日本の防衛 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 日本の防衛と言えばすぐに頭に思い浮かぶのは自衛隊です。

まず、直接攻撃に対して守るのが軍事行動です。次に言論による攻撃があり、非常に重要な部分を持ちます。次にサイバー攻撃です。この三つがあるのですが、四つ目をあげるならば、外国に働きかけて日本を追い込むという攻撃があります。

 単に戦争を仕掛けられてドンパチ始めるだけが戦争ではないのです。この四つのものから日本を守らなければいけません。

まず、第一の軍事に関することですが、日本が一番恐れているのは核攻撃です。「核攻撃をされたときにどうするのか?」ということです。例えば、中国本土から400発も核ミサイルが飛んできたら、間違いなく日本は終わってしまいます。

「何故、中国はそれができないのか」という理由を明らかにします。核兵器に対する防御はなんと驚くことなかれ、核攻撃しかないのです。核を撃って1発でも撃ち落としに失敗してしまったら、大変な災害になってしまいます。だから、撃ち落とすという戦略は違います。核に対しては、先制攻撃です。そのためには、アメリカ軍、自衛隊はどこに中国が核をもっていて、ミサイル基地があるのかということは、GPSによって把握しているのです。これが怖いところなのです。

核施設に燃料車が行ったり、燃料を積みだしたりすれば、全てわかってしまうのです。上空から見ていて、10センチ単位でわかってしまうのです。

核に対する防衛力は核攻撃しかないのです。「撃たれる前にやれ!」これしかないのです。これを頭に置いたほうがよいのです、米軍はすべて掌握しているのです。「中国の潜水艦が何隻あって核を何個積んでどこを動いているのか」ということを24時間見張っているのです。自衛隊ももちろん協力しているのです。

ですから、中国が下手に核攻撃しようとしたら、先制攻撃でやられてしまうのです。これしか核から守る方法はないのです。それを知っているから中国は日本に核を撃ちこむなど意味がないのだとわかっているのです。

ここに面白いデータがあります。中国の軍事委員会で陸軍大将・海軍大将・空軍大将が集まった軍事委員会での記録があります。結論は日本には攻撃できません。もし、攻撃したら中国は大変なことになります。日本をナメたら大変です。「すべて我々は掌握されている。従って日本と戦争をすることはできない」という結論になっているのです。これは、2013年の軍事委員会での結論です。絶対に戦争はできないのです。すべてが日本の軍事力の方が上であると結論を出しているのです。

この結論に基づくと、僕が前から言っている通り、中国は日本の脅威ではないのです。アッという間に戦争を終わらせて日本が勝つのです。

北朝鮮も同じです。アメリカが一番力を入れているのは、「いつどこで核ロケットを飛ばすのか」ということです。すると北朝鮮は基地を地下につくって地上からは見えないようにして、ロケットに燃料を積んでいますが、そんなこともすべて把握しているのです。

「今トラックが何台行ったのか、燃料を貯めているな。これは危険だな」と思うと、アメリカの法律では先制攻撃が認められているのです。北朝鮮がやましい心をもった場合は、一瞬にして無くなってしまうのです。

アメリカのトライデント型潜水艦は一つの潜水艦に核を20発もっています。その一つのミサイルが3つに分かれるのです。だから「トライデント」と言うのです。一つの核ミサイルを撃ちあげると三つに分かれて目標に飛んでいくのです。

一つの潜水艦に対して60発の核ミサイルをもっているということです。その核とは、一つで広島に落ちた原爆の2,000倍の威力をもっているのです。アメリカの潜水艦一つで世界を終わってしまうのです。そんな核などもっていても無意味です。ただ、監視しているのです。

9.11以来、アメリカの法律は先制攻撃を認めたのです。「やる前にやってしまえ!」ということです。それしかないのです。だから日本への攻撃はないとわかるのです。安倍さんがなぜ安保法制をわめいているのかという、そこに問題があるのです。

中近東ではISISがシリアのパルミラ神殿を壊しています。世界の人々を怒らせるために、憎しみを燃え上がらせるようにわざとやっている可能性があります。そうすると、どうなるかという、「こいつらを殲滅する!原爆1発お見舞いするぞ! あいつら文化遺産まで壊しているのだから皆殺しだ!」そのような風潮にするためにわざとやっている可能性があるのです。

それはともかくとして、中国の軍事委員会の発言を掲載しておきますので、よくよく読んでください。皆さんも「日本は安心だ」ということがわかると思います。



中国軍事委員会対日開戦議論

呉勝利(大将、海軍司令官)

韓国から日本の軍事機密が提供されている。約2年にわたって分析しているが驚異的な防御能力である。日本列島周辺はもとより、我が国のすぐ近くまでケーブルセンサーで覆われている。本線ケーブルからの支線を疑って半年ばかり周辺を底引き調査したが、すでに支線は情報解析によるとノンケーブルになっているようだ。海中通信も我々の想像をこえている。機雷敷設状況はわからないが、すでにかなりの量が敷設してあって、スイッチオン態勢にある可能性はかなり高い。
我が潜水艦隊は、列島線突破作戦によって日本の能力を探ってきたが、残念ながらすべての作戦において完璧に探知追尾されている。一方、我々の潜水艦は日本の潜水艦を全く探知できない。静粛性において全く歯が立たない。原潜など論外だ。
当初、解決策として南シナ海深部における待機作戦を検討していたが、ここも網の中に入っていることが判明した。対潜水艦については、我々の潜水艦は日本潜水艦に対して対抗能力がゼロであるといってもいい。東シナ海のような浅い海域においては魚雷戦もありうるが深度300mをこえると、もはや対応する潜水艦を保有していないし、また対応する深深度攻撃魚雷も保有していない。日中戦争においては残念ながら潜水艦の戦力は全く期待ができない。
2013
年から配備といわれるP-1哨戒機についても詳細に分析しているが、この能力はまさに中国軍の天敵と言ってもいい凄まじさだ。

馬曉天(大将、空軍司令官)

中国空軍は空自に比べると圧倒的に数が多い。しかしその能力となるとはっきり言って侵攻能力はゼロに等しい。平和時には誇大表示や誇大宣伝はそれなりに結構だとは思うが、現状では話にならない。海軍と同様空軍も日中開戦は現状不可能、夢物語だと考える。
ミサイル飽和攻撃のあとは核の恫喝で日本は屈服するといわれるが、いいかげんな形は米の攻撃を招くのではないか。そもそも米に対する大陸間弾道ミサイルは瞬時に発射できるのか。固定基地、移動基地の態勢は万全なのかを聞きたい。

魏鳳和(中将、第二砲兵司令官)

言われるまでもなく態勢は完璧である。

常万全(大将、国防部部長)

陸軍の保有する短距離ミサイルはすべて固体燃料であるが、核ミサイル、特に米に対する長距離弾道弾は従前の液体燃料からすべて固体燃料への切り替えが完了しているのか。
中国の核はすべて監視されているのは疑いもない事実であって、米の監視衛星の解像度は数十㎝のレベルである。また各種のセンサーが組み合わされており実質秘匿は不可能だ。四川省地震における核施設の被害状況の衛星写真は10分の1の精度であるという。しかしその解像度は驚愕の鮮明さである。核の恫喝を意図した基地の動きは米の先制攻撃を招きかねない危険行為だ。
陸軍としては通常兵器による戦争については世界中どの国に対しても自信があるが、核戦争は次元が違う。ミサイルの先制飽和攻撃と言われるが、数百に及ぶ発射準備が完全に秘匿できるものではない。逆に先制攻撃を受ける可能性を生じさせる。
米の原潜の約1000発の核ミサイルは報復攻撃による抑止を目的としているが、この場合には先制攻撃に使用される可能性があるということだ。この場合、中国の核基地は即、全滅するであろう。かろうじて移動ミサイルの数発の報復攻撃が可能なレベルで戦争は終了だ。中国は確実に崩壊してしまう。日中戦争は限りなく低レベルの米を巻き込まない限定的抑止戦争でなければならないと考える。

魏鳳和(中将、第二砲兵司令官)

そのあたりの対応は政治レベルの問題だ。固体燃料の問題は現在、鋭意研究中で数年中には切り替えが可能となるだろう。

呉勝利(大将、海軍司令官)

軍事GPSについては米空母対策もあって海軍ではそれなりに研究しているところだが、他方で取り組んでいる北斗システム以外はほとんど進んでいないようだ。特にガリレオについてはウクライナ、韓国等を組み込んで力を入れているが成果が上がっていない。このままでは韓国も北斗に入れるしかないだろう。
担当研究部署では、中国独自の北斗については2020年頃までには現行の約25mといわれる測定誤差を10m程度までにはあげたいということだが、打ち上げ数の拡大は当然として、これでは軍事利用できるのだろうか疑問符がつく。
GPSに限って言えば、日本では民間のカーナビでも10mは実現し運用されている。自衛隊の軍事情報では誤差1㎝の軍事衛星が実質完成しているという。現在の中国との差がどんどん開いていく。数年後は精度の差が2000倍以上となる。これで戦争などできるか。

馬曉天(大将、空軍司令官)

中途半端な開戦は絶対に避けるべきだ。日本は平和憲法をもちながら実態は世界でも屈指の軍を保有している。非核三原則と言いながら米軍の核持ち込みを黙認している。日本国内で約8000㎏、英仏に処理済み約45000㎏のプルトニウムを保有し、この量は世界1である。現状、日本国内保有分だけで1000発の核弾頭が製造できる量だ。米の方針は最近大きく変化して、日本の核保有を容認するレベルまできている。現状、日本が独自に開発保有することは認めないが、米から核弾頭を購入という形であれば黙認というところまできている。中国が唯一日本より優位であるのが核弾頭である。しかし、これは技術のレベルの優位ではなく、有無の問題であり、日本がその気になれば半年もたたないうちに崩れてしまう砂上の楼閣である。我々は現実を直視しなければならない。

習近平?

この場は軍事委員会であるが当然のことながら政軍を議論している。今、冒険が必要かどうかをバランスをとった冷徹な視線で見る必要がある。ここ十数年の我が国の発展は経済的にも軍事的にも目をみはるものがある。しかし、その発展は本物であろうか。地に根がはっているであろうか。
今、開戦を議論している日本からは未だにODA、国連分担金ははるかに下、国の環境問題、社会保障、民族問題その他、国力を総合的に考えていかなければ不毛の議論になってしまう。抗日戦争から今日まで中国はすべて勝利としているが
....(ここで記録切れる)

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