アメリカ、いよいよ中東に軍を送る | 中杉 弘の徒然日記

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いよいよアメリカが地上軍を中東に派遣します。オバマと議会の話がついて「3年以内」という限定がつきました。そうでないと、イラクに地上軍を送って10年かかってしまいました。アメリカは、大戦争にならないように3年間という機関限定をしてチビチビと兵隊を中東に投入するのです。ふざけた考え方です。

 今でもアメリカを初め中東に有志連合があって、すでに2500回くらいISISの拠点を空爆しています。しかし、ISISの連中は、どんどん増えて3万人になってしまったのです。基本的に、この考え方は間違っています。バイキンは長引かせるとどんどん増えてしまいます。このような時は、「戦勝の要は、有形無形の各種戦闘要素を総合して、敵にまさる威力を要点に集中発揮せしむるにありと旧軍の作戦要務令にも書いてあります。

 「戦争に勝つ」ということは、敵の何倍の戦力をもって、1点に集中してやっつけなければいけません。敵と互角の戦力を持ち、バチバチとやるようなものではありません。100万人の軍隊でもいいのです。一気に巨大な軍隊を投入して踏み潰してしまえばよいのです。

 それが「戦争に勝つ」ということです。この戦争はおかしいのです。長引かせてどんどんISISの連中が増えて、世界各国から集まって、どんどん膨大化しているのです。

またデンマークで2月14日にテロがありました。デンマークの首都コペンハーゲンで現地時間の14日午後から15日未明にかけて、イスラム教と表現の自由についての討論会が行われていたカフェと、シナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)前で男が銃を乱射する連続銃撃で2人が死亡、5人が負傷しました。

 このような凶悪な奴らは根こそぎ叩くべきなのです。「巨大な戦力は投入しない」とオバマ大統領は発言していますが、間違っているのです。一気に巨大な戦力を投入するのです。

しかし、元はCIAから始まった話ですから、アメリカの本音は戦争を止めたくないのです。ジュクジュク拡大していきたい方針があるのです。一気に滅ぼしてしまったら火種が消えてしまうので、滅ぼさないように同じ戦力を出して、チクチクやって、勝ったり、負けたりしながら、火種を大きくして中東に大戦争をつくっているとしか思えません。

こうなったら、自衛隊も出撃していいのです。それこそ、一○式戦車を10台も持っていけばカタがついてしまいます。クルド人のショベルカーの戦車でISISの拠点を奪回しているのです。

 一○式戦車を持っていけば、1日で終わりです。そうするべきです。「戦勝の要は、有形無形の各種戦闘要素を総合して、敵にまさる威力を要点に集中発揮せしむるにありというのが、戦略の基本です。

アメリカの戦略は、この基本からはずれているのではないでしょうか。



■作戦要務令

作戦要務令(さくせんようむれい)は、大日本帝国陸軍の軍令として、陣中勤務や諸兵科の戦闘について、訓練方法等を示した戦術学の教範である。戦術研究の際に参照される。



■統帥綱領

統帥綱領』は軍事機密として特定の将校だけに閲覧を許された軍事書物である。主として高級指揮官に対し、方面軍及び軍統帥に関する要綱を示すものとされた。



■歩兵操典

歩兵操典(ほへいそうてん)とは陸軍における歩兵の運用について示したマニュアルである。

歩兵操典は、歩兵として要求される行軍、戦闘時の陣形、火器や各種兵器の取扱い、など歩兵に必要な戦闘技術を標準化・体系化した上で、誰でも分かるように図解入りで解説している。

歩兵操典が編纂されるようになったのは、近世にグスタフ2世(スウェーデン王)がそれまで曖昧だった陸軍の軍制を標準化して合理化を図ろうとしたことに起因するものであり、各国で独自の発展を見せた。

日本における操典を用いた歩兵訓練は、高島秋帆により戦列歩兵方式の歩兵運用を含む蘭式軍制の導入が試みられ、1834年には長崎警護の任にありフェートン号事件を経験していた佐賀藩がこれを導入した事がはじまりである。




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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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