こんばんは、塾代表の大西です
「お守りプロジェクト2024」にご協力いただいたお守りを、当ブログで少しずつご紹介させていただきます。
今回はご紹介第2弾。
まずはこちら、東京都国分寺市のKさまからいただいた、湯島天神のお守りです。
東京の合格祈願といえば、とても有名なのがこちらの湯島天神。通称が湯島天神で、正式名称は湯島天満宮です。
前回のお守りご紹介で、「○○天神」「○○天満宮」といえば、菅原道真さんを祀った神社だとお伝えしましたが、こちらもそのひとつです。
湯島天神には道真さんと、天之手力雄命という神様が祀られています。こちらは天照大神が隠れた岩戸を引き開けたという神様です。神社の伝えではこちらは458年創建とされているので、道真さんはあとから合祀されたという形になります。
湯島天神は徳川家にとても大事にされていて、林道春や新井白石など、江戸時代の学者や文人からも信仰を寄せられていたそうです。そんなところからも、学問の道を開いてくれる神社として親しまれてきたのでしょう。
境内はもう少ししたら、梅が咲き始めるのではないでしょうか。こちらの梅の花もとても有名です。
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次は茨城県のYさまからいただいた、龍ケ崎市の八坂神社のお守りです。
龍ケ崎市の八坂神社は1186年、源頼朝の時代の創建だそうです。
ご祭神は建速須佐鳴神(たけはやすさのをのかみ)と奇稲田姫神(くしなだひめのかみ)。
「建速須佐鳴神」というのは『古事記』に書かれている名前で、スサノオとかスサノオノミコトと言うとみんな聞いたことがあるかなと思います。日本神話のヒーローと言えば、天照大神の弟で、ヤマタノオロチを退治したスサノオですね。奇稲田姫神はスサノオの奥さん。夫婦神を祀った神社なのですね。
全国には八坂神社という名前の神社がたくさんありますが、八坂神社にはこのスサノオが祀られています。
お手紙にも書いてあるように、今年は辰年。龍のように力強く、厳しい受験を勝ち上がってほしいですね!
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今回ラストは、岩手県盛岡市のNさまからいただいた盛岡天満宮のお守り。
天満宮ですから、ご祭神は菅原道真さんですね!
お手紙には詩人・歌人の石川啄木がよくお散歩したり読書したりして過ごしたお寺とあります。啄木は盛岡出身ですね!
中学校の教科書だと啄木の歌集『一握の砂』がどこかしらに載っているかと思います。国語便覧だと、明治時代の文芸誌『明星』も載っているんじゃないかな、啄木はこちらにも寄稿しています。
経済的に厳しかったり、家庭の事情が複雑だったりした啄木さんですが、文学の道を志して学生時代からたくさんの作品をつくり、仲間を集めて文芸誌をつくったりもして頑張って、日本を代表する歌人・詩人になれました。
こちらのお守りには、そんな啄木さんから夢を叶える力も授かれそうですね!
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お守りは引き続き、紹介ブログを投稿していきます!
あたたかいメッセージとともにお届けくださったみなさま、ありがとうございました!