいはすぐに過ぎてしまいます。

 3年過ぎると処払いも終わりますから、江戸に帰って普通の人間になれるのです。この組織はよくできているのです。親分は旅人さんが出発するときには、必ずお小遣いをくれたのです。お金もがくれて、渡世人は親分を訪ねて歩けば生きていけたのです。

 ヤクザの例を見ても、江戸時代は文化が成熟していたのです。茶の湯にしても、歌舞伎にしても、立派なもので世界に出しても絶賛されるものばかりです。女郎屋の吉原の仕組みもすごいものです。

 文化は成熟して、爛熟していかなければ、よいものができないのです。成熟、爛熟とは、同じことを繰り返すということです。「今日もこれをやる」「明日もこれをやる」「また明後日もこれをやる」と続けていくと、大工など恐ろしい技能が身についてきます。

 大工・左官屋・鳶職人(とびしょくにん)など、恐ろしい技能・伝統をもった職人が育ち、文化が根ざしてきたのです。

 これがあったから明治維新も成功したと言われています。そうしなければいけないのです。新しい物をどんどん取り入れて行くと、目まぐるしくて、粗製濫造になり、熟成する時間がありません。今日つくった納豆のようなものです。つくったらすぐに食べるようなことです。やはり、熟成して寝かせて食べるようにしなければ納豆はおいしくありません。

 先行きが見えないときには準鎖国をするのです。完全鎖国ではありません。鎖国に似たような状態をつくり、外国人は入れないのです。「朝鮮人はお断り」、韓国にお帰りいただきます。

 会社も潰れるものは潰してしまうのです。不況なのですから、仕方ありません。潰れるものは潰れてよいのです。いくら政府がカバーしようと思ってもできないことです。潰れるのも、文化の一つです。

 その中からまた良い物が出来て、良い物が生まれるのです。すでに江戸時代は先物相場ができていたし、米相場もできていたのです。立派なものです。経済政策の最高のものが江戸時代にはすでにできていたのです。

 このような時は鎖国するのです。新しいものは入ってこなくなります。それでよいのです。その時に日本独自の物を生み出していけばよいのです。完全鎖国はできないけれども、半分くらいは窓口を開いてよいのですが、後の半分は閉じていくのです。

 「人手不足だから、移民を入れよう」などという考えはダメです。人手不足でその仕事ができないならば、その仕事は終わりです。潰れるのです。それでよいのです。潰れるということは、需要がないから潰れるのです。潰してよいのです。

 するとまた需要のある物を考えて、よい仕事ができてくるのです。何もかも無理して、「外国人の労働者を雇って、安い給料で働かせて、日本の産業を維持していこう」などという考えは無理です。

 株もそうです。無理な問題がありすぎです。こんなことが何の役に立つのでしょう。土地の活用性もそうです。滅茶苦茶です。このような時は、準鎖国をやったらいいと思います。


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