Aさんは、投資を開始するときに「すぐに結果を出したい!」と思い、3ヶ月~1年以内の短期戦略に出ました。
Bさんは、投資を開始するときに「10年以上使わないお金」を充当してじっくりと取り組むことにしました。
Aさんの投資とBさんの投資、どちらの方がリスクの軽減を見込めるでしょうか?
短期間では大幅に上がったり下がったりしている局面がありますが、過去20年近くの長期のチャートの動きを見ると、右肩あがりに上昇しています。
たとえ、1929年の世界恐慌前夜に株式投資を始めたとしても、10~15年持てば元本近くまで戻っていますね。
つまり、投資期間を分散させる(=長期投資する)ほど元本が割れるリスクを減らすことができるのです。
過去80年間、アメリカの株式市場に投資をして、元本割れする確率は、
以下を目安としてください。
1年間の投資では3~4割
10年間の投資では1~2割
20年間の投資では数%程度
世界株式に分散されたポートフォリオではさらに元本割れの確率は下がりますので、運用期間が20年を越える老後資金の準備のためなら「株式100%」でも良いかもしれません。もちろん、極端な例ですし、オススメするワケではありませが(^_^;)
しっかり資産運用を考えたい人はファイナンシャルプランナーや専門家の話をいろいろ聞いて、自分に合った資産運用方法を見つけ出すのがいいですよ!