なごやん -2ページ目

またビールだ

 一昨日、郵便受けに「不在連絡票」が入っていました。


 そして、今日、再送してもらいました。


 中身は・・・ジャーン。 ビールです。


 多分、缶ビールに貼ってあるシールを集めて送ると誰でももらえるヤツだったと思います。


 ここ1か月ちょっと健康診断に向けて断酒していたこともあり、8月に送られてきたご当地一番搾りセットもまだ手付かずで、シールを集めるために買った6缶入りのパックも2つ残っています。


 先週の水曜日に健診が終わり、ようやく新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」を飲み終えたばかりです。


 でも、まあ、腐るものじゃないし、追々楽しませていただきます。

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 追記

 今日、チャレンジリーグ最下位のJAPANサッカーカレッジの地域リーグへの降格が決まりました。残念です。

 また、なでしこ1部のコノミヤ・スペランツァ大阪高槻の降格も決まりました。


 ドイツワールドカップで一躍「シンデレラガール」となった丸山桂里奈選手にとっては最後の試合でした。

 

相互リンク⇒アクティブなごやん(ゴートク、新キャプテンとしての初戦はいかに?)

今はビールより温泉がいいかな⇒

今日のサッカー(高校&なでしこ)

 今日、私が楽しみにしていたサッカーの試合が2つありました。ひとつは第95回全国高等学校サッカー選手権大会愛知県予選決勝、もうひとつはなでしこリーグ2部チャレンジリーグ入れ替え戦です。


【第95回全国高等学校サッカー選手権大会愛知県予選決勝】

刈谷 0-1 東邦


 この試合は強豪の東邦高校と今年のインターハイに愛知県代表として東邦高校に勝って出場した刈谷高校の対戦でした。県立刈谷高校は愛知県屈指というか、「全国区」の受験校です。


 公立頑張れー!の私は、もちろん刈谷頑張れー!です。

 競技場はパロ瑞穂ですし、現地へ行く予定にしていたのですが、雨上がりの寒い日で、テレビの実況中継で我慢しました。(ヘタレだー!)


 結果は前半30分にCKから先制した東邦が完封勝ちし、インターハイの雪辱を果たしました。


 ポゼッションの刈谷、カウンターの東邦という感じでしたが、見応えのある試合でした。


【なでしこリーグ2部チャレンジリーグ入れ替え戦(第2レグ)】

吉備国際 2-0 大和

  (合計 4-0 )


 この試合ではアルビレックス新潟レディース上尾野辺めぐみ山田頌子の古巣で3年前にチャレンジリーグに参入し、今季チャレンジ2位の大和シルフィードがなでしこリーグ2部9位の吉備国際大学Charmeに挑みました。第1レグでは吉備国際が2-0で勝利しています。

 

 第2レグでも2-0で吉備国際が勝利し、大和シルフィードはなでしこリーグ昇格がなりませんでした。


 私が注目したのはもうひとつ、大和シルフィードの小野寺志保選手です。


 小野寺選手は元日本代表のGKで数年前に引退し、「Start!(♪ 何も恐れずに君の笑顔・・・)」で歌手デビューして話題になりましたが、その後、女子サッカー支援担当の職員として大和市に勤務していました。しかし、3年前、大和シルフィーズがトップチームを作りチャレンジリーグに参入しようとした時、GKがおらず、チームのGKとして現役復帰したのです。


 最近の試合では控え選手としてベンチ入りし、出場の機会は減っていますが、今回の入れ替え戦第1レグでは途中出場しました。


 その小野寺選手が今季をもって完全に引退することになりました。


 小野寺志保さん、42歳。あまり多くは語られていないようですが、長い間お疲れさまでした。


【追加】

 今日のチャレンジリーグと地域リーグの入れ替え戦ではチャレンジ11位のつくばFCレディースがMITO EIKO FCレディースに1-1と引き分け、第1レグと合計で4-3と勝利してチャレンジ残留を果たしました。


 明日はチャレンジ12位(最下位)のJAPANサッカーカレッジレディース(JSCL)がホームでFC十文字VENTUSと対戦します。第1レグは十文字がホームで3-2で勝利しています。JSCL は負けたとはいえアウェーでの2得点があります。1-0、あるいは2-1で勝利すればチャレンジ残留です。


 ただ、今季のJSCL は得点力が不足というかほとんどなく目に余る状態でしたから、とにかく1-0ででもで勝利することを祈っています。


相互リンク⇒アクティブなごやん(ゴートク、HSVの新キャプテンに)


サッカーブログです⇒

なごやんのBCL史(53)芸術、ファッション、そして・・・

 今回はイタリアです。順番からすれば、バチカン放送より前に書くべきだったかもしれません。


【背景】

 日本人にとってのイタリアは芸術の国、ファッションの国というところでしょうか。絵画、彫刻、オペラ、ミラノ・コレクション・・・

 イタリア料理もおいしいですね。


 イタリアは「ローマ帝国」という時代はあったものの、16世紀以降は長い間小さな国というか地方に別れて、フランスやスペインなど近隣諸国の支配を受けてきました。


 19世紀になると、ようやく国家統一の機運が出てきて、1861年にイタリア王国が成立しました。


 20世紀は動乱の時代です。


 1922年、ファシスト党のムッソリーニが首相になると、その時の国王、ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世と共に拡張政策をすすめ、1937年には日本、ドイツとともに「枢軸国」を形成し、ジワジワと対外侵略を画策します。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世

 

 そして、「枢軸国」ドイツのヒトラーが1939年、ポーランドに侵攻すると、後に第二次世界大戦と呼ばれる戦争が勃発しました。


 戦況が枢軸国に不利とみたイタリアは1943年に無条件降伏しますが、ヒトラーはいったん幽閉したムッソリーニを救出して「イタリア社会共和国」なる傀儡政府をでっちあげました。ファシスト政権の温存です。


 ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世は、こともあろうに国民を見捨て、南部へ遁走してしまいました。


 第二次世界大戦の結果はよく知られていることですが、イタリアが日本やドイツと異なるのは、国民の一部がファシスト政権に反対する運動をおこし、イタリア北部の山岳に「パルチザン」と呼ばれる非正規軍を作ってファシスト政権と戦ったことです。


 そして1945年4月25日、パルチザンは全土をナチスドイツの手から解放しました。他国の力を借りることなく、イタリア人自らがファシストを打倒したのです。(4月25日:イタリア解放記念日)


 戦後のイタリアでは反王政の世論が高まり、1946年の国民投票で、王政を廃止し共和制に移行することが決まりました。


 その後のイタリアは日本に1年先んじる1955年、連合国家群(United Nations;日本で言う国際連合)に加わり、「西側」の一員として歩んでいます。


【イタリア放送協会;RAI*

 そのイタリアから世界に向かって発信していたのはイタリア放送協会(Radiotelevisione Italiana,RAI)が運営する国際放送です。

*RAI:このまま「ライ」と発音されます。


  1924年にUnione Radiofonica Italiana(URI,イタリアラジオ連合?)として発足し、1950年代にテレビ放送も行うようになるとともに現在の名称に変わりました。


 私が最初に聴いたのはイタリア語放送で、小鳥の囀りをインターバル・シグナルに使い、A.パレリ作曲のメロディーによるベルの音、そして、「RAI,Radiotelevisione Italiana.」というアナウンスが入りました。

RAI のログ


 ログに記してある(;NA=National Anthem)ように、放送終了時にはイタリア国歌(当時はまだ法的には国歌と定められていませんでした)が流されました。


 以前は日本語放送もあったようですが、私がBCLを始めた頃には既になくなっていました。

 

 日本向けには英語放送がありましたので、私はそれをよく聴きました。


 受信報告に対しては受信証が葉書で送られてきました。 

英語放送の受信証


 多言語(26言語)で放送しているRAI にはこんな受信証もありました。

エスペラント放送のエスペラントによる受信証


 ペナントが送られてきたこともあります。プログラム等は紛失してしまいました。

ペナント表裏

【RAI 国内放送】

 NHK同様、RAI にも国内向け放送があります。というより、イタリアの公共放送RAI も外国向け放送を行っていますというべきでしょうが。


 第1放送から第3放送まであり、出力は第1放送、第2放送、第3放送の順に大きく、特にミラノ第1放送は600KWあったので、国外でも聴くことができました。(ちなみに、NHKラジオ東京第1放送の出力は300KWです。)


 外国からの受信報告に対しても受信証を送ってくれました。

RAI ミラノ第1放送の受信証


【そして今】

 RAI の外国向け放送は1995年、「RAI Internazionale」と改称されました。

 2003年には「RAI International(後にRAI World)」という組織になりましたが、中味は大幅に縮小されました。


 国際放送は出力の大きい上記のミラノ局(900kHz)やローマ局(1107kHz)、ナポリ局(657kHz)を通して行われていましたが、2011年、公的資金の供給がなくなったため、完全に閉鎖されたということです。この流れは他のヨーロッパの国々と類似しています。

これまでの記事はインデックスページをご覧ください。


相互リンク⇒アクティブなごやん(ゴートク、ブンデス、HSV)


イタリア料理にはワインを⇒

ふれ愛フェスタ2016

 私は土曜日の朝、たまに名古屋市栄のど真ん中、「オアシス21」で開催されている朝市に行きます。愛知、岐阜、三重からの無農薬、あるいは有機栽培野菜が比較的安い値段で買えるため、毎回好評です。

 先週の土曜日(11月13日)にも行ってきました。

毎週土曜日に開かれる朝市


 買い物をした後、ふと後を見ると、なんやらゲートがあったので入ってみました。

ふれ愛フェスタゲート


 時刻はもう10時になっていました。そして、愛知県警の音楽隊が演奏を始めました。

愛知県警音楽隊


 パンフレットをもらってみると、「ふれ愛フェスタ2016」という、愛知県警のイベントです。この催しを通して、交通安全や犯罪防止に取り組む愛知県警を知ってもらい、県民の防犯意識を高めようという企画です。

本企画のチラシ


 演奏が始まったころから入場者が増してきました。

コノハ警部*がみつめる会場

*コノハ警部:愛知県警のマスコットキャラクター 愛知県の鳥、コノハズクにちなむ


 そして、今日の呼び物は警察犬の訓練の様子です。愛知県警に入ってまだ1か月のシェパード(2歳)の訓練を見せてもらいました。


 「捜査員」の左側にピタッと寄り添い、歩行/走行速度も捜査員に合わせ、音声言語の命令にもきちんと従います。物を口で咥えて持ってくるのはお手のものです。

訓練の例


 圧巻は悪人の逮捕劇でした。「犯人」を見つけるととびかかりながら吠えます。そして襲い掛かった警察犬は左腕を咥えて引きずり倒します。そこへ警官が駆けつけ「逮捕する!」です。

犯人逮捕


 こんな記念グッズをもらいました。

エコバッグ、カラーマーカー、ティッシュペーパー


 帰宅後は昼食、そして15時からは天皇杯第4回戦をネットで追いましたが、結果はムムムでしたね。


相互リンク⇒アクティブなごやん(ゴートク、サウジアラビア戦出場ならず)

県民の安全を守るコノハ警部⇒

なごやんのBCL史(52)虎の国獅子の国

 今回は東南アジア、マレー半島の南部を占めるマレーシアシンガポールです。


【背景】

 この地域は15世紀以降、ポルトガルやオランダに支配され、時には隣国シアム(現在のタイ)の侵攻を受けながら変遷を経て、1874年、英領マラヤになりました。

英領マラヤ切手(1906年発行)


 それからずっと英領下にあったマラヤですが、「大東亜共栄圏」を目論む日本は、1941年、真珠湾攻撃に先行してマレー半島へ侵攻し、1942年にはマラヤの一部だったシンガポールも攻略します。この、いわゆる「シンガポール陥落」は英国にとってこれまでにない屈辱だったと言われます。

大東亜共栄圏(1942年発行)


 しかし、1945年、ドイツや日本の降伏によって第二次世界大戦が終結し、マラヤは英国が"奪還"しました。

英領マラヤのシンガポール切手:英国王ジョージ6世(1948年発行)


 マラヤがマラヤ連邦として完全独立したのは1957年のことです。

 当時、シンガポールはまだ英国領のままでした。

1957年発行の学校地図


 1963年、サバ、サラワク、シンガポールを併合したマラヤは国名をマレーシアとしました。しかし、国内のムラユ(マラヤ)系と中国系の民族対立が激化し、2年後にはシンガポールが分離独立しました。

現在のマレーシアとシンガポール


 現在はそれぞれが独立国として東南アジアの政治、経済で重要な役割を演じています。


 マレーシアの国章にはトラが描かれていますし、シンガポールではマーライオンの像が国の象徴にもなっています。トラのマレーシア、シシのシンガポールというところでしょうか。


 私がDXerだった頃にはもう今の状態、すなわち、マレーシアとシンガポールはそれぞれ独立国になっていました。マレーシアからもシンガポールからも、きれいなQueen's Englishの放送を聴くことができました。


【ラジオ・マレーシア/マレーシアの声】

 マレーシアからの英語放送は国歌の第1小節、「♪ Negaraku~(我が国~)」の部分がチャイムで流され、「This is Radio Malaysia,Kuala Lumpur,broadcasting on ××kilocycles・・・」とアナウンスされました。

 また、国外向け放送では「Voice of Malaysia.」と言っていました。

「マレーシアの声」ログ


 放送内容はニュース、解説、音楽など一般的なものでしたが、受信状態が非常によかったという記憶がありません。どうにか聴いていたような気がします。


 受信報告に対しては国旗と地図がデザインされたカードが送られてきましたが、受信日、周波数等が入っておらず、正式な受信証とは言い難いものでした。

マレーシアの声からのカード


【ラジオ・シンガポール】

 私の経験ではこの国に国際放送はなかったと思います。


 国内放送は中国語(北京官話および各地の中国語)、英語、マレー語、タミール語で行われていて、出力は最大でも50KWでしたが、100KWのラジオ・マレーシアよりよく入った記憶があります。

ラジオ・シンガポールのログ


 頻回に聴いたわけではなく、あまりよく覚えていませんが、ログを見ると、ところどころにCMが入っていたようです。ニュースや解説があったのはは他局と似ています。


 周波数や受信時刻等が書かれていませんが、受信報告に対しては「確認書」のような葉書が送られてきました。一応、受信証と言ってもよいでしょう。

ラジオ・シンガポールからのカード


 1990年代に「ラジオ・シンガポール・インターナショナル」という国際放送が開始され、今ではインターネットで聴くことができます。


 次回はまたヨーロッパの予定です。


BCL、DXing、SWL の過去記事はここをご覧ください。


相互リンク⇒アクティブなごやん(日本代表のゴートクはいかに)

マレーシアもシンガポールも暑かろう⇒