海猿的アジング考察【vol.77】シマノ・カケガミについて | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。

どうも!!
 
もう1年以上前の記事で書いたJHの検証がようやく開始出来る状況になった(笑)
まだ検証途中であり、絶対的な答えは出ていないが、現在判明したと思われる事を書いてみようと思う
 
何故?こんなに遅くなったのかって??
 
だって売ってないんだから仕方ない・・・
 
で、最近ようやく広島界隈の釣り具店にもチラホラと姿が見えてきたので購入。
 

上画像はノーマルの製品だが、今回使ったのは下の【デイアジング用】?(笑)とされている
フックのサイズが画像の製品よりも小さくなったものを使用。
すいません笑ったらいけませんね予防
というか、これしか売ってない(笑)
ワームを装着するとこんな感じ↓
右側のJHはいつも使ってるモノなのだが、カケガミのフックは小さい
デイアジング用だから小さくしてるみたいなのだが・・・・
 
さてさてこのリグについて、1年半前くらいに開発された方に色々とその【想い】を聞いてみたので
気になる方はカケガミについての過去記事→過去記事へ こちらをご覧ください。
 
今回、検証したの水深20M前後でアジのアベレージサイズは27㎝くらい
 
結果からかいてみよう!!!
 
バイト数はカケガミも普通のジグヘッドも同じ20回バイトを得た時の比較
 
カケガミ フッキング 7 バラシ 
普通のジグヘッド フッキング 18  バラシ 
 
20回のバイトに対し、カケガミでキャッチしたのは、普通のジグヘッドキャッチしたのは18匹
 
結果、圧倒的に普通のJHでの釣果が上回る結果となった。
 
まあ思っていた通りの結果である。
別にSIMANOや、この製品を腐すつもりは毛頭ないのだが、何故?このような結果になったのかを考察してみよう!!!
 
先ずは下の画像の通り、口の外側に掛かっていたのが半数。
当然、バラシも増えるのは明白である。
 
 

 
 
 
一方、普通のジグヘッドは
 
ピシャリと掛かるのが半数以上で口の外へのフッキングは1本のみ。
 
というか、20バイトで7フッキングしかしなかったカケガミ・・・
最初の6バイトは全くフッキングしなかった・・・・(笑)
フッキング率の悪さは何故?起こるのか???
今の段階ではあくまで推測だが、フックの位置が大きな原因であると考える。
フックの位置のベストは・・・
まだ書かないけど、自分の中ではある程度確立している。
 
使ってみて色々と感じたのだが今の段階での海猿の見解をまとめると・・・
 
① フッキング率が通常のJH比べ大きく下がる。
② バラシ率も大きい
③ バイトの質感が通常JHとは違う
④ ワームが差しにくい
⑤ 魚が外しにくい
 
という感じでシマノさんや開発者さんには申し訳ないが、この製品には今のところネガティブな印象しかない・・・・・
 
一応、使う前は『もしかしたら!』と少しワクワク出来たのが良かった程度かな(笑)
 
とはいえ、まだまだ検証は終わっていないし、色々と試したい事もあるので今後もこのカケガミの検証は続けていこうと思う。
特に③についての原因が気になるね。
 
そして、完全に自分の中で検証が済んだと感じた時は全てをお話ししますので楽しみにしておいて下さい。
その時はあなたのアジングの認識が一気に崩壊するかもしれません(笑)
 
 
 
 
今日のところはこの辺でおしまい。