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ナカの気ままなブログ

アイドルさん、Showroom配信者さんをブログで応援しています。
DTMも始めてカバー音源をYouTubeにアップしています。
コンバットの全話ストーリーも書いています。

日本語吹き替え版のコンバットの全話ストーリーも全152話完結することができましたので、

最後の締めとして自分なりのおすすめをリストアップしてみたいと思います。
以下、話数、日本語タイトル、おすすめの理由、動画のリンク、です。
コンバットを全く知らなかった、あるいは見たことがない方には以下の8話だけでも是非見て
いただきたいと思います。

①第24話 「ある村 その生と死」
この回は戦争が起きると悲惨な目に逢うのは軍人だけでなく、必ず民間人も巻き込まれる、
というのがよくわかる優れた話です。
自国、自国の友人達のために、自分の命も犠牲にするフランス人の姿が描かれています。
第24話 「ある村 その生と死」

②第67話 「誰が死なせたか」
この回は戦争の作戦行動における、理論派対現場派の判断対運という議論がもともとの話ですが、現代社会における、現場をよく知らない理論派 対 現場たたきあげの人、の構図にも通じる所があるのでおすすめの話です。
第67話 「誰が死なせたか」

③第72話 「小さな回転木馬」
この回のおすすめ理由も第24話と全く同じです。
看護師見習い役を演じた女優さんが、とてもいい演技をされています。
第72話 「小さな回転木馬」

④第85話 「ジープ特攻隊」
この回は作戦自体は普通の話ですが、話の中に出て来た「ディストモの大虐殺」というのが歴史上実際にあった史実であるからです。このキーワードは是非調べてみていただきたいですね。
日本語タイトルはジープ特攻隊になっていますが、内容としては「身内を殺されたことに対する報復」になっています。
第85話 「ジープ特攻隊」

⑤第94話 「名もない者の悲しみ」
この回のおすすめ理由も第24話と全く同じです。
戦争で赤子を亡くしたフランス人の母親が描かれています。
第94話 「名もない者の悲しみ」

⑥第135話 「ひねくれ者」
この回は現代社会にも通じるところがおすすめ理由です。
一般的社会常識に従うか、自分の考えを貫くか、という奥深い、考えさせられるストーリです。
第135話 「ひねくれ者」

⑦第137話 「生と死の間」
この回は、生と死の間ではなく、決断が描かれています。
人生において、どのように決断していくか、という幅広いテーマを提供しているのがおすすめ理由です。
第137話 「生と死の間」

⑧第142話 「七日間の休暇」
この回のおすすめ理由も第24話と全く同じですが、戦時中にありそうなせつなの恋愛も描かれています。
サンダース軍曹のキスシーンはこの回だけでしょうか!(笑)。
第142話 「七日間の休暇」

もちろん他にも優れた話はありましたが、とっかかりという事でとりあえず8話分です。
最後にコンバットとして、一貫したテーマとして言いたかったことを簡潔にまとめれば

・戦争は軍人だけの戦いではなく、民間人が必ず巻き込まれて悲惨な目に逢う
・サンダース軍曹は戦争が好きなのではなく、少しでも早く終わらせたい
・軍曹は部下の命を第一に、任務を忠実に実行している
・軍曹は、その人の行動が間違っていると思われる人にはとことん議論、反論する
・兵士の生死は基本的に作戦が大切であるが、最終的には運が左右する
・中間管理職な考え方や、一般社会における物の考え方の問題提起をしている

という事になるかと思いますが、いかがでしょうか?
 

「さらば戦場」 原題:THE PARTISAN

ヘンリー少尉達は、かなり破壊された建物を補給所にしようとした所、ドイツ兵1人を見つけ倒したが、気づかないうちに残りの1人に逃げられ、一斉砲撃された。
森の中かららしいのでサンダース軍曹、ケーリー、パターソン、ホワイト達は偵察に出かけた。
敵の大砲を見つけられず軍曹達が帰還しようとした所、ドイツ軍のパトロールに見つかった。
パターソン、ホワイトがやられ、軍曹は味方の投げそこないの手りゅう弾で吹き飛ばされ斜面を転がり落ちて気を失っていた。ケーリーは撃たれて負傷し捕虜となった。
軍曹が戻るとケーリーがいなかった。そしてフランス人女性バベットとレジスタンスのミッシェルがいる家にたどりつき、かくまってもらった。バベットは目が見えなかった。ドイツ軍が探しに来たが何とか切り抜け、何かあれば力になるとキャンプ地の場所も言い残していった。軍曹はドイツ軍キャンプ地の場所を聞き、夜になり1人で出かけた。ミッシェルはどうも米軍のパイロットのようで、負傷して隠れていて、恋仲になったようだった。
軍曹はガソリンに火を付け、その混乱のすきにケーリーを救出した。さっきの家に2人で戻ってケーリーの手当をしてから、ミッシェルは軍曹達の帰還に協力することにし、4人全員で逃げた。途中ドイツ軍のジープのパンク修理の時を襲い、車を確保でき無事に帰還の途へ。ミッシェルは軍隊に戻ることにしたようだった。
軍曹達はこの任務を最後に後方に引き上げる予定のようである。

今回でいよいよ最終回ですが、通常の回と同じストーリー展開で、フランス人女性に恋した墜落した米兵のパイロットと軍曹との葛藤の話でした。
この任務を最後に後方に引き上げる予定の日に、軍曹は2人の部下を失い、ケーリーも捕虜となってしまいました。フランス人の家で世話になり、何とかケーリーを救出し帰還しようとし、隠れていたミッシェルを説得し、ケーリーを連れて帰る事に、協力してもらうことにしました。

ミッシェル役のロバート・デュバルさんですが、83話でドイツ軍の工兵役、141話でドイツ軍の衛生兵役でも登場されていましたが、米兵の役では初めてでした。

最後に、ファンとしては最終回の終わり方がちょっと物足りなかったですね(笑)。
まあ予算不足で打ち切りなので仕方ないでしょうが、せめてレギュラー、準レギュラーメンバー勢揃いで本部に引き上げるシーン位で終わって欲しかったですね(笑)。
理想を言えば、パリ解放とか、ドイツに勝利して帰国するシーン位で終わって欲しかったですが、、、。

全話を書くのに、短いようで長かった4か月半でしたが、ありがとうございました。
次にマイベストや、テーマ曲やBGMの関係の事を書いて、コンバットを締めたいと思います。


補給所にしようとした建物


パターソンとホワイト


フランス人のバベットと米兵ミッシェル

「復讐を心に」 原題:GADJO

ロマ(ジプシー)達がドイツ親衛隊将校を襲っている所にサンダース軍曹、ケーリー、カービー、マッコール、カーター達が遭遇した。将校の車は逃げたので、軍曹達がホフマン大佐ともう1人を捕虜にした。しかしロマが住人の半数を虐殺されたので捕虜を渡せとリーダーのカズダが代表して言って来た。軍曹は情報を取るために本部に連れて帰ると言い、帰還の途へ。
ロマ達は帰還する途上ずっとついて来た。途中でドイツ軍に遭遇して苦戦したが、ロマがドイツ軍をたたいてくれた。話し合いにリーダーが出て来たが、それでも軍曹は無視して帰還へ。
するとしばらく行ってから、ドイツ兵捕虜の1人を銃撃して来た。撃ち合いとなったが、リーダーが1人で迂回して来たので捕まえると、メンバーはおとなしくなった。
ところがその先でロマとドイツ軍の撃ちあいになり、軍曹達が助けた。撃ち合いが終わり、捕虜の大佐がケーリーを蹴って坂に落として逃げたが、リーダーは撃たなかった。軍曹達が命がけで助けてくれたので、捕虜を役に立ててくれと言って別れた。

今回は、コンバットでは珍しいロマ(ジプシー)が登場して来て、軍曹達との葛藤を描いた話でした。ドイツ軍の親衛隊に、ロマの女子供も含めて多数が虐殺されたので、リーダーのカズダはとにかく親衛隊への復習に燃えていました。
ところが、軍曹達につかまって軍曹と色々話し、最後には軍曹達に助けられたので、考えがだんだんと変わり、今までは自分達だけの戦いだけかと思っていましたが、ドイツ軍とは連合軍皆と一緒での戦いであると認識し、軍曹達に協力することにしました。
そして軍曹と同様に、この戦いを早く終わらせてほしいと願うようになりました。

なお原題のガジョーというのは、ロマの言葉で違う世界の人間、という意味だそうです。
またカラー化されたシーズンからの、準レギュラーのマッコールも今回で6回目の出演でした。

ロマのリーダーのカズダ(リカルド・モンタルバン)


捕虜にした親衛隊のホフマン大佐

「疫病神」 原題:JONAH

激しい雷雨の夜、ケーリーが1人でドイツ兵ともみあいになったが何とか片づけた。そしてヘンリー少尉、カービー、リチャーズ、シモンズ、カーター達に合流し、残りのドイツ兵を片づけた。帰還する途中、無線で新しい命令が来た。補充兵と合流して場所が判明した通信本部をつぶしに行く任務である。
小屋の中で補充兵のグリーリーとドーランと合流すると、2人が口喧嘩していた。その中のドーランが疫病神だと言う。既に一緒に来た2人がやられたとのこと。
そして任務へ出発すると、ドイツ兵が何か音がしたらしいと一発だけ撃って来たが、ドーランのそばにいたグリーリーだけがやられた。夜が明けて前進すると、珍しくメッサーシュミットが空襲して来たが犠牲者は出なかった。その先地雷原らしき場所があったのでドーランが探って一発発見して解除、最後に立った瞬間に踏んだようだったが、幸運にも不発だった。その後坂道でケーリーが足を怪我した。
通信所に到着して、右翼にシモンズとドーラン、左翼にカービー、正面から少尉とリチャーズに分かれた作戦で行こうとしたらシモンズだけやられてドーランが帰って来た。今度はリチャーズとドーランで右翼へ。ドーランがリチャーズを坂に落として1人で先に行って銃撃を始めた。リチャーズも戦線に戻り、ドーランが負傷した。ケーリーが後方で援護していたため、少尉は助かった。撃ち合いの上、最後にカービーが手りゅう弾で爆破した。
ドーランは軽い負傷で済み、疫病神は終わった!

今回は、周りも本人も疫病神と思っているドーランと、少尉達と部下達との間の葛藤を描いた話でした。

少尉達と合流前にドーランといた補充兵が2人やられた点、出発後ドーランのそばにいたグリーリーだけがやられた点、ドーランが踏んだ地雷が不発だった点、ケーリーが足を怪我した点、右翼にドーランと出たシモンズがやられた点、など迷信を信じそうな事が多く続いても少尉は動ぜず、命令を指示して行きました。その結果最終的にドーランといたリチャーズはやられず、通信所をつぶす作戦も成功して、ドーランの疫病神の迷信を解くことにみごとに成功しました!
これは、現代における中間管理職の立場の人の心構えにも通じる点があるかと思います。

リチャーズ


シモンズ


ドーラン


グリーリー

「火の玉特急」 原題:NIGHTMARE ON THE RED BALL RUN

輸送トラック運転手が過労でいねむり事故を起こした。その場にちょうどサンダース軍曹、ケーリー、カービー、リトルジョン、カーター達が通りがかり、カービーとリトルジョンが運転を志願して手伝うことになった。輸送隊はローズ軍曹とスローンであった。
トラック2台で出発すると途中道路が木でふさがれていて、ドイツの狙撃兵に狙われたが、カービーとリトルジョンがうまく片づけた。その先木製の危なそうな橋があったが何とか通り抜けた。ただしスローンが川に転落して負傷した。
その先ではドイツの装甲車に米軍がやられていた。2人は手りゅう弾で攻撃を試みたが装甲車はしぶとかった。その時1台のトラックで体当たりしてみごと装甲車を破壊。ローズはトラックから飛び降りたが亡くなった。カービーとリトルジョン達が何とか弾薬を前戦に届けた。
受け取り側は助かったと感謝の一言。この言葉をローズ軍曹に聞かせたかったな、とカービーが言った。

今回は、トラックの輸送隊をカービーとリトルジョンが手伝った話でした。輸送隊は人手不足でトラック1台につき運転手1人で、睡眠不足で過労運転になり、事故を起こしてしまいました。
そこで事故処理に来た少尉が、規則通り必ず2人で移動しろ、という命令をくだしました。そこに軍曹達がちょうど通りかかり、カービーとリトルジョンが手伝うことになりました。
ローズ軍曹は最初カービー達を馬鹿にしていましたが、戦闘では成果を上げたので口には出しませんでしたが、感謝していたようです。
ローズ軍曹は過去に途中で仮眠を取ったために、前戦に間に合わなかった事があったようなので、不眠不休で少しでも早く前戦に届ける、という事を徹底するようになったようです。
それでなのか、火の玉特急、という名前をトラックにペイントしていました。
軍隊では、物資兵士の補給、輸送、前戦の前進と、組織的にうまく動かないと、勝利に結びつかないでしょうね。これは、会社、仕事などでも同じことが言えるかと思います!
また、トラックやバスの運転手が人手不足で過労だと事故を起こしてしまう、という話は現在でも繰り返されている事ですね。

なおゲストのクロード・エイキンスさんは3回目の登場ですがOPで紹介され、119話の捕虜収容所の話では米兵に化けたドイツ兵の役、133話の野良犬では米兵の役でした。

運転手のローズ軍曹(クロード・エイキンス)


運転手のスローン