アポカリナノ! 2024.04.03 @ 下北沢MOSAiC(neOen presents 「Neo Encount vol.2」)




セットリスト:

1. リプ・オア・ダイ

2. 世界中をしあわせにする方法

3. ツキのウサギ

4. 俺の推してるアイドルグループに君が入った

5. Shine Bright

6. スポーツのBGMにしてもいいよ




開演時間に数分遅れて場内に入ると「リプ・オア・ダイ」の真っ最中、曲調からして、まさか一曲目ということは無いだろうと思いながら見始めましたけれども、今日はこの曲でスタートしたと後のMCでわかりました。

新メンバー葵さんの「ありがとう!」で曲終わり。


二曲目は「世界中をしあわせにする方法」、観客を煽る葵さん。

なんとゑりかさんがスケブ芸、ゑりかさんがソロをとる時は葵さんに交代しますが、スケッチブックをめくるのは難しそうですね、紙の厚みとか色んな要素が絡むのでしょう。

間奏、リーダーとして挨拶するゑりかさんは先日までの布陣とは様子が違って「リーダー」宣言が重荷にならず本人としてもシャレとして発している風に聞こえます。葵さんの挨拶。


MC、「ありがとう!改めまして…」ゑりかさんの挨拶、「まだギリギリ新メンバーの」と挨拶した葵さんは「タイムキーパーやってます」とストラップ付きの時計かストップウォッチかを持ち出してみせます。

新メンバーと新衣装を紹介するゑりかさん、このメンバーになっておよそ一ヶ月になりますが新衣装の紹介をまだしていなかったそうで、ゑりかさんとしては「腹出し衣装」は初めてだそうですが、せっかくだからとお腹だけの画像をSNSに上げたらその投稿だけイイねが多かったと嘆いてみせます。お腹はさておきということでTシャツから大きく変貌した衣装の可愛さをアピールするゑりかさんに「2分44秒」と経過時間を無情に宣言する葵さんの毛先は紫色です。


ゑりかさん「後半戦も楽しんでいきましょう、『ツキのウサギ』」、三曲目「ツキのウサギ」。

ゑりかさんが若い。葵さんと世代が近いために、リーダーを名乗りながらも大人ぶる必要が無いからかな。次回のライブ、四月六日の下北沢Flowers Loftでのライブをアナウンス。

アイドルとして前世のある葵さんも若い。いまのアポカリナノ!の二人の若さはどこから来るのでしょうか。

ラスト、葵さん「サンキュー!」、差し出した人差し指を触れ合わせる二人。


イントロ、ゑりかさん「後半も、盛り上がって行けるか!」、四曲目は「俺の推してるアイドルグループに君が入った」、曲中のアイドルを演じる葵さん、顔を合わせてヲタクを演じるゑりかさん。

落ちサビを歌うゑりかさん、ボンボンというかなんというかを持ち、観客と共に座って捧げる葵さん。

ラスト、ゑりかさん「ありがとう!」、二人が客席を見、肩に手を置いて、「Shine Bright」のフォーメーションで終わり、ゑりかさん「サンキュー!」。


五曲目は「Shine Bright」、今日のセットリストでは一番新しい曲になるのかな。

葵さんのソロの横で踊るゑりかさん、マイケル・ジャクソンの「スリラー」MVに出てくるような振りが入りますがこれは新たに導入したのかな。

振りの新しさはさておくとしても、アポカリナノ!、若さを思い切り発散させるゑりかさん葵さんお二人の姿には、素晴らしく新しいなにかが生まれつつあることを感じます。単にメンバーが変わったり振りが変更になったりが原因ではなくて、グループとしての姿勢が新しいものを求める方向に進みつつあるのかな。なにか秘法を授かったのかもとさえ思えるゑりかさんの若さは、出来合いのグループにメンバーを当てはめるという構えを捨て去ったところから来るものなのかもしれません。

ラストは背中合わせの二人、小さく「サンキュー」と葵さん。


イントロ、六曲目は「スポーツのBGMにしてもいいよ」。ゑりかさん「『アポカリナノ!』ラスト!」。

「解き放て」のあたりからの振りも変わっているかな、新しいものを作り出したいという考えが根底にあるのでしょうね。

二人でハートを作るラスト。


「みんなサンキュー!ありがとう!…以上わたしたち!」お約束の挨拶ののち素早く退場する二人、今日は30分の持ち時間いっぱいにやってくださったわけですね。


物販への観客誘致芸、ゑりかさんのスケブ芸などの新機軸はさておき、なにか全く新しいものが誕生しつつある様子を見せてくれた「アポカリナノ!」、現在の布陣はAPOKALIPPPSから派生したグループの中でも最良のグループの一つであると感じました。

アマヤドリ「人形の家」激論版 2024.03.24(ソワレ、千秋楽)

諸般の事情により後半2/3強の観劇となりました。お芝居の千秋楽というのは慣習的に役者さんのお遊びを入れることが許されているのですが、見た限りではクリスマスツリーに赤いリボンが追加されていたくらいかな。シリアスなお芝居なのではばかられたのかもしれませんが、もしかしたら出演者のみなさんは、開幕すぐの、マカロンを仲立ちにしたシーンあたりで楽しんでいらしたのかもしれませんね。

今日の上演では、大塚由祈子さんは乳母を演じるにあたりラストの伏線を置くことをしていらっしゃらなかったように感じました。そう見えたのが正しいとするなら、「匂わせ」と取られる可能性のある演技は一切するべきでないという自分に厳しいお考えからのことかなと思います。
倉田大輔さんは、抑制の効いた演技は変わらずながら、いくつかのセリフの調子をわずかに変えて効果を上げていらっしゃいました。最後の場面での「恩知らず」「まるで…子供だ」という二つのセリフは、思いに押しつぶされてようやく言葉を出した、という風に発しておられたと思います。
宮崎雄真さんは、クログスタをあくまでこの世的な人物として演じ切ることでラストのノーラを際立たせてくださっている、と、改めて感じました。
中村早香さんは、クログスタの手紙の件でノーラとやり取りをしたのちの、退場する際の足音でさえ、演技しておられました。
西本泰輔さんは死を想う表情がやはり素晴らしく、ノーラとのやり取りでノーラが「通してほしい」むね発言するあたりのノーラとの息の合い方がどんどん良くなっていった様子が伺われました。最後の出番での酔っぱらい演技の良さは格別、そして、退場間際、トルヴァルとノーラそれぞれへの別れを見事に演じ分けていらっしゃいましたね。
さきにお名前をお出しした大塚由祈子さんは、クログスタの二回目の訪問をノーラに告げる際、小間使いから女主人への感情を漂わせることをされなかったように感じました、やりすぎは良くないとの考えで、演技を変えていらしたのかもしれません。

そしてノーラの徳倉マドカさん、トルヴァルとのやり取りのあと退場間際に子供の教育に関するセリフを吐くところ、クログスタとのやり取りにおける「見ていてごらんなさい!」の叫び。それぞれ、ノーラがいまだ子供に与える自分の影響に気づいていないこと、そして、トルヴァルを盾にして生きていることを示し、ラストを匂わせないのは立派でした。
家を出る準備をするために下がる前の、トルヴァルへの最後のやさしさを示すのであろう激情を発露するシーン、徳倉さん自身の感情とは受け取られることはもうないだろうと思われました、それだけコントロールが効いていました。
オーラス、退場するまぎわ、一歩ごとに間を空けた足音での表現には感心しました。

仮装舞踏会のときの大きな髪飾りそして「仮装を脱」いだあとの三つ編みが後ろに渡された髪型は、こちらの見誤りでなければ、千秋楽だけのものだったかもしれません。

中日前はギリギリのところでご自身の若さに邪魔されないでいたのかなと思われた徳倉マドカさんですが、数回にわたり拝見した今回の上演、中日を過ぎてのちの徳倉さんは、みずからの若さを操ることが出来ていたように思います。ところが、若さに邪魔されなくなったために、若さを操り得ているために、かえって若さが際立って見える、という、皮肉な状況が出現してしまっていたようです。しかしそのことが、同時に上演された「疾走版」とともに、若いひとたちを押しつぶす簡単なお仕事をやらかしてはいけないのだ、と気づくきっかけになった、と、わたくしとしては考えております。今回の上演に関わったみなさんの努力には、感謝あるのみです。


徳倉マドカさんのノーラ。確かに、若かった。けれど、素晴らしいノーラでした。

ゆらぴこ2024.03.24 @ Thunder Snake ATSUGI(ゆらぴこ10周年記念企画「厚木に愛を込めてワンマンライブ」)


セットリスト:
1. SE
2. NEGATIVE is not EYE
3. 生きていく
4. magic beat
5. Precious
6. HERO
7. Rain
8. BREAK!
9. Brand new day!!
10. Shine on you
11. どれみふぁレインボー
12. STORY
13. Happiness for you
14. 僕を呼ぶ方へ
15. Beautiful Days
16. STAR
17. とぅいんくるクロニクル
18. The Journey
19. もしも
20. Magic
en. YOU ARE MY 44
※ 4. magic beat はアカペラ・バージョン
※上記セットリストは @aiwokuratta さんのアップされたものを基に作成いたしました。ありがとうございました。


遅れて会場に到着すると「NEGATIVE is not EYE」の歌唱中。後でわかるのですがSEに続いての二曲目だったわけですね。
ゆらぴこさんは本年1月4日に開催されたZeppワンマン限定だったツアーファイナル衣装の衣装です。

三曲目は「生きていく」、ゆらぴこさんの右目の目尻のあたりには涙を模したスパンコールが。
観客の厚木来訪を感謝するゆらぴこさん、「『今日、来てよかった!』という日にします!」、落ちサビ、座って捧げる観客たち。「『生きて行こうぜ』!ありがとう!」、「ヲイ!ヲイ!」で応える観客たち。
ラストに右手を客席に伸ばすゆらぴこさん、「(衣装の)袖が長い」。

水を飲むゆらぴこさん、顔を伏せて。
「『It's okay』、みなさんありがとう、今日来てくれて!、『It's okay』、みなさん、歌える?」、「magic beat」のアカペラバージョンが始まっていました。

MC、「magic beat」の紹介、ジャンプする曲ということでフェスでやりたいとの意向を表明します。PVを今日の会場であるThunder Snake ATSUGIで撮影したこと、撮影の翌日に武道館までの50キロ余りを走ったことを述べますが、撮影の日と走る日を逆にしたかった、と明かします。「magic beat」をアカペラで歌うのは初めてだったそうです。

次の曲は左右に動くと述べたあとで最前のお客さんにタイトルを当てさせると見事に的中、観客に曲振りをさせたのは初めてということです。五曲目「Precious」。
サビ、感情が入っている様子のゆらぴこさん、クラップを求め、「厚木に来てくれて、ありがとう!」、ラストは右足で立ち、右手で天を指し、「サンキュー!」。

観客に背を向けて、ゆらぴこさん「ここまで来たら、今日のセトリ、わかったひと、居るかもしれない」、六曲目「HERO」、ちょっと歌詞が飛んだかもしれない様子でした。
間奏で「ありがとう!二番、歌える?」と観客に問いますが、反応を見て「歌えない!」と笑って見せ、客前で二番を歌うゆらぴこさん。落ちサビ、座って捧げる観客たち、薄いスモーク。ラスト、サンキューを唱え、礼をするゆらぴこさん。

イントロ、七曲目は「Rain」、「ここが厚木って思わないくらい!ドーム!東京ドーム!」、客席にケリを入れるゆらぴこさん、足を高く上げます。
「ヘドバン行くよ!」、上手いっぱいに陣取ったTOの方が「ヲイヲイ」で応えます。
間奏で「ここだ!」、反応してステージ前を空ける観客たち、「厚木!みんなメンバーだよ!」、サビで「このあと!」、先ほど空けたスペースでモッシュする観客たち。
見得を切るように曲を終えるゆらぴこさん、「サンキュー!無理やり、ありがとうございます!」、「無理やり」とは先ほどのモッシュを指示したことを指すのかな。

イントロ、八曲目は「BREAK!」。ゆらぴこさんの黒のシューズが右足はロングブーツ、左足はハーフブーツであることに気づきました。
両方の頬を指さす様にして、曲終わり。

MC、「ということで、みなさん、踊れてる?」、マイクスタンドを持ち出すゆらぴこさん、「(会場に)初めてのひとも来るかも…来ない、か」。
ソロを始めてから6月で二周年と述べ、自らにエールを送ってあげてと観客に。
一時間、二時間、五時間、といった区切りで、会場に来るまでに掛った時間を問います。
厚木での目標は、やはり厚木のご出身である小泉今日子さんとThunder Snake ATSUGIのステージで歌うことだそう、「言ってれば、叶うかも」。Thunder Snake ATSUGIでのワンマンは12回しか予定してない、あと8回?と述べますが「わからないや」。
厚木でお勧めの店を紹介するということで店名と所在地を並べていきますが挙げられなかったお店をも気遣ってみせるゆらぴこさん、お母様が常連だったお店を含め、バーやパン屋さん、コーヒー店を紹介していきます、「厚木が大好き…トークイベントみたいになっちゃった」。

マイクスタンドがステージのセンターに置かれます。マイクをスタンドに付けることがスムースに出来てしまったことから、マイクを付けることがポイントであることを示します。「ごめんね、やりたかったひと」とはマイクスタンドの代わりにマイクを持つ役をやりたかったひとへの慰めですね。
九曲目「Brand new day!!」、間奏で、大変な毎日が無かったらみんなと会えてなかった、と語るゆらぴこさん、マイクスタンドの高さを直しながら。
「頭打ったり、前歯折ったり」、胸を叩くゆらぴこさん、マイクスタンドをもって下手に来てくれ、ラストはセンターに戻ってエアギター、風車奏法を決め、エアでギターを行い、惑わせた、とひとこと。

ハンドマイクになったゆらぴこさん、十曲目は「Shine on you」、宙に視線を送ります。「ありがとう!」。

イントロ、「うう!この曲、大好き!今日…のひと、居ない?」、「…」のところは聞き取れませんでした。十一曲目「どれみふぁレインボー」、サビ前「みんなで踊りましょう!クラップ、ジャンプ、行けますか!」、「次、歌いたい人!初めての人がいい!」、ターンするゆらぴこさん、目の横のスパンコールが飛びます。
「みんな、厚木、大好きですか!…言わされてる、か、じゃあ、次、言いたい人!」、「どれみふぁレインボー」を唱えさせ、「全員で!…ありがとう!」。

イントロ、暗くなるステージ、「STORY」ですね、十二曲目。来場者に感謝。「『だからAll OK』、SAY!…いい感じ!」、「『笑顔に』」のあたりでゆらぴこさんが指で「ワンツーSmile」を示していることに気づきます。
「ありがとう!踊れる?『キラキラキラ、クルクルクル』、ありがとう!」。
ラストのキメ、「サンキュー!」、最敬礼。

シンバルのイントロ、十三曲目は「Happiness for you」、サビ前「行くよ!みんなで、言える!『ワンツーSmile』!」。

MC、「『やっちゃいけない』じゃなくて、『これ、やりたい』!、わたしが、届けるよ!…みんなが『ワンツーSmile』してくれますか?わたしとみんなたち、みんな自身に!ありがとう!『Happiness for you』!」。

イントロ、「僕を呼ぶ方へ」は十四曲目、天井からのピンスポット、スモーク。
左右にケンケンするような振り、ゆらぴこさん「みんな一緒に、走りますよ!」、客席ではサークルモッシュ、その間、ステージで水を飲むゆらぴこさん、一瞬、水を吹くような思い入れをしますが、吹きません。
落ちサビの「ヲイヲイヲイ!」、ゆらぴこさん「ありがとう!」。
「メガネ変えました?」と最前のお客さんに。
厚木愛を口にするゆらぴこさん。

MC、「これ(ペットボトル)を口にすると…」、「毒霧」をここ(Thunder Snake ATSUGI)で吹いたことが無い、14歳だが飲んだ瞬間に吹くか迷った、成長かも、と笑わせます。
曲の出来た順に歌っている、今日のセットリスト初めての曲順に歌っていることを明かします。みんなの力になれたかも、サブスクリプションの無い曲もあると。
水を飲む行為をやると怖がられる、怖がる人がいる、最前所見の人に怒られるという話、偶想ドロップでは怒られなかった。
先日、ステージに上る際にお客さんに足台になってもらおうとしたら意思が通じず斜めに腰をかがめるだけだったところ、他のお客さんが代わって台になってくれたけれど、最初のお客さんからは評判が良くなかったかもというお話から、好かれようと思ってやってるわけではない、なにが言いたいかと言うと「みんなも『ワンツーSmile』、『ゆらぴこちゃんは、頭六針縫って、前歯も折れたけど、やってる』!」、さきのMCにも通じるお話ですね。
「厚木どうですか?」との問いに対して「遠いです」との答えが返ってきたのに応じて、厚木が遠いと思わせない、と、意欲を語ります。
今日はお客さん百人を目標にしていたが、と語ったのち、ここThunder Snake ATSUGIでの四月のワンマンの日付をアナウンス、新規無料、「百人集めたい…じゃないと『ワンツーSmile』がヤバい」と人差し指と親指で丸を作って見せます。
次はずっと大きな会場になるかもしれない、そうなったら、「あのとき、見れて、良かった」というライブに今のライブはなっていると思う。
次のワンマンでは新曲をやる、このライブのあと、レコーディングする。

今日は曲の出来た順番にやっているから、次なにかわかってしまう、出来た順と言わなきゃよかった、リフレインの部分を歌ってもらえたら嬉しいです、という前振りから曲名アナウンス、十五曲目は「Beautiful Days」。
イントロで「『SAY』!、ありがとう、せーの!『WOWO』『YEYE』!」。
ラスト、「ありがとう!一緒に最後、『WOWO、YEYE』!サンキュー!」。

イントロ、観客が「せーの!」をきっかけにMIXを掛けます。十六曲目は「STAR」。
歌詞が47都道府県ツアーを踏まえていたかもしれないことに、ようやっと気づきました。薄いスモーク。
ラストコーラスの「『迎えに行くからね』」という歌詞は、まさに47都道府県ツアーで各地に向かったことを指しているのでしょうね。ウエーブ。
歌詞がとてもよくわかります。ゆらぴこさんは、過酷な47都道府県ツアーを完遂したことで、大きく成長されたのですね。

イントロ、十七曲目は「とぅいんくるクロニクル」、サビ前の「『すぐにまたきみに…』」は目の前の観客に向けて歌っていらっしゃいました。観客に歩行を促すゆらぴこさん。
間奏で「ありがとう!ダンス!みんな好きに踊ってください!」といいつつあるお客さんの踊りを「10点!」と厳しいゆらぴこさん。ラストに「ありがとうございます!」。

イントロ、「終わりって言ってたけど、あと何曲かあるから!ここで全部出し切って行こうね!」、十八曲目「The Journey」。
「『SAY』!いっしょに!…サンキュー!ありがとうございます!」。

イントロ、「生まれ変わっても、厚木に生まれたいね!」、この曲
「もしも」のタイトルを踏まえての発言だったのですね、十九曲目。
間奏、「嫌になったこともあるけど、だからこそ」と厚木愛を語るゆらぴこさん、「厚木、ありがとう!」。
アウトロ、「I Love You」を身体でサイン、そのあとサインを変えて「AT」としていたのは「ATSUGI」からだったのですね。

「それではこれがホントにホントに」、ラストであることのアナウンス、二十曲目「Magic」、すでに大人になってしまった自分への戸惑いが歌われるこの曲、ウエーブとペンライトが似合いますね。
「『Magic』」とコール&レスポンス、「ありがとうございます!」から二番へ。スモーク。
落ちサビ、「みんな、自分に掛けて、ちゃんと、『Magic』!最後だよ!」、ラストへ。

MC、ゆらぴこさん「ありがとう!この曲歌うといろんな景色を思い出します。初めてステージに立って11年、ソロになって2年。来場者に感謝、死んじゃったら会えてないという発言がシャレにならないところがなんと言って良いか。やめて行ったひとたちの分も背負っていくと。
ヨーロッパに行きたいとの発言に客席から笑いが漏れますが、「笑ってる場合じゃない…みんなのお財布がワンツーSmileしてしまう」。
観客に節制を訴えるゆらぴこさん。
「また来月も、いろんなイベントで、会えるのを、楽しみにしています」、とは、月例ならではの発言ですね。

いったん退場しますが、客席からすぐに「ワンツーSmile!」のコールが掛かると、あっという間にステージに戻ってくるゆらぴこさん、観客からは「やっと来た!」。「一(いち)コール目で出ようと思ったのに」とゆらぴこさん、もっと早く出ると思ってたとの観客からの発言に、「ふざけたこと言ってる人がいる」とじゃれてみせます。

グループをやめて最初の曲なのだけれど、今日は順番にやるライブとはいえ最初から「Die」という語が出てくる歌詞の曲てのもね、ということで最後に回したことが語られます。
アンコール曲「YOU ARE MY 44」、下手の観客に歌わせます。いうなれば「死中に活を求める曲」なのかな。センターでスピーカーに座って歌うゆらぴこさん、歌詞といまのゆらぴこさんがシンクロします。上手へ移動、「厚木!」と数回にわたって連呼、来場を感謝。先ほど話題にした「Die」の入る歌詞を観客に歌わせます。
「一緒に海外行けるね!よかったら一緒に行こうね!」、数か月後に予定されているヨーロッパツアーそしてアメリカでのライブを踏まえての発言ですね。

ラストのMC、「ありがとうございます!」、アカペラで歌った件、「笑いあり涙ありのセトリ」、厚木だからこそ全曲、全曲やらせてもらうのも厚木ならでは、と。
百人動員のための協力を依頼するゆらぴこさん、次の月例ワンマンをアナウンス、「画面で、いろんな場所で会いましょう!ゆらぴこでした!」、センターで最敬礼、下手に下がる際も最敬礼。

Thunder Snake ATSUGIでの2024年3月のゆらぴこさん月例ワンマンでした。会場のキャパシティーにはまだまだ余裕があります、Thunder Snake ATSUGIがフルハウスになるのを見たいものですね。