どうも!!
閲覧して頂きありがとうございます。
ここ最近、ブログアップを真面目にやっているので、アクセス数も右肩上がり!
とはいえ、全盛期の3分の1に満たないですが・・・
1年以内に常時8000アクセスを目指し書いていこうと思います。
はい
お待たせしました!
前回のテーマに続く第2弾!
【有名アングラーに問うてみた!】
今回は、トップメーカーSHIMANOさんから発売予定のアジング用JH
その名も【掛神】いや、
【カケガミ】
このJHの存在を知ったのが2週間前くらいか???
これを見た瞬間・・・
『あちゃ~やっちゃったねSHIMANOさん・・・』
『トップメーカーなのに今更、アシストフック・・・』
残念!!と感じた。
アジングというカテゴリーのルアーフィッシングがこの世に生まれ、15年くらいか?
その後、アジングは爆発的に人気になり日本全国各地でアジに憑りつかれたようにアジングに惹き込まれるアングラーをたくさん見てきた。
そんな中で、色んなアイテムが発売されては消えていく中に、もれなく似たような↓こんな製品もあった訳で・・・
単に、『掛からないアジ』に対し、深い考え、思考もなく作られ、出回るモノはスタンダードには成らない。
もれなくこの製品がメジャーになることもなかったわけで・・・
日本のトップメーカーのSHIMANOさんが今更、アシストフック的な構造のJHを発売することに対し絶望感のみ。
これが、海猿の最初の印象である。
ここで、この製品の開発に携わっている方が誰なのかを知る。
かれこれ20年近く釣り仲間であり、OceanRulerのテスターであり、
世界No.1シェアを誇る針メーカーMUSTADのテスターである河野憲靖氏から聞く。
『マジっすか~?』
『結構身近な人じゃん?』
『ちょっとこの製品について聞いてみますわ!』
となる(笑)
ええから誰に問うたか?早く言えって??(笑)
はい!この方!
日本のトップメーカー、シマノのテスターである
丹羽氏!
はい、存在は存じてましたが、面識は無い。
が、Facebookでは、ちょいちょい見かける方である。
ということで、躊躇なくFacebookで質問をさせていただいた。
以下、丹羽君(失礼ながら君で行かせてもらいます(笑))
Facebookを拝見させてもらうと、この【カケガミ】の開発秘話を発見!
☆カケガミ開発秘話と設計思想--その1☆
--アジのバイトを感じることへの限界--
バイトの種類は多種多様で、中でも金属的なアタリってのは病みつきになりますねー。中上級者ともなれば、抜けあたりに重きを置き、漁獲の質を高めていると思います。
と、ココで振り返って欲しいのが、ウェイトに完全固定された針、つまりジグヘッドを使用しているという前提、そしてトレンドであるということ。
ココを強く否定するつもりはありません。しかし、条件を狭くして、釣れるアジを分析するのはなんだか疑念しか残らないなーという時間を随分と過ごしてきました。そもそも、ジグ単で釣るということをもっと分析し、もっと釣るためには何が問題なのかを洗い出してきました。
無論、ジグ単にもメリットは多様にあるため、この作業は固定概念を取り払うというところからスタートとしました。しかし、長年体に染みついたものを払拭し、俯瞰するのは正直難しいものでした笑笑
さて、前置きが長くなりましたが、ジグ単で釣りをしていると、バイトは感じれるけど、絶対乗らないなという回数って意外と多く、結構時間を費やしていると思います。そこに技量という部分が大きく作用して、経験値とセンスによる釣果の差がアウトプットされていました。おおよその結論として、シンプルだけど、難しく奥深いというものが醸し出されていると思います笑笑
つまり伝えたいことは、この釣り方にこだわりすぎていると、相手にできるアジの母数を大幅に減らしているということです。もちろん、リグのみの話にはとどまりませんが…
ココでいう母数とは、相対的に考えて頂きたいのですが、現場にいるアジが例えば100だったとします。ジグ単のウェイトや形状を駆使して、アジを釣ったとしてもせいぜい10匹という結果じゃないでしょうか?(ツ抜け)
ツ抜けを目標として、10%のアジに全身全霊を注ぐ釣りをしていたような感じに苛まれ、残り90%をまるで放置していた時期を随分と過ごしてしまいました。
残り90%のアジを釣る方が有意義です!
カケガミはそれをするための一助になるリグです。ジグヘッドのようで、ジグヘッドではなく、しかしジグヘッドを操るシンプルさは残しつつ。
今回は序章として、そもそものアジングにメスを入れる必要があるというお話でした。次回は、カケガミのフックシステムの秀逸さについてです!
長文失礼ぶっこきました☆
以上が丹羽君の開発秘話!
それに対し、
↓先ずは海猿が質問コメント↓
はじめまして
そして、おはようございます。
記事を読ませて頂き、1つ疑問を持ちましたので質問させて頂きます。
記事中では存在するアジの10分の1しかジグ単では釣れない
残り9割釣れないアジが存在する
そのジグ単では釣れない残り9割のあじもカケガミは釣る事が可能になる
ざっくりと要約するとこんな感じですかね?
だとすれば、単純に釣果は9倍になるって事ですね?
まあ、それでも掛からない個体があったとしても3倍以上の釣果にはなるハズですね。
ここで疑問ですが、ジグ単で釣れないアジが9割存在するというのはどんな根拠からでしょうか?
アングラー側のスキルにもよる
というように書いてらっしゃいますが、スキルだけでは残りの9割は獲れないのでしょうか?
確かに掛からないバイトは存在しますが、ジグ単では1割しか釣れない
9割のアジを対象にしてない
そういう風に感じましたので質問させて頂きました。
長文失礼しました。
と、まあ鼻息荒いか?海猿(笑)
↓丹羽君からの返信↓
はじめまして!
コメントありがとうございます😊
ご指摘の件ですが、例えばという表現にあるように、相対的な数値であり、根拠としての数値を示すに至っておりません。いささか、誤解を招きやすいものになってしまっていること、ご容赦頂ければ幸いです。
なお、根拠を示すには、確固たる母集団と環境係数等を設定する必要があり、ここにそれを示すには、垣根を越えた議論が必要になります。
何を持って釣れるということを数値化するのか?この定義によって、圧倒的な数値を示す場合もあり、またその逆も然りです。
今回お示ししたものは、少しでもわかりやすくということを鑑みて表現したものであり、釣れる対象(母数)を増やせる方法論です。
確かに残り9割を釣ることが可能だという風に捉えることも可能な表現になってしまっています。言い訳がましいですが、9割全てを釣ることができるとは謳っていません。未知の集団として、9割を対象とした方が有益だということをカケガミを通じてお伝えしたかったのです。なので、ツールやスキルもこちらを対象とすべく、ベクトルを振って言ったほうが良いと思っています。
悪意を感じられていたら、大変申し訳なく、小生としては、全体の発展に少しでも寄与できるよう、こちらで表現させて頂いてます。
何卒ご理解頂ければ幸いです。
↑1回目の丹羽君からの返信!!
まだ、海猿だと気づかない??(笑)
更に丹羽君からの返信↓
あ、今しがた貴殿プロフィールを拝見させていただきました!
海猿さんのお話は色んな方々から常々お伺いしております!
先程友達申請差し上げました。宜しければ、ご承認お願いいたします!
【海猿から丹羽への返信】
丹羽 喜嗣 さん
すいません遅くなりました。
具体的に質問させて頂きます。
①ジグ単で獲れるアジは10%との事ですが、カケガミを使うと、ジグ単で獲れる10%とジグ単では獲れない90%を狙えるということですが、トータル的に何%のアジが獲れるのでしょうか?
回答は一般的、平均的で構いませんので宜しくお願いします。
めんどうな質問で申し訳ありませんが、自分もアジングに関してはちょっとウルさいものでして(笑)
ただ、冷やかしや中傷するつもりは毛頭ありませんのでご了承下さい。
【丹羽君から海猿への返信】
忌憚なきご意見ありがとうございます!貴殿のアジングは、常々リスペクトさせて頂いていますので、ご意見は大変ありがたい限りです!
個人的にはカケガミを使うことで、従来掛けれないアジを取ることができる現実的な数値として、平均値+20%アップを見込んでいます。(私のスキルとして)
初中級レベルの方であれば、もう少し掛かりやすい実感を感じて頂けるはずなので、希望として五割増と言いたいところです。
補足になりますが、主観的に残り7割に関しては、そのうちの半分以上はおおよそ無反応と見切り、あとはテールバイトなど反応はありつつもそもそも掛からない類とカケガミの軽量針すらも動かせない吸込みバイトであると、現時点で分析しています。
やり込みが甘いと言われればそれまでですが、現時点の私のスキルではこの分析が実力値であるように思います。
【海猿から丹羽君への返信】
めんどうな質問に対し返信ありがとうございます。
今、長文で返信しようと入力完了寸前で全部消えました😆
また書きなおします。
釣果20%UPならば納得です。
しかしながら、この記事で例えば…
とはいえ、90対10という大きな差で表現されていたので、これを読んだ読者さんは少し残念かと思います。
私でも10匹が12匹に釣果が上がってもそれがリグによるものなのか?は、体感出来ないかと思います。
1つこの【カケガミ】を使う事による大きなデメリットを書いてみます。
消えたらめんどうなので、一度送信します。つづく
開発者の方に失礼極まり無いかとは思いますが、丹羽さんも私と同様に真剣にアジングに取り組まれていると感じますので書かせて頂きます。
デメリット(海猿の想像)
これは【バラシの増加】です。
本来、ジグ単ならば口の中に掛かるであろうバイトが、カケガミを使う事によって口の中以外に掛かる。
皮膚の軟らかい喉元等に掛かる率は確実に上がると思いますが?如何でしょうか?
結果、掛かる率が上がっても、バレる率も上がり、釣果は上がらないのではないか?
というのが、私の忌憚ない意見です。
大事なことなので、もう一度
ジグ単ならば口の中に掛かるバイトを口の中以外に掛かる事。
あとは、実際にジグ単では釣れないが、カケガミならば釣れるアジの割合。
私の莫大な実釣経験と解釈からは
【掛からないバイトの全てがアジではない】し、
そもそも、バイトが有るけど掛からないアジというはそんなに存在しない。 という考えです。
能書きを書きましたが、全て私の想像です。
実際に発売されたらジグ単とカケガミをワンキャスト毎に替えて検証してみますよ😃
メーカーとして、テスターとして、答え難いコメントに真摯に対応して頂きありがとうございます。
【丹羽君から海猿への返信】
ありがとうございます😊
議論の余地はたくさん残されていますが、貴殿の視点と切り口はとても心地よく!笑笑
バラしに関しては、ロッド応力との兼ね合いがあるので、現在のアジングシーンとはかけ離れたロッドを本当は使ってほしいところなんです。
ただ、アジングそもそもの醍醐味は大変捨てがたく、それゆえに、針のサイズには相当頭を悩ませました。
従いまして、おそらく貴殿の相手にするアジのパワーとレンジからすれば、吊るし(デフォルト仕様)はバレる印象がもしかすると強いかも知れません。
一般的な25クラスであれば、身切れのバラしは、荷重分散負荷よりも、アジの表皮のほうが強くバレを感じることは少ないと思います。
しかし、尺アップで幅広い個体には、それ相応の針セッティングが必要なのは、開発時から体感してきました。
また、バーチカルでも同様のことが言えます。
現仕様にはどうしても妥協せざるを得ない部分があることはご理解頂けるとは思います。
よって拡張性を謳ってはいませんが、釣れるギミックが詰まったところを触れる(チューンできる)ような仕様としています。
強みと弱みを理解した上で、レーシングチューンに仕上げていく楽しみも残っているのだとご理解頂ければ幸いです!
【海猿から丹羽君への返信】
度々、度々失礼します。
議論の余地は残しておきましょう!
全ては実釣が物語ってくれると思いますので、楽しみとして残しましょう☺️
私が面識の無い丹羽さんにコメントした理由ですが、メーカーやテスターという一般アングラーに影響力を持つ人間は、その発信に責任を持ってもらいたいし、勘違いするアングラーを増やしてもらいたくない。
という、超エゴな自分勝手な思いからでした。
冒頭に書いたように、一見すれば釣果が5倍、10倍になるかのような記事だと感じましたので。
で、万が一、釣果が倍になる!と丹羽さんが仰られたならば一緒にアジングして海猿の倍以上の釣果を出してもらおう!
と、少し意地悪を考えてました😆
釣りの楽しみ方は人それぞれ
そこを否定するつもりはないし、色々な事を考え、試行錯誤する楽しみは、私が1番理解しているつもりです。
『あっ、めんどくさい海猿が絡んできた~』
と、思いました?
(笑)
大丈夫です!
レオン先生に絡んでた頃とは少々変わりましたので(笑)
またロッドの事等で絡みに来るかも?ですが、相手をしてやって下さい。
もし、よければ今回のやりとりをブログ記事にしたいのですが、如何でしょうか?
悪いようには書きませんので!
長時間、時間を割いて頂きありがとうございました❗
今後も宜しくお願い致します。
【丹羽君から海猿への返信】
もちろんブログ掲載して頂きたいくらいです!
ここ最近随分と一人悶々と立ち向かう日々が続いていたので、とても良い刺激を頂けたことに大変感謝しております♪
これからも何卒ご指導ご鞭撻頂きたく!
ただひたすらによろしくお願いします!
以上がやり取りである。
いや~!
ええ男じゃないか~!
先ずは彼(丹羽君)のアジングに対する真剣な想いと無礼な質問にも真摯に対応してくれた漢気に乾杯だ!
これでこの【カケガミ】という製品の印象は変わったね
安っぽい考えではなく、しっかりとした思考と信念で作られた製品だと感じる。
正直、今でも自分はこの製品を使わなくても、この製品を使うアングラーに釣果が劣るとは考えられない。
アジングという釣りに対してこの製品は賛否は分かれると思うし、アジング本来の楽しさや進化・深化をスポイルする可能性すらある。
しかも、釣果に関しては彼が思うほど上がらないかもしれない。
それは使ってみない事には何も分からない。
釣果が上がっても楽しめるのか?
がしかし!!
そんなモノはどうでも良くなった!
丹羽君の熱い思いにそんな考えはぶっ飛んだね。
答えは現場にあり、実釣すれば良いだけだ。
そこにどんな答えがあろうが、彼を批判することはない。
だって、本気だからね。
安っぽい蘊蓄発信とメーカーに媚びる姿勢ではないことが素晴らしいんだよ。
ということで、この【カケガミ】が発売されたら即購入し、使ってみたくなった。
果たして??これまでの実釣で培ったclass俺の理論や信念がブチ曲げられてしまうのか?
それとも・・・
そして、彼とアジングを一緒に行ってみたくなった。
お互いに得るモノが必ずあるだろうし、面白そうじゃないか!!
ということで丹羽君!
無礼な質問コメントに対して真摯に答えてくれてありがとう!!
アジングには毎週出ているのでWELCOMEですよ。
読者の皆様、長文を最後までありがとうございました。
ごきげんよう!!