三島由紀夫と軍事思想 ⑧ | 中杉 弘の徒然日記

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 三島由紀夫は常々「軍隊を二つに分けろ」と言っていました。これは新しい観念です。国連を主体にした国際平和に役に立つ軍隊と、日本だけを守る国際舞台に協力しない純粋に日本だけを守る軍隊の二つに分割するということが、三島由紀夫の軍事に関する考え方です。

 これは一緒ではダメです。守るべきものがあるからそのような話が出てくるのです。「守るとは何か?」日本の皇室を中心にした文化と伝統を守ることが日本を守ることです。これは、国際的な平和とか、国連軍の考え方とは全く違う考え方です。

 ですから、国連軍に参加したり、世界の平和、紛争抑止のために活躍する軍隊があってもいいのです。「これは制服を別にしろ」と言っています。現在は自衛隊がすべてやっていますが、制服を別にして国際協力軍日本だけを守る軍隊に分かれていくのです。僕もそうだろうと思います。

そして、「民兵組織が必要だ」と言っています。この二つの下に民間防衛隊・祖国防衛隊みたいなものが必要です。「これはどうしても国がやるべきである」と三島由紀夫は主張したのです。

ところが、国は能書きをタレてなかなかやりません。だから三島由紀夫はしびれを切らせて『盾の会』という私の軍隊をつくったのです。だけど、「本来ならば国がやるべきだ」と主張しているのです。国の予算で全国に民兵組織をつくって訓練をするという考えが必要です。

それで三島由紀夫は『盾の会』を私兵でつくってしまったのです。面白い考え方です。これは、今でも通用します。「日本の防衛をどうしますか?」という質問に対しては、「民兵組織を作る、国際平和のために戦う軍隊を一つ、日本だけの軍隊をつくる」この三つが三島由紀夫の祖国防衛論です。

これは、正しいと思います。実は面白いことがあります。安倍さんが民兵組織をつくってしまったのです。というと皆さんびっくりすると思いますが、田母神さんを中心にして民間組織をつくるという、祖国防衛隊のような考え方があったのですが、田母神さんはスキャンダル(女性問題、公金横領)を握られてしまい、そっちに皆の目が向いていたのです。特に韓国人と創価学会は田母神さんを憎んだのです。そちらに注意をひきつけておいて、安倍さんが法制をパッとやってしまったのです。

どんな法制かというと予備自衛官を増やし、予備自衛官を徹底的に訓練して、2万5千人くらいの体制で予備自衛官の組織をつくってしまったのです。この予備自衛官は外国と戦うのではなくて、朝鮮人と戦うのです。朝鮮人を壊滅させるのです。朝鮮人が武器をもって立ち上がった時に、叩きつぶすことをこの組織でやるのです。

創価学会員もこの中に入っているらしいのです。一応、予備自衛官ですから武器ももてるので普通の軍隊と同じです。このような組織をパッパッとつくってしまったのです。予備自衛官の制度は完璧です。

昔、『皇帝のいない八月』という映画が渡哲也主演でありました。予備自衛官が上京して革命を起こすという話です。三島由紀夫に影響された予備自衛官が「これでいいのか、この国のために戦おう!」と呼びかけて東京に夜汽車に乗っておしかけてきたのです。途中で裏切り者が出てつぶされるという話です。

国の防衛はどのようなものか、3点に集中したのは三島先生だけです。誰も言いません。自衛隊は自衛隊のことしかいいません。自衛隊、国際協力隊の自衛隊、日本だけを守る日本のための自衛軍、この中に思想戦も入ってくるのです。

韓国がやっているのは思想戦です。日本人を参らせてしまおうと「謝れ」「従軍慰安婦を忘れるなよ」「歴史認識はどうなっているのだ」という話をバンバン仕掛けてきているのです。これを叩くのは、予備自衛官のやる仕事です。思想戦に勝たなければいけません。あらゆるところで思想戦を仕掛けられています。

今、マイク・ホンダというアメリカ人がいますが朝鮮人だといわれています。日本に帰化した朝鮮人の子孫が「日本人だ」と言って「謝罪しろ!」とう発言をしているのです。これは、百田さんが言っています。本当に悪い奴らです。彼らは思想戦をやっているのです。日本を亡き者にしようとしているのです。

現代戦で思想戦の占める分野は非常に大きいのです。前回も書きましたが、思想戦に負けたらおしまいです。それから、サイバー戦です。実際に鉄砲を持ってドンパチするよりも、始まる前に思想戦で徹底的にやっつけて相手の国民の力を抜いてしまうのです。

「日本人は馬鹿で、悪いことをした国で、世界に恥さらしをした国なのだ」そのような思想戦に負けたらそのように思ってしまいます。そう思ったらそれだけで負けなのです。思想戦と戦闘とは、「自分たちが負けた」と思った時に負けるのです。「負けた」と思わなければ、劣勢になっても負けたといえません。

韓国も中国もアメリカも日本に思想戦を仕掛けてきているのです。これがウォーギルトインフォメーションプログラム(War Guilt Information Program、略称WGIP)」です。いまだに続いています。アメリカ人「日本人に真実を悟らせるな!」、「原爆はお前たちが悪いから落とされたのだ」日本人「すみません、もう二度と原爆は落とされません」など、馬鹿ではないでしょうか。

これは「日本人が悪い」という戦略からきているのです。「日本人を独立させるな」「朝鮮を植民地にしただろう!」「従軍慰安婦を謝れ!」全部ウソです。そのように仕掛けてくるのです。僕が言っているのは反対に攻めにたつことが必要です。『朝鮮人よ、日本人に土下座せよ!』というのがそのような意味です。戦いの書です。それすらわからなくなって日本人は馬鹿になっている面もあります。


(⑨に続く)








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