ヨルダンの捕虜になっていたパイロットがISILによって殺されていました。その殺され方が凄いのです。鉄でつくった檻(おり)に入れられて、そこにガソリンをぶっかけられて導火線に火をつけたのです。凄惨な殺し方です。世界はみな怒っています。こいつらは人間でしょうか。
しかし、待てよ。ちょっと待ってくださいね。アメリカさん、何をやりました?
貴方達がやった事は、火炎放射器をつくって硫黄島でトンネル内にいる日本兵に向かって火炎放射器をはなったのです。その前に洞窟の中に水が入っている場合、ガソリンを流すのです。日本兵が水の中にいるのに、ガソリンを流し火炎放射器でガソリンに火をつけたのです。アメリカ人はそのようにして日本兵を何千人も殺したのです。人の事が言えるのでしょうか。
アメリカは、火炎放射器などという野蛮な武器を沖縄でも使いました。女・子供の民間人を火炎放射器で焼き殺したのです。ISILと同じ事です。日本人はそんなことはしたことはありません。
それから、東京大空襲ではハーグ条約に違反して罪もない民間人を焼き殺すために丸く爆弾を落として逃げられなくして十文字を書いて爆弾を落として、全員が一瞬にして焼け死んだのです。アメリカが日本の民間人を焼き殺したのです。戦争は恐ろしいという事と、人の事を非難できないということです。
キリスト教徒を見てください。キリスト教徒は、異端裁判で「魔女だ!」「悪魔だ!」と言って何十万人と焼き殺したのです。広場に集めて薪を積んで「魔女だ!」と言われた人間を連れてきて火をつけて苦しむのを喜んで見ていたのです。「魔女が苦しむのは当たり前だ。もっともっと苦しめてやる」という事をやったのです。
ローマ時代は、キリスト教徒が捕まえられて何千人が十字架にかけられて、火で焼き殺さたのです。人間のやることではないのです。
ヨルダンのパイロットは火あぶりで殺されましたが、これはやむをえない面もあるのです。パイロットは空爆を行っていたのです。空爆を行えば、何十人、何百人と死んでいるはずです。空爆をやれば、自分がそうなっても因果の理法で仕方ないのです。
このようなことを反省してもらわないとダメなのです。アメリカもヨーロッパも「火あぶりの刑」をやってきたのです。ローマ法王も異端裁判で「火あぶりの刑」をやってきたのです。
何故、こんなに人を苦しめてうれしいのでしょうか。どうも人間は血をみないとおさまらないところがあるのです。ISILの殺し方は、何百人も砂漠に埋めて顔だけださせておいて、後ろからISILの兵隊が首を斬って殺すのです。すると砂漠一面が血の海になるのです。悪魔なのでしょうか。人を殺してそんなにうれしいのでしょうか。
ローマのコロッセウムではどのようなことが行われたのでしょうか。剣闘士による本当の殺し合いを見せたのです。ローマ市民の娯楽は、人間の殺し合いです。コロッセウムに出てきて剣や槍などの武器を持って本当に殺し合うのです。
それだけではありません。ライオンと人間を戦わせるのです。それをローマ市民は熱狂して喜んで見ていたのです。人が死ぬことが熱狂するほど面白い事なのでしょうか。どういうことなのでしょう。
ライオンと人間を戦わせてルールは何もないのです。それでも飽き足らなくて、コロッセウムに水をはってプールにして船を浮かべて本当の兵隊が乗って、戦艦と戦艦の戦いをローマ市民が喜んで観戦したのです。最後は兵隊が死ぬのを見て喜んだのです。同じ構造です。
このような人間が持っている人間の野蛮性を退治しない限り、「人類の平和」などと言う資格はないのです。いい加減に殺し合いが如何に愚かな事であるのか、人を傷つけるという事が、どんなに惨めなことであるのか、それを見て喜んでいる人間が如何に惨めであるのかということを知る必要があるのです。
韓国人が道端で犬を殺し、道端で犬をさばくのです。道端に犬の頭が転がっているのです。「犬を苦しめて、苦しめて、苦しめて食べる方が精力がつく」などという狂ったものの考え方をいい加減に脱したらどうなのでしょう。
人は人のことを思い、人を助けるのが人間です。人間は、半分はそのような面があるのですが、半分では殺しをやるのです。そのような事に気が付いて穏やかな気持ちの本当の人間性らしい感情を大事にしなければいけません。早く目覚めましょう。
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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5
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