無料塾セミナーを開催しました | 無料塾「中野よもぎ塾」のブログ

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東京・中野区で中学生対象の無料塾を開催しています。

こんばんは、塾代表の大西ですニコ

 

7月23日(金)、久しぶりに無料塾セミナーを開催いたしました。

 

 

無料塾は子ども食堂ができるよりも前に存在していたのですが、まだまだ知名度が低いのが現状です。でも、需要は高まってきていて、中野よもぎ塾も今年はすぐに定員がいっぱいになってしまいました。その後も入塾のお問い合わせが続いていて、近隣の他の無料塾をご紹介している状態です。

もっともっと、たくさんの人に無料塾を知ってもらい、ボランティアでかかわってもらったり、新しく団体を立ち上げてもらったりしないと間に合わないな……と感じる今日この頃。

また、無料塾といってもさまざまで、小学生対象だったり中学生、高校生対象だったり、高卒認定を目指す人を対象にしていたり。偏差値アップのみに特化していたり、居場所としての機能も重視していたり。運営している人たちも学生だったり社会人だったり……。

学習をサポートするというのは同じでも、いろいろなタイプの無料塾があるので、通いやすい範囲内で自分に合うところを選べるようになったらいいな、と思うのです。

 

中野よもぎ塾は2014年4月から活動をスタートしており、今年で8年目。

そこそこ経験も積み重ねてきたので、この経験を多くの方にシェアして、広めていくことも役割のひとつだと考えています。

そんなわけで、2年ぶりにセミナーを開催させていただきました。

 

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今回は、「無料塾の基礎知識編」を八王子つばめ塾の小宮理事長にお話いただきました。

八王子つばめ塾は2012年の秋から活動を開始しているセンパイ無料塾です。

当塾とも立ち上げ時からずっと仲良くして頂いています。

無料塾とは何か?なぜ必要なのか、どんな団体があってどんな活動をしているのか?

そんなことをお話いただきました。

 

この日は八王子つばめ塾、夏期講習中ということで、小宮さんはZoomでの登場となりました。

ありがとうございました!

 

 

 

その後、昨年行った「無料塾シンポジウム2020」にて多くの学習支援団体にアンケートをとり、情報交換しあった内容をもとに、「無料塾のコロナ禍での活動」について、中野よもぎ塾代表・大西よりお話させていただきました。

 

 

後半は、無料塾の活動の意義についてより深く考える座談会。

登壇いただいたのは、この夏から活動をスタートする無料塾「なかの国際学院」の代表2人と、教育ジャーナリストのおおたとしまささん。

 

なかの国際学院の代表は2人とも18歳で、1人は中野よもぎ塾の卒業生、もう1人は中野よもぎ塾の学生サポーターです。

座談会では、それぞれの立場から無料塾がどう見えていたか、実際に関わってみてどう感じたか、無料塾はどんな可能性を秘めた場所なのか、といったことをお話してもらいました。

 

 

 

 

おおたさんからの厳しくも温かいご質問に2人が一生懸命考えて答える場面があったり、「有料塾をただ無料化しただけで済む話ではない」という本質的で重要なお話があったり、とてもためになるお話がたくさん出てきました。

代表2人、おおたさん、ありがとうございました!!!

 

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今回の座談会は、中野よもぎ塾公式YouTubeチャンネルにてアップしております。

ただ……まだ無編集の状態ですアセアセ

最初の30分はセミナー準備でドタバタしている様子が映っているだけですので、飛ばしてください。

そして途中途中、聞きづらいところがあったりしますがお許しください。

動画はそのうち、編集バージョンに差し替える予定です。

 

 

 

 

あと、中野よもぎ塾YouTubeチャンネル、今までどこにも公表しておりませんでしたが、せっかく作ったので今後ちゃんと活用していこうと思います。

今のところ上がっているのはこのセミナーの動画と、中野よもぎ塾オリジナルソング・ライブ動画の2本でございます。

(オリジナルソングとてもいいので聴いてくださーい!)

 

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今回のセミナーにお越しくださった皆様、ライブ中継ごらんくださった皆様、ありがとうございました!

初めての形式でドタバタしていろいろとご迷惑をおかけいたしましたが、お付き合いいただいて感謝です……。

 

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無料塾についてもっと知りたい!という方は、全国さまざまな団体の活動や自治体の動き、専門家のお話などを収録した電子書籍『無料塾に今、できること』をお読み頂ければと思います。

 

 

通常は電子書籍版の販売となっております。

今回のようなイベント時には、会場にて紙の本を販売しております。

 

▽紙の本の売り上げは、全額、無料塾を広めるためのイベントをしてくれた団体の運営費に回ります。今回は「なかの国際学院」の運営費として活用させて頂くことになりました。会場でお買い上げくださった方、ありがとうございました!

▽電子書籍版の売り上げは、全額、紙の本を印刷するための費用として使います。

▽いずれにしても、学習支援団体の活動を通して、子どもたちのために使われるチャリティー本です。

 

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セミナー運営には課題もいろいろありましたが、今後も無料塾をもっと多くの方に知って頂くための活動も続けて行ければと思っています。

どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m