車で事故を起こしたりぶつけたりするのは右左折など曲がる時に多いんですよ
曲がる時に気を付ける事って何でしょうか❓
良い質問ですね!ママ子さんは外輪差と内輪差って自動車学校で学んだ事を覚えてますか❓
あぁ~・・・なんかその言葉聞き覚えありますね❗
こんにちは!
鳥取ドライビングスクールリトライ運転指導員★しずどらです!
ペーパードライバーの皆様!!
自動車学校や教習所にて運転の練習をした時に、『内輪差』と『外輪差』の練習をしたことを覚えてますか?
小学校・中学校・高校の時に習った勉強ですら大人になってから使わなくなったので忘れてしまうのですから・・・
普段、運転をしないペーパードライバーのあなたは、それと同じで忘れてしまってるかもしれませんよね。
内輪差や外輪差を意識せず運転してしまうと車をぶつけたり事故につながる原因になりかねません。
そんな事から、今回の記事では内輪差と外輪差の理解を深めて頂き、事故を起こさない快適なカーライフを送るための方法やコツを解説していきたいと思います。
1,内輪差とは?外輪差とは?
1-1,内輪差について
1-2,外輪差について
1-3,どんな事故が起こる?
2,内輪差に困らない運転方法
2-1,サイドミラーで後輪を確認
2-2,後輪の動きをイメージ
2-3,ハンドルを切りすぎない
2-4,ハンドルを切るのを遅くする
3,外輪差に困らない駐車方法
3-1,止める駐車場に寄せる
3-2,ハンドルを切りすぎない
4,まとめ
1,内輪差とは?外輪差とは?
内輪差・外輪差とは、車が動く時の前輪の動きと後輪の動きが描くカーブの差です。
内輪差と外輪差を誤った感覚で運転すれば必ず事故を起こす原因になるのです。
1-1,内輪差について
内輪差とは、交差点や路地などで右折や左折をする際に、内側の後輪と内側の前輪の進む軌道のズレになります。
車のハンドルは前輪の動きを操作し後輪は前輪の動きに沿って動きます。
そんな事から、カーブする際は、必ず後輪と前輪の軌道にズレが生じるのです。
車のサイズによって、内輪差と外輪差の大きさに違いがあります。
軽自動車とワゴン車とでは車体の大きさに違いがあるので、車体が大きければ大きいほど、内輪差と外輪差の差は格段に大きくなるわけですね。
1-2,外輪差について
外輪差とは、右折・左折する時に、外側の前輪と外側の後輪の進む軌道のズレのことです。
外輪差は普通の右折や左折などでも起こりますが、それ以上に起こるのが・・・・
バック駐車した時の右折や左折で起こるほうが殆どです。
1-3,どんな事故が起こる?
内輪差では、前輪よりも後輪のほうが内側を通ります。
それにより車の後輪を縁石に乗り上げたり、ガードレールなどに車をこすったりと言った事故が考えられます。
内輪差による事故は基本的には、『巻き込み』事故がほとんどなのです!
外輪差では、バックの時に大きく生じるので、バック駐車・車庫入れをする時に、壁に車のバンパーをぶつけたり、周りの車にぶつけたりすることがよくあるのです。
2,内輪差に困らない運転方法
2-1,サイドミラーで後輪を確認
狭い道などを走行する時は、サイドミラーを若干、下に向けて内側の後輪を確認しながら右左折しましょう。
もし、縁石やガードレールなどにぶつかりそうになった場合は、車を一度止めて、後ろの車を確認した上で、バックしてハンドルを切り直して内輪差を調整しましょう。
2-2,後輪の動きをイメージ
車を運転する時は基本的に前に走行しているので、後輪の動きに意識が向きません。
しかし、内輪差の事故を防ぐには、後輪がどんな動きをするか?のイメージをせねばなりません。
カーブを曲がる時は、前輪よりも後輪のほうが内側に来る事に常にイメージを持ってハンドル操作をするようにしましょう。
2-3,ハンドルを切りすぎない
内輪差は、前輪よりも後輪のほうが内側に来ます。
ハンドルを切りすぎると、より後輪が内側に来るため、縁石やガードレールにぶつけたり巻き込み事故を起こす原因になります。
ハンドルを切りすぎたら、逆にハンドルを切って調整するようにしましょう。
2-4,ハンドルを切るのを遅くする
ペーパードライバーから乗り始めた方や初心者さんなどは、ハンドルを切るのが早すぎて、内輪差による事故を起こすことが殆どです。
そんな事から、もう少しハンドルを切るのを送らせてカーブを曲がるようにすれば、キレイに曲がれてぶつからずに安全運転できますよ。
3,外輪差に困らない駐車方法
外輪差による事故やぶつけてしまうケースとして、バック駐車や縦列駐車が挙げられます。
バック駐車の場合は、後ろに意識が向いてしまい気づいたら前のバンパーをこすってしまった!
そんなケースが多々あるわけですね。
という事から、後ろばかりに意識を向けずにフロントにも意識を向けて、バンパーが壁などにぶつかりそうになったら車を止めてハンドルを逆に切って少し前進するなどして外輪差の調整を図りましょう。
小さなカーブなどでバックするときなども、ハンドルを切った方向とは逆側の前輪が膨らむので、後方だけでなく前方も意識してバックするようにしましょう。
3-1,止める駐車場に寄せる
バック駐車をする時は、止める駐車場に車を寄せるようにしましょう。
上記の図のように、駐車場に車を寄せると左前の角が壁にぶつけないようにバック駐車出来るからです。
しかし、駐車場に寄せずにバック駐車しようとすると、外輪差により左側の前輪が膨らみ、左前の角をぶつける可能性があるんですね。
そんな事から、バック駐車する時は、後ろだけでなく前にも意識を持っていくことが大切なんですね。
3-2,ハンドルを切りすぎない
4,まとめ
今回は、車を安全に運転する上で大切な『内輪差』と『外輪差』について解説しました。
ペーパードライバーから久々に運転し始めた方や初心者さんが一番、事故が多い原因が内輪差と外輪差です。
そんな事から、今回の記事のまとめとして・・・・
内輪差とは、右左折をする時に生じる前輪よりも後輪が内側に来ることで、縁石に乗り上げたりガードレールにぶつけてしまったり、『巻き込み系』事故につながる危険性を持っています。
では、内輪差による事故を防ぐ方法として・・・
1,サイドミラーで後輪を確認
2,後輪の動きをイメージ
3,ハンドルを切りすぎない
4,ハンドルを切るのを遅くする
この4つを意識しながら運転すれば、安全に右左折することが出来ます。
外輪差とは、外側の前輪と後輪による軌道のズレが生じるため、右左折よりも、バック駐車や縦列駐車による事故が多いです。
では、内輪差による事故を防ぐ方法として・・・
1,止める駐車場に寄せる
2,ハンドルを切りすぎない・切るのが遅いのも駄目
バック駐車は後ろばかりに意識を向けず前にも意識を向けることで、ぶつけず・こすらずにバック駐車をすることが出来ます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
★出張ペーパードライバー教習リトライ★
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