外房~東京湾アジング【満たされる時】 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


3月22日()~24日()



例年に比べ、外房エリア、東京湾共に海水温度が低い。



特に、外房は越してきた4年前~では過去最低の水温じゃないか?



アジが活発に動き回る最低水温は自分の中では13℃以上

(アジに聞いてみたのでまちがいない)



さて、4連休だったのだが特に鼻息も上がらない週末を迎えたが、長い休みなので【惰性】的な感じで外房~東京湾アジングに行ってきた。




22日午後4時



先行しているクマ氏と合流して夕マヅメを撃つが・・・


ダメ・・・


そこに過去、清掃に参加してくれた久々に会うT氏


この男、過去色んなポイントで遠目で遭遇していたし・・・



チョッと怪しいとは思っていたが、やっぱり・・・


『この2年でアジングをしなかった週末は2日です』



という筋金入りのド変態だ。



1時間弱程一緒にやってみたが、結局このポイント







2本で沈。






今年に入ってから【釣果】を求めない釣行が続いていた事もあり【ランガン】はしていなかったのだが、今回はチョイ本気でアジを探してみた。


ランガン開始!



次の港は誰も居ないがポロポロと釣れ



2本で沈。




更に数か所回ってみるが、ソコに奴等は居ない。



更にランガン



ド本命の【昔の修行場】には久々の顔見知りのアングラーが。



この【昔の修行場】ポイントは・・・



東京へ越してきてから間もない頃、仲間は誰もおらず、死にもの狂いでヤツラを探し、途方に暮れながら独り彷徨いながらたどり着いたポイントだ。


恐らくナイトでは3本の指に入る鉄板ポイントだろう


約1年ぶりくらいか?


特有の雰囲気と波の音を聞いた瞬間、あの懐かしい鼻息の荒い頃の自分を思い出した。


当時はまだアジンガーは少なく、静まり返った港に響き渡る波の音と【高まる期待感】と【異常な興奮】



そのポイントに到着した瞬間、直ぐにキャスト!したくなるほどだったが・・・


それでも


『先ず水汲みバッカンには水を汲んでから』


そう自分に言い聞かせはやる気持ちを抑え水を汲んでいたものだ。




そんな過去を思い起こしながら悠々とバケツに水を汲み開始。



が、やっぱヤツラ等は居ない、10分で投降。



血に染まる事に成るハズのバッカンの水



そのまま海に戻し移動。



再ランガン


はるパパ氏、コブラ氏、クマ氏と合流



そこでコブラ氏が掛けるが、やっぱ奴等は圧倒的少ない。



この時点で7~8か所をランガンした



やめた。



この時点でクマ氏はまだアジを釣ってない



『今回の釣行で釣れなかったらアジングなんざやめてしまえ!』



と一言残して仮眠体制に入る。



はるパパ氏は独り南房へギャンブル移動。



AM5時



目が覚める



が、あまりヤル気は無いので寝るzzz




が、


AM5時半過ぎ



ケータイの着信音で起こされる



『釣れ始めましたよ~!!』



アジングをやめるはめに成らなかったのが嬉しかったのか??


やけにテンションが高いぞ、クマ氏。



あ、そうか・・・』zzzz



が、眠いのでやっぱ寝る。



もはや、俺にとって【朝爆の魅力】は微塵もない・・・



というのは大袈裟だが、今一つ興奮しきれない俺。




AM6時過ぎ



そろそろ朝爆が終了した頃か?



俺様出勤で港へ向かう。



思った通り【朝爆】は終了していたが、餌師は釣れている。



数匹確保しているが苦戦中のポールポジションのクマ氏に



『場所変わってみ、1投で仕留めてやるから』



そして・・・








やっぱ


『アミパターンは赤ラメじゃないとね~』


とか寝ぼけた事は言わない・・・



どこぞのスタッフは【アミパターン】=【餌師のアミエビ】だと思ってたほど程度が悪いのが現状。



数匹追加するが、どうもバイトの出方が違う・・・



水温計で計ってみたら・・・


12.5℃しかない、先週は14℃を超えていたが・・・


それでも11時くらいまで頑張ってみたがダメ。



死亡。



23日昼前、皆に別れを告げ独り横浜へ・・・





そう!この日はフィッシングショー



ではなく、東京湾アジングへ!



4時の便まで少々仮眠をとって、今シーズン初の無人島へ向かう。






翌朝6時までの14時間の孤独な戦いが始まる


因みに、今シーズンはまだ無人島でのアジの釣果は出ていないらしいが。




水温は・・・






12℃をチョッと下回ってるし・・・



マズメは結構な風


釣れない・・・




『コンッ!』



やった!



と思えば・・・








コイツや・・・









小メバル君・・・




おまけに回収中にアホほどチーバスの猛攻を喰らう・・・








ポリエステルならやっぱジョーカーが一番強いと感じる


0.3号、しかも使い込んだラインで60㎝弱の鈴木君確保。



ここで一つ大きな発見!



ロッドはMagnumCraftの5917にチタンティップ


普段はチタンの継ぎ目から極端なベンドカーブで強度に少々不安が有ったのだが・・・



俺のアジングロッド】コイツは【超可変テーパー】だった!



強い負荷が掛ると綺麗なベンドに可変して元々の強靭且つ粘りのブランク性能を体感出来た。



そんな一面を発見した。




で・・・





気付けば朝



風もおさまり【自分感度】の低下を体感し、修正し・・・




【釣れなくとも満足】まではいかないが、【満たされる釣行】で実のある釣行は終了。





今回使用した【俺のアジングロッド】達





そんな感じで激闘は終了




無人島に別れを告げ撤収。





そして家に帰り、息子にロッド持たせて5917




微極・NSR-57EX


コイツの【可変テーパーぶり】を撮りたかったが・・・



30g負荷



30gで既に綺麗になってしまった・・・





500g負荷



ブン曲ります!



1500gに挑戦したかったけどガイドが壊れそうなのでヤメ。




いずれにせよ、元々ピーコックバスを相手に作製されたロッドだけあり強いね。


しかも、反発力が強く、ロッドの複元力だけで魚が浮いてくる感じが堪らなかった。




ロッドビルドの方は



【お地蔵君62外房Special】以外に



数本チタンを接続して調子を見ているが・・・



有ったよ~



恐ろしくフィネスに使えそうなブランクが!!!



コイツは更に進化した【軽量リグ専用】の【スローなアジング】に特化したロッドになりそうだな。








黒潮キタ~!!





週末は外房爆発しますよ~!!


本日の【名言】



- 坂本龍馬  -

(江戸時代末期の志士、土佐藩郷士 / 1836~1867)





夢中で日を過ごしておれば、


いつかはわかる時が来る。





坂本龍馬









おしまい。