港湾・真夏の尺アジは簡単ではない?らしい・・・ | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。

 

どうも!!

 

東京から広島に戻った5年前からずっと同じエリアのアジを追いかけているのだが・・・

 

今年もまた例年通り、全く海の状況が違う。

 

あっ、例年通りってのは毎年、毎年の状況海は違うってこと。

 

水温の変化なのか?生態系の変化なのか?

 

いずれにせよ、毎年、海は変化している事自体が普通であると考える。

 

さてさて・・・

 

8月23日() 大潮  水温25~26℃

 

この日もまたアジング。

 

今回は、同業の兵隊の後輩とNIGHTMAREさんのさん3人。

 

PM5時集合

 

ポイントはディープエリア。

 

海猿的にはアジングのディープエリアとは水深が15M以上のエリアを示す。

 

ポイントに着いたのは干潮下げ止まりの1750

 

この時期、春以降の傾向として込み潮が強いポイントである。

 

下げ潮潮止まり直後にも関わらず、既に激流。

 

 

もろた!!

 

このタイミングで潮が効いているならば過去の経験から『ごっつぁん!アジング』である。

 

1投目・・・

 

自作のJH単1.8gを潮流と、JHウェイトを考慮し、アジの着いているであろうスポットとレンジにアプローチ。

 



はい、『ゴチになります(笑)』

 

小顔でプリプリの尺チョッとの個体。

そう!『美味いヤツ』ですわ。

 

ここで勘違いしてほしくないのは、誰でも簡単に釣れる状況ではないという事。

 

誰でも簡単に釣れる!


というのは大間違いである。


しかし、まぁ、class俺くらいになると簡単に釣って見せるので同行者は焦るわな(笑)

 

しかし、海猿が【アジを捕獲する能力に優れている】のは当然の事であり、自慢するものではない。

毎週、毎週10年以上、アジングに通い続けているのだから【釣って当たり前】である。

 

さてさて、能書きはこれくらいにして、釣行記を続けよう。

 

今回、同行した同業の『ハチ君』は海猿とアジングに同行する度にボコボコに痛めつけられ、厳しい指導を受けながらアジングをしてきた。(笑)

 

この日、その【厳しい指導】の甲斐あっての成果か??

 

良い感じで掛けていく!

 

よく頑張った!

 

 

潮が効かなくなり、水深13Mエリアに移動。

 

数ヶ所周ったが今一つパッとしないので、死亡覚悟で再びディープエリアへ!

 

下げ潮が効き始め、完璧なラインメンディングをこなしても、3gのJHがボトム到達までに約15Mくらい流される。

 

アジの存在するスポットへ【アプローチ】するのが難しいうえに、【バイトゾーン】と【バイトの質】が小さく【有効な喰わせのアクション】が、かなり限定的な状況。

 

しかも、群れは小さく、足が速い。

連発も2本まで。

 

その数少ない回遊のタイミングに如何に【アジにワームをアプローチ出来るか?】

 

これが釣果の差となるのである。

 

途中、チョッとだけ仮眠し、明るくなるまでのアジング。

 

前回のこのポイントの釣果からすれば大満足であった。

 

そして撃沈のNIGHTMAREさんには、今後、一年間は海猿道場にて【特訓】とした。(笑)

 

 

この日の釣果

 

 

尺オーバーは15本くらいか?

 

この日のメインロッドは

 

やっぱMagnumCraft AJX5917チタンティップロッドの2本

 

 

で、頑張った【ハチ君】の釣果が

 

レオン先生であろうが、家邊元帥であろうが、このポイント、状況であれば海猿の半分も釣れば上出来である。


ハチ君、アプローチの精度と釣り方のバリエーションを増やせばもう少し海猿の釣果に近づくことだろう。

 

アジング

 

色んなポイント、状況があり、それなりの腕があれば大きな釣果の差は出ないアジングが多い。

 

しかしながら、アジングを10年以上飽きる事なく続けられるのは【釣果の差が出るアジング】を求め続けているからである。

 

それは、【人より沢山釣る満足】ではなくて、そこには難しいからこその【思考錯誤】があり、それが成就した結果が

【釣果の差】となる【達成感】による【満足】である。

 

 

やっぱアジングは楽しいね~!!

 

 

そう、【真夏の港湾尺アジング】は簡単ではないのである。



といことで、今回の釣行記はおしまい。

 

 

では!ごきげんよう!!