亀井静香の正体 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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「亀井静香は政治家として立派だ」という人もいましたが、最近では亀井静香を立派だという人はまずいません。朝堂院大覚先生は「金がらみで金の重みで沈んでしまうドロ亀だ」と言っています。

 この人が『晋三よ!国滅ぼしたもうことなかれ』という本を書きました。サブタイトルは「傘張り浪人決起する」と書いてあります。傘張り浪人とは、武士ですがお金がもらえない武士です。長屋に住んで傘を張り、内職の工賃で生活をしている武士のことをいいます。悪い言葉ではありませんが、当時武士は内職を許されたのです。商売は許されなかったのです。自分の庭で野菜をつくることなどは許されたのです。傘張をやって生活を食いつないでいたのです。貧乏人のことを一般的に「傘張り浪人」と言うのです。

 ところがこの人の経歴をよく見ると、まったく傘張り浪人ではないのです。すべてお金に縁があることをやってきたのです。東大在学中か、卒業してからかは知りませんが、国家公務員の上級職を受けると合格したのです。通産省からお招きがあって「是非、うちへきてくれ」と言われたのです。上級職に受かるとどこでもいけて、お誘いもくるのです。それをすべて断って、次に警察庁の上級公務員の試験を受けたのです。それにも合格したのです。

 亀井静香は公務員のお誘いをけって、警察官僚になったのです。これがおかしいところです。警察官僚になったのですが、何のためになったのでしょう。この人は昔から警察官僚になりたかったと言っています。

 何故なのでしょう。警察官僚は一番利権が多いところです。これを知っていたのです。お金儲けのために警察官僚になったのです。そう思うと亀井静香がよくわかるのです。後藤田正晴さんは旧内務省の出身の警察庁長官です。内務省は各役所に所属しないで、国家のために全体を見ている役所です。非常に格式の高い役所です。戦後はGHQに内務省は潰されてしまったので今は内務省はもうありません。各省庁しかないので、役人は省益で動くのです。

 内務省は「何を省益で動いているのだ。国家のことを考えなくていいのか」という立場です。後藤田正晴さんを親分にして、亀井静香が弟子入りするのですが、相手にされないのです。後藤田正晴は亀井静香の正体を「こいつは金儲けだ」と知っていたのです。

 後藤田正晴さんは実に立派な人で、ものすごく厳格な人だったので、如何わしい話は一切受け付けなかったのです。亀井静香はこのひとに毛嫌いされたのです。亀井静香はやがてトップの地位になるのですが、亀井静香はお金儲けのために警察官僚になったのです。

 亀井静香がパチンコ業界のボスになって、お金をもらっているのは当然のことで、儲かりすぎて顔が膨らんでしまったのです。それを朝堂院大覚先生に指摘されているのです。「すべて金のあるところには、ドロ亀が動いている」と言われています。

 警察利権はすごいのです。パチンコは3ヶ月に一度、台を交換しなければいけません。これも法律でつくったのです。三ヶ月では台など全然痛んでいません。しかし、取り変えなければいけないのです。メーカーはつくっても間に合わないのです。

 それからプリペイドカードです。パチンコをやるためにはプリペイドカードを買わなければいけません。いくらお金を使ったのかは、プリペイドカードを見ればすぐにわかるのです。これはすべて警察が握っているのです。「お、今これだけお金が動いた」とわかるのです。現金からプリペイドカードに交換してから、パチンコをやるのですから、すべて掌握できるのです。その権利を警察がもっているのです。パチンコ台の権限、許可権、プリペイドカードです。

 ですから、パチンコ業界は警察官僚に絶対に頭が上がらないのです。その立場に亀井静香はいるのです。いながらにしてお金はガプンと入ってくるのです。顔が膨らむくらいお金が入ってくるのです。

 それを見てもわかる通り、亀井静香は最初からお金儲けのために警察官僚になった男です。でも、それだけではないのです。今度は国益という問題があります。国益の問題について亀井静香はよく勉強していて、安倍さんに「このようなことをするのではない」と言ってあげたのです。「日米安保など利用されるだけだ。晋三よ、なぜこんなことをするのか。お前、失敗するよ」と言っています。

 その前の自民党の首相は小泉純一郎ですが、亀井静香は「純ちゃん」と言っているのです。「純ちゃんもなにをやったかわかっている。アメリカに国を売りとばしたではないか」と言っているのです。そのお先棒を担いだのが竹中平蔵です。ちゃんと知っているのです。「小泉は売国奴である。竹中平蔵も売国奴である」と言っているのです。

 晋三もその流れですから売国奴です。亀井さんはこの本でそのように言っています。触れていないこともありますが当然です。お爺さんの岸信介は、CIAのスパイであり、コードネームをもっていたのです。

 読売新聞の正力松太郎もCIAのスパイです。日本人でありながら、CIAのエージェントです。正力松太郎は「PODOM」というコードネームまでわかっています。その他、笹川良一もスパイにされて、コードネームで命令されていたのです。

 当然、安倍さんもCIAのひも付きです。CIAがKCIAを使って、統一教会を伸ばしてきたのです。KCIAとは、韓国CIAです。この組織があったのです。この組織が統一教会を監査しているのです。

 従って統一教会はCIAの子分です。統一教会は勝手に動いていないのです。CIAの命令で動いているのです。その統一教会員が安倍さんです。お爺さんが日本に呼んだ統一教会ですから、安倍さんは当然信者になっています。多分、安倍さんもCIAのスパイとしてコードネームを持っているのです。アメリカの有利になることは何でもやります。TPPもやります。安保法案もやります。安倍さんはアメリカのポチです。

亀井さんはその点は鋭く指摘しているのです。亀井さんはパチンコで儲けたり、金儲けはやるのですが、国家の大筋に対しては狂っていないのです。後藤田正晴さんの系列を引いているので、全体から見た国家の見方は狂いは有りません。それと懐の具合は別に考えているみたいです。「お金は持ってこい!だけど売国行為はやらない」という人なのだと思います。亀井さんはこのような人です。

 「原発は反対です。再稼働する奴はキチガイだ」とはっきり言っています。そのような対極については間違いありません。でも、非常に昔から私利私欲が強いのです。貧乏な家に育ったせいもあるのです。ともかく公務員の試験のときには下宿にもおれない状態で、合気道部の合宿所に寝泊まりして勉強した人です。アパートももてないくらい貧乏だったのです。そのような境涯だったので、お金に対しては執着があるのです。国家100年の大計に関してはよいことを言っています。これはわけて考えなければダメです。




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