大阪のファイナンシャルプランナー中野です。
リスク軽減のための5つの方法、4つめのアップです。
始めに、一記事で二つご紹介したので④で終わりです(^_^;)
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Aさんは株式相場の見通しに自信がありました。
ここのところ下げ続けていた株式マーケットは、そろそろ買いのタイミングと判断。
投資しようと考えていた資金の全額を、「ここが底!」とばかりに、狙っていた銘柄に投入しました。
ところが、その後相場はさらに下落。
投資した資金は一気に含み損を抱えることになってしまいました。
株式を買いにいったタイミングは少し早かったのではないかと、ちょっと自信がなくなったAさん。
さらに相場が下がると、「これ以上の含み損には絶えられない!」と、せっかく購入した株式をすべて売却、大きな損失を出してしまいました。
これを反省材料として、買いタイミングを慎重に判断して投資しようと決意したAさんでしたが、今度は、見極めに終始して、何も買えないまま、相場が反転していってしまいました。
さて、このような失敗を避けるためには、うすればよいでしょうか?
同じ対象に向けた投資でもその実行タイミングを分散させることによりリスクを軽減することができます。
ドルコスト平均法をご存知ですか?
日々、上がったり下がったりする単価(1株の株価や、1口あたり価格)に惑わされずに、「定期的に、一定の金額で投資し続ける」方法です。
安い時にはたくさん買って、高い時には少なめに買うので「定期的に一定のユニットを買い続ける」場合と比較すると平均単価を下げられる可能性が高くなります。
ファンドの定額購入でも、このメリットを享受することができます。
いかがでしたでしょうか?
つまりは、「分散」が大事ということです、時間、地域、資産、それぞれで分散をすることでリスクを軽減することができます。
老後のための資産運用は大儲けをするためではなく、なるべくリスクを少なくした上で、豊かにくらすためのお金の準備をすることです。
リスクの軽減方法をしっていても、営業マンや雑誌などの情報についつい心を動かされることもあるかと思いますが、少し立ち止まって考える時間を作り、「リスク軽減」をしっかり考えましょう。
有料で相談しているファイナンシャルプランナーは、お客さまから費用を頂いているので、無理に商品を販売することをしません。
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