カップルでフルマラソン挑戦すると、
彼のホントが見える……かもよ。
なかまきひさえです。
私は、人間ウォッチングしながら走ります。
特にカップルウォッチングは…いろんな事が見えます。
最初はキャッキャッ言いながら、仲良く走っていたカップル。
中盤付近では、彼女の手を引っ張ってあげたり、
助け合ってるなぁ〜って、ほのぼの風景。
ここまでは、まぁまぁの仲良し、
ラブラブ(*˘︶˘*).。.:*♡
後半に差し掛かり、違うカップルに遭遇。
結構いますね。ふたりでマラソン走ろーね、
って。カップル。
そのふたりは会話することもなく、淡々と早歩きしてる。
彼女らしき人はだんだん置いていかれて、
彼氏らしき人は、たまに振り向きながらも、前を行く。
その距離はだんだん離される。
このふたりのスタート直後は…
ふたり横に並んで、遅い彼女にあわせて……走ったりしてたのかなぁ。
数年前は、
だから練習しとけ!って言ったでしょ。
と、ちょっと揉めてるカップルもいたなぁ。
30㌔に差し掛かると苦しくなってくる。
もう自分の事で必死になる。
一緒にゴールしようね。
と、約束したことなんて、忘れるくらいキツイ。
(私事です)
もちろん、他者ではなく、自分に集中は大切。
でも、苦しくなってきたとき
お互いの気遣いや、叱咤激励。
そこでホントの愛や思いやりの深さ。
それを感じられるんです。
フルマラソン走るたび、結婚生活を重ね合わせます。
新婚時代、会話も多く、相手にも気遣う余裕もある。
子供が生まれ、家族が増える。
子育てや学校行事、パートとの両立、奥さんの心の余裕が減る。
旦那さんの事は……二の次?
そんな結婚生活の時の流れを、42.195㌔の距離を走りながら、
感じた。
10年位前、知り合いの娘さんが婚約者とふたりで初のフルマラソン参加で、完走後に婚姻届を出すって話を聞かせてもらった。
その大会はスタートから雨風強く、
低体温症になる人も多く、救護車も足りなくなり、
救急搬送される人も多かった。
参加を見送り人や完走率も低かった。
私はかろうじて完走したけど、ふたりはどうだったんだろうかと、気になっていた。
無事完走。
そして婚姻届を提出したと聞いた時、あの暴風雨の中を助け合いながら、完走した姿が目に浮かびました。
良い夫婦になってる姿も、想像出来るなぁ〜
あれから10年。どうしてるかなぁ。
いぶすき菜の花マラソンコースは、ップダウンの激しいコースです。
私はノロノロランナーです。
私を置いていけばもっと速くゴール出来るはずの主人が、
ずっと伴走してくれて、
こんな激坂コース、ノロノロランナーの私にサブ6はムリーーー
もう、サブ6は諦める。
と、弱音を吐く私を引っ張ってくれた。
ヘロヘロだけど、愛は勝つ!です。
私:「歩いていい?」
主人:
「イヤ、お腹すいたから早くゴールしてうどん食べるよ」
これが、主人の励まし方?
毎週末、私のロング走にも付き合ってくれて、
これが主人のアイノカタチ(*˘︶˘*).。.:*♡と。
しくじり妻は、こじらせ思考変換して、今はこんな感じです。
では。
また。