切っても切れない親子の関係。
血の繋がりだけで、逃れられない。
なかまきひさえです。
殺したいと思われる母って?
私も母を恨み、父を憎んで来たけど、
でも、殺したいとは思わなかった。
思いつかなかっただけなんだろうか。
ん?どうなんだろ。
殺そうとまで思い詰めてしまった少女。
逮捕された中3少女の母が、
「弟の方をひいきしていたと思っていたのかもしれない」
と、言っていた。
「母に似てくるのが嫌だった」
と、少女は言っていた。
衝撃的な事件について、すごく考える。
少女の気持ちを知りたい。
そして、
そう思われてた少女のお母さんの気持ちを聞きたい。
ただ、わかるのは、少女は母を殺したかったわけではない。
ない。ないんだ。
ないんだよね。
ホントは…
殺したいほど愛されたかった。
ただ、ただ、
愛されたかったんだよね。
うん、うん、
ひいきしてほしかったんだよね。
だよね。
私の場合…
私は親に捨てられた。
ずっーと、そう思ってた。
施設にいた3年近く、母は一度も会いに来なかった。
一度も…一度も…だ。
私が成人して、結婚して、行き来するようになってからは、
母のそばには母の彼氏がいた。
私達子供より、彼氏。
少女の母の言葉を借りるなら、
母は私より彼氏をひいきしていた。
そんな状況だと思っているのだから、
そこから、どうやって愛を見つければ良いのかなんて、
わからないよね。。
でも、その愛を見つける事が出来るのなら、
見つけよう。
見つける方法はある。
私は憎み続けて、恨み続けて、
そして、その先に見つけたのは、
愛されていた事実。
だったよ。
では。
また。