新刊の印刷が完了しました。 | 中村堂(東京下町の二人出版社)の日々

中村堂(東京下町の二人出版社)の日々

夫婦で営む出版社、中村堂の日々を伝えるブログです。
(拠点は東京都中央区。「月島」に住み、「湊」で本を編む日々です)

中村堂 本日のおすすめ

 

仕事の山を越えたので、気になっていた細かなことを一つずつ片づけました。

6月28日発売の「それで、よかよか 86の愛のメッセージ」の印刷が完了して、印刷所の方が一部抜きを届けてくださいました。


あとは、製本です。
この本の著者である「校長ちゃん」については、奥付でこのように紹介されています。
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某私立高校校長。『寛容の精神が醸成される社会』の実現を願って、不登校経験者が多数を占める同校の日常を語り広げている。
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不登校について校長ちゃんの考え方がよく表れている部分を本書から2つ紹介します。
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不登校や引きこもりも、ひょっとしたら学校(社会)から逃げるというネガティブな現象ではなく、学校に行くことをあきらめる代わりに、「生きる」ことをあきらめないための勇気のいる行動なのかもしれません。逃避には本当に勇気が必要なことに気づきましょう。(本書p.17より)
「逃げる勇気」もとても大切なのではないでしょうか。この言葉、実は、本校の元生徒会長さんの発言なのです。彼は「学校に行くことは諦めても、生きることは諦めないで。不登校は生きるための勇気ある決断なんだ」と自分の言葉で力強く語りました。どれだけ多くの当事者が救われたことでしょう。(本書p.59より)
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第1部の「それで、よかよか」は、36のメッセージで構成されていますが、そのタイトルは「よかよか」で始まり「よかよか」で終わります。
ご予約は、以下で。
【紙の書籍】
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【電子書籍(Kindle)】

納品時に同梱するPOPも作成しました。

梅雨入りしない東京ですが、昨日浅草の「染の安坊」で買った手拭い飾り「蛍」に替えました。