しばわんこの日常~飼い主の責任編 2~ | 大宮さんと一緒 。。。

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大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




ある日うちのベランダに迷い込んで、そのままうちに居着いたカズとサトシ。



サトシはちょっとボーッとしてて
カズは周りをよく見てる。


サトシはカズのことが大好きで
カズはサトシをいちばん大事にしてる。


部屋の探検をしようって言うのはカズだけど
前を歩くのはサトシ。


いつもサトシの手をぎゅっと握ってくっついて歩いてる。



いっつもくっついてて
いっつもラブラブしてて
イチャイチャしてるふたりは、俺のことなんかほとんど無視して生活してる。



兄貴や雅紀は俺のこと飼い主とか言うけど、アイツらペットじゃねぇし。

てか、そもそもどんな生き物なんだよ。




小人?
コスプレ好きの?


うん.....たぶん、そんな感じなんだろうな。



しばわんこみたいなカズ。
黒猫みたいなサトシ。


だけど、アイツら着替え持ってんだよ。


黒しばわんこと白猫は見たことある。

何なら着替えてるとこも見たことある。



なんか小さいポーチみたいなのから、ズルっと出てくる着替えは、どう見てもその袋に入るサイズじゃねぇ。


ド○えもんかっ!って、ツッこもうかと思ったけど、そもそもド○えもんって通じるのか?とか思ってるうちに、言えなくなった。





ふたりはあんまり食べたり飲んだりもしないけど、1日に1回は何か食べたいらしい。


普段はテーブルに置いておいたチョコとかクッキーなんかを食べて、俺のマグカップからお茶を飲んだりしてるけど、本当にたまにご飯やパンを食べたがる。



サトシはパンが好きで
カズはラーメンが好きみたいだ。



そんなふたりは欲しいものがある時は、俺のそばに寄ってくる。


ラグに座ってる足元に来て、膝やももの辺りから登ってこようとしたりする。




「じゅーーーん」
「じゅんくーーーん」


俺の足にスリスリして、甘えた声で呼びかけるふたり。


ペタンと座ったお尻も可愛いよなぁ。



「じゅーーーーん?」
「じゅんくーん?」



ちろっと上目遣いのカズと
真っ直ぐ見つめてくるサトシ。



あー、クソ。
可愛いんだよなぁ。


普段は俺のことなんか空気くらいにしか思ってないくせに、こんな時はめいっぱい可愛い顔して寄ってくるとか。


あー、クソっ。




「じゅーーーーん」
「じゅんくん」



キラキラオメメのふたり。


あー、俺の負けです。



「何?」
「ご飯ほしいな」
「ほしいな」
「今日は何がいいの?」
「みそラーメン」
「らーめん!」
「わかったよ。ちょっと待ってな」



頭をちょんと撫でると、嬉しそうにわらうふたり。



「ずん!ありがとな」
「サトシ、噛んでる」
「あ...ず、ず、じゅん」
「ふふ」



楽しそうにイチャイチャしはじめたふたりの為に、俺は今日もキッチンに立つ。




「今度はシナモンロールにしような」
「うん」



今日もうちのしばわんこと黒猫は元気です。









。。。。。。。。。。。。。。。



このお話には可愛い絵がありますラブ


描いてくれてるのはお馴染みあみんちゃん♡
あみんちゃんのブログはコチラ☆


行かれる方は楽しく気持ち良くを合言葉で♡

よろしくお願いしますm(*_ _)m