シールズについて | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

月9日(水曜日)、プライムニュースで「シールズ」のメンバー筑波大学大学院生の諏訪原健という学生が代表ででてきました。もう一人は「安保関連法案に反対するママの会」発起人・京都大学博士後期課程で子供が3人いる西郷南海子さんがでていました。この人は、なかなか美人でした。たいしたものです。子供が3人いて、「子供たちの命を守らなければいけない」ということから考えて始めたのがママの会です。

そこで自由民主党安全保障調査会副会長参議院議員の武見敬三さんと対談したのです。客観的に見ていると、武見さんの勝ちです。僕はそう思いました。シールズにしても、ママの会にしても「この安保法案は、憲法違反だ」と言うのです。「この法案を通すと戦争することになります。中東にまで行って戦争をすることになります。そうすれば、自衛隊員も死ぬ、相手も死ぬ、子供も死ぬかもしれません。だから、安保法案に対しては、反対です」と言うのです。それは結構です。

では、「憲法違反」、「戦争反対!」と言えば、日本の国は安穏としていられるのでしょうか。憲法第9条の全文に書いてあることは、以下の通りです。

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇叉は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

では、近隣諸国は信用できる国なのでしょうか。見てください。まず、ロシアは北方領土と樺太を取りました。いまだに帰ってきません。では、ロシアは平和な国なのでしょうか。諸国に頼っていいのでしょうか。

では、北朝鮮はどうでしょう。核を開発して小型化して、300発のミサイルをもっているらしいのです。それに原爆を詰められるように虎視眈々と狙っています。平和と安全を願う諸国民なのでしょうか。

韓国はウソばかりついて、我が国を陥れようとしています。しかも竹島を武力占拠しています。これも平和を希求する国ではありません。

 そして中国です。我が国の尖閣列島を「俺のものだ」と言い、防空識別圏をひいて、「入ってきたものは撃ち落とす!」と言って物騒なことをやり、軍拡をしています。昔の40倍の軍事力をもって、核弾頭を400発もって、それをすべて日本に向けているのです。「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っていますが、現実は違うのです。安心してお付き合いできる国があるのでしょうか。

 北朝鮮・韓国・中国・ロシア、お付き合いなどできません。そのように言えばいいではないですか。それが僕の主張です。

 侵略された場合はどうするのでしょう。侵略されたままでしょうか。そんなことはありません。その場合は軍隊が必要です。だから「軍隊を保持します」と言って、軍隊を二つに分けて考えればいいのです。

 諸外国が安心できる国ならば、何も日本が軍備をする必要はありません。諸国民がすべてドロボウですから、ドロボウに囲まれた状態です。ではどうするのでしょう。それでも「武器は持ちません」と言うのでしょうか。

 このような「シールズ」とか、「ママの会」の連中にそのようなことをもっと強調してやればよいのです。武見さんは、そこまでは言いませんが、かなり厳しいことを言っていました。「尖閣列島の侵略、南沙列島の基地について、このような中国の膨張に対してどうしたらよいのですか?」と質問をしていました。

 一つだけ隠していることがあります。北朝鮮は核をもっていると言いますが、中国の核が400発、日本に向いていることを武見さんは言っていません。さすがに言わないで、隠しているのです。「それを答えてみなさい」と言うと、二人とも答えられないのです。

 うなずいているのです。話はこれからです。うなずいている奴が、「お話は分かりました。では、我々のシールズの運動はやめます」それが筋ということです。話合うとはそういうことです。「私の過ちに気が付きました。そうだったのですか。では、私の過ちをひっこめます」と言えばよいのですが、ところがいったん「安保反対!」とやってしまったものですから、そこに人が集まっているのです。10万人くらいの動員力があるのです。

 すると、自分の頭の中では「安保法案は必用なのだな。俺たちが気が付かなかったのだな。自民党が言っていることが正しい」と、わかっていても、もうすでに言えなくなってしまうのです。反対のために集まったのですから、そこへ出かけて行って「反対は意味がない」とは言えません。だから、心の中では「必用だな」とわかっていても、出る言葉は「安保反対!」、「戦争反対!」となるのです。そこの怖さです。

 共産党も民主党も、僕の言う理屈で質問されたら答えようがないのです。だから、彼らが言えることは、「そんなことは絶対にない」としか言えないのです。「中国が脅威であることはありません。北朝鮮が脅威?とんでもない。どこも脅威はありません。だから自衛隊は間違っている」と言いたいのです。

 話を聞けば、「なるほど、中国の核ミサイルの400発が日本に向いているのか。大変な脅威だな」と思います。しかし、そのように思っても言うことは「安保反対!」と同じことを言うのです。

 なかなかこれは変えられません。僕も最初はそう思っていました。原爆のことは気がつかなかったのです。「この法案はアメリカ軍に引きずり込まれて戦争にひっぱりこまれるから反対だ」と言っていたのです。

 それに気が付いたのです。「これは原爆の問題です。政府はそれを言えません。原爆が400発も日本に向いていたら絶対に避けられません。イージス艦がいくらそろっても、すべてを撃ち落とすことは不可能です。イージス艦で7割は落とせるかもしれません。3割は残りますから、120発の原爆が日本に撃ち込まれるということになるのです。

 これはどうして止められるのでしょう。原爆を止めるには、先制攻撃しかないのです。ピストルに引き金がかかって、抜いた瞬間に叩かないとダメなのです。これが先制攻撃論です。今の自衛隊では先制攻撃などできません。見ているだけです。アメリカ軍はそうではないのです。やってしまうのです。指がかかったら核が飛んでくるのですから、ブッ叩くのです。その理論をもっていないと原爆戦で日本を守ることはできません。

 それはもっと深くアメリカ軍と組んで、アメリカ軍のために血を流し、猛烈な体制をとっていかないとこの中国脅威から日本の国を守れません。北朝鮮などは脅威ではありません。ロシアもずうずうしく北方領土を返していません。戦争が終わってから北方四島に入ってきて、住民を皆殺しにして「俺たちの領土だ」と言ったのです。「北方領土を早く返しなさい」と言っても返しません。そのように国際社会は野獣ばかりです。

 野獣とわかった以上は、日本も武装しなければいけません。憲法の前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書かれていますが、「平和を愛する諸国民の公正と信義」が信用できないのですから、これは無理です。それをはっきりと言えばよいのです。この前文にどう書いてありますか?「諸国民は平和を愛する国ばかりなのだ。だから日本は武装しない」と言っているのです。条件が変わってしまったのです。諸国民はみな核武装しているのだから、憲法の前文とは全然違います。

 自民党の考えていることはそういうことで、憲法などどうでもよいのです。こんなことを守っていたら国が滅びます。そのような意思なのです。なんとか現行の憲法を潜り抜けてやらなければいけません。ところが、「シールズ」とか、「ママの会」などは、今ごろ「憲法違反!」などと、寝言を言っているのです。「では、400発の核に対してどうのうに国を守るのか?」と、そのように突っ込みを入れればよいのです。ぐうの音もでません。

 憲法違反など確かにそうかもしれませんが、そんなこといくら言っても国は守れません。憲法など破ってもいいのです。大事なことは国を守ることです。「憲法を守って国亡ぶ」などということが、あってはならないのです。そんなことはどうでもよいのです。

 憲法には罰則規定もありません。破ろうと、破らまいと、どうってことはないのです。大事なことは、戦争に勝つことです。そのような時代が来ているのです。「シールズ」も、「ママの会」もまだまだ甘ちゃんですね。彼らの甘い言葉にみなは乗らないと思います。

 さすがに自民党の武見さん、ご立派でした。彼は、ぐうの音もでません。それに僕の理論を加えれば完璧です。「400発の核ミサイルをどうするのだ、お前!」これで、いいでしょう。





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