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残留ライバルを甦らせちゃった

第2ステージ第11節 ホーム 名古屋戦


ルビレックス新潟 0-1 名古屋グランパス


 監督が代わり、前監督からお払い箱にされていた闘将をブラジルから呼び戻した名古屋の今日の試合にかける意気込みはただならぬものだった。


 何しろ、名古屋-新潟往復910円という大奮発でかき集めた人たちを含め、アウェーゴール裏に詰めかけたサポーターも2000人に上り、声援も新潟を凌駕していた。


 ホームで名古屋に負けるなんて稀なできごとだ。1点先取されても最後は勝つと信じていたのだが。


 新潟はボールをキープするものの、シュートしても枠外ばかりだ。


 コーナーキック14本で0点の新潟、6本のCKのうち1本を決めた名古屋。この差は大きい。


 ウチのキーパー守田は今日、危なっかしかったなぁ。


 新潟もよく頑張ったという評価はあるだろう。スタッツを見れば、新潟が名古屋を圧倒している。しかし、私としては今日の新潟のような役回りをするのはプライドが許さない。頑張るか頑張らないか、いい試合をするか泥臭いかではなく、勝つか負けるかだ。

 今日の試合は競争相手を積極的に援護したに等しい。

 絵空事で描かれた漫画を現実にしちゃったってことだ。


 これからの対戦相手を考えると、かなり厳しい戦いが続く。ここを乗り切らねば。


 それにしてもけが人続出の新潟・・・不安が上乗せされる。


 応援の皆さん、お疲れさまでした。


                     ところで・・・

              プロ野球広島カープファンの皆さん、

    リーグ優勝おめでとうございます!


相互リンク⇒アクティブなごやん(ブンデス第2節、W杯予選2戦連続フル出場のゴートク先発) 


新潟ブログです⇒

女性専用車両

 今年の5月頃からだったと思うが、こんな吊り広告が掲出されるようになった。

 

 チラシも置かれていた。

 

 これまで名古屋市営地下鉄では東山線でのみ実施されていた女性専用車両が7月に私の通勤路線である名城線にも導入されたのだ。

 

 ある朝、いつもより早く地下鉄の乗車駅へ行き、観察してみた。

 女性専用車両はガラガラだった。

 

 その隣の車両では多くの乗客が立っていた。

 

 次の列車に私は乗った。結構混んでいた。そこに女性が割り込んで乗ってきた。隣の女性専用車両を遠くから覗くと、立っている客はいない。

 下車した金山駅のアナウンスは「女性の皆さんはできるだけ女性専用車両を利用し、混雑緩和にご協力ください。」と言っていた。
 そんなこと言ったって、アンタらが変な車両作っちゃったからだろう。今すぐにでも撤回したら?

 そもそも何のための女性専用車両なのか私は理解できない。女性専用車両の導入により痴漢被害が減ったというエビデンスはあるのか?ちゃんとした根拠があるなら、しっかり公開してほしい。それもやらず、否、できず、一方的に制度だけ押し付けるのは納得できない。
 

 それよりも、障がい者(介助犬等含む)、妊婦等にゆとりを持って乗ってもらう車両を作ったらいいと思うのだが。そんなら、ガラガラでも納得するけど。

 だいたい、通勤列車に乗る時は下車駅や乗り換駅での便利さを考えて車両を選ぶんじゃないのか?だからこそ、東京の営団地下鉄には駅ごとに乗り換えに最適な車両が表示してあるんだ。

 

 行政十分な企画・立案能力があるとは思えないので、これは外の誰かからの入れ知恵なんだろうなぁ。どこの利権と結び付いているのだろうか?

 まあ、関西地区のように、平日休日にかかわらず1日中女性専用車両を運行するようなトンチンカンな真似をするより多少はマシだが。

 

相互リンク⇒アクティブなごやん(さあ、ブンデス再開だ)

ほんと、にくたらしい制度だ⇒

なごやんのBCL史(36)ヴィスワ流れる激動の街

 今回はミコラウ・コペルニク(コペルニクス)の故郷、ポーランドへ来ました。

ミコラウ・コペルニク


【背景】

 私は行ったことはありませんが、ポーランドの首都ワルシャワは中心部をヴィスワ川が流れる美しい街と言われています。


 ポーランドは歴史に翻弄され、国土を分割されたり、周辺国を併合したりしてきました。

 近・現代史的には、ポーランドは第一次世界大戦が終わった1918年11月11日、ソ連邦とドイツ(ドイツ帝国)から独立しました。

 しかし、第二次世界大戦が勃発すると「ソ独不可侵条約」により、再びソ連邦とドイツに分割されました。そして、この大戦が終わった1945年、国土を従来よりやや西へ移動させた形で「ポーランド人民共和国」として再興しました。

 そして、統一労働者党(共産党)の指導のもとでソ連邦と友好な関係を保ち、旧東欧の大国として発展してきました。その一方、1956年に統一労働者党第一書記になった反スターリン主義者のヴワディスワフ・ゴムウカは宗教を迫害することを禁止したりするなど自由化の道を進み、国民の支持を受けますが、次第にその政策は破たんするようになり、1970年に失脚しました。


 私が短波受信に熱心だったのは、そのゴムウカが、米国のベトナム侵略に公然と反旗を翻すフランスのド・ゴール大統領と「東西の反逆者」として並び称せられていた時代です。

 単にゴムウカド・ゴールということではなく、ソ連邦とポーランド、米国とフランスといった国土の広さの差、ワルシャワ条約機構、北大西洋条約機構といった軍事的なつながりの面からも「大国」に物申すポーランドとフランスということでも比較されていました。


【エテュード「革命」】

 そんな時代、ショパンのエテュード(練習曲)「革命」の有名な第10~12小節がピアノで奏でられるインターバル・シグナルが目印、否、耳印になる放送局がありました。「ワルシャワ放送」です。

 ワルシャワ放送は短波で国際放送も行っていましたが、アジア向け放送はなく、しかも出力が100KWとあって、私にとって受信は至難の業でした。


 この放送ではインターバル・シグナルに続いて、ポーランド語で「Tu Polskie Radio,Warszawa.」、その他の言語では共通して「Radio Polonia.」というアナウンスが入りました。


 英語放送もありましたので、なんとか聴いて受信報告を送りました。返信には受信証とともに手紙も入っていて、「新しいリスナーとして歓迎します。」という書き出しで、追伸には私の手紙が放送で紹介された旨記されていました。ただし、私の手紙が紹介された放送を私は聴いてはいません。他局のように「○月○日に放送予定」と知らせてくれれば聴いたのでしょうが。

 この返信を読むと、この局に対しての最初のレポートは極めて簡単なものだったようです。(当時、私は自分が出した手紙のコピーをとっておく習慣がなかったので、実際のところはわかりません。)

初めての受信報告に対する返事


 受信証(ベリカード)の図案はシンプル、シックで落ち着いていました。

最初の受信報告に対する受信証(ベリカード、QSLカード)


 この放送局へは2回しか受信報告を送っていませんが、2回目にも同様の追伸がありました。ベリカードの図案は初めてのものと同じです。

「聞かれましたか?」と尋ねられても・・・


 一緒に送られてきたプログラムを見ると、国際放送はアラビア語、イタリア語、英語、エスペラント、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポーランド語の8言語で行われていました。また、ショパンのピアノコンサートやナイト・ミュージックの番組も別途持っていました。ただし、放送のビームが向けられているのはヨーロッパ(含:スカンジナビア)、アフリカ、北アメリカだけで、あとはいわゆる「General programme」でした。

ワルシャワ放送のプログラム(8言語で「ワルシャワ」を表記)


 私は受信報告と一緒に感想や希望などを書きますが、この放送局に対してはアジア向け放送も行ってほしいと書いたと思います。

 もちろん、そのためにはもう少し送信出力を上げてもらわないと難しいことだとは思いましたが。


 ワルシャワ条約機構の中心とも言えるポーランドでは1970年、レーニン生誕10周年記念の切手も発行しています。優等生ですね。

レーニン生誕100周年記念切手初日カバー


 この放送局もその後だんだん縮小され、現在ではインターネットだけで国際放送を行っているようです。


 次回はアジアの順番です。東南アジアを予定しています。


SWL,DX,BCLのアーカイブはこのページをご覧ください。

相互リンク⇒アクティブなごやん(W杯予選のゴートク)

ポーランドの国花はスミレではなくパンジーです⇒

またもや港サッカー場

なでしこチャレンジリーグプレーオフ 9-12位決定戦 名古屋 vs 新潟医福


NGU名古屋FCレディース 2-3 新潟医療福祉大学女子サッカー部


 今日は先週に引き続き名古屋市港サッカー場へ行ってきました。


 港サッカー場へは通常名古屋駅から「あおなみ線」に乗るのですが、今日は港区にある私の行きつけの床屋さんで散髪してから行ったため、地下鉄で築地口まで行き、そこから野跡までバスに乗りました。

築地口に停車中の野跡行き名古屋市営バス


 到着地は同じなのですが、途中の景色があおなみ線から見るものとは違います。(あたりまえか 笑)

①名古屋港シートレインランド;②並行する一州大橋


 スタジアムではアカトンボが迎えてくれました。(種は同定していないので不明)

スタジアム横の塀周辺を飛び交うアカトンボ(何頭いるでしょうか。)


 すぐ前にある稲永公園は大勢の人でごった返していました。近寄ってみると、みんなスマホをつっついて、否、指でスクロールしています。ポケモンなんちゃらのナンチャラがこの辺に出るらしいのです。全く関心のない私にはわかりませんし、そんなことをやっている暇はありません。今日はサッカーです!(笑)

ポケモンなんちゃらに興じるヒトビト(笑)


 この日の試合はなでしこチャレンジリーグプレーオフ、9-12位決定戦、言い換えれば、自動残留2チームと入れ替え戦に回る2チームを決定する試合の第2戦です。

バックスタンドのフラッグ


 この日の試合は新潟医療国際大学女子サッカー部がNGU名古屋FCレディースとアウェーで対戦します。両チームとも初戦で勝利し、勝ち点3を得ています。この試合に勝てば、自動残留に大きく近づきます。メインスタンドだけ開放されていますので、私は新潟医福側のスタンドへ行きました。名古屋側は300名くらいの観戦者がいますが、新潟医福側は私を含め十名そこそこです。選手のご家族が主です。

南サイドスタンドの電光掲示板


 この試合、コイントスの結果、前半は名古屋がアウェー側のゴール、新潟医福がホーム側のゴールをとることになりました。通常と逆です。強い風がアウェー側(南)からホーム側(北)に吹いています。従って、前半は名古屋が風上から風下へ、新潟医福が向かい風で攻めることになります。


 試合は名古屋が攻勢をかける場面が多くみられましたが、チャンスは新潟医福が多く得ていました。しかし、両チームとも得点に至らず、前半はスコアレスで折り返しました。アウェーの新潟医福としてみればまあまあの経過ではないでしょうか。


 前半はアウェー側にいた私ですが、後半は名古屋サポーターが陣取るホーム側へ移動しました。新潟医福のゴールを見たかったからです。もちろん、"密集地"からは離れ、ゴールラインから少し中へ入った付近です。


 最前列からグラウンドを覗き込むと名古屋のリザーブ選手がウォームアップを行っています。


 試合は後半早い時間帯に動きました。


 後半9分、新潟医福が相手ゴールに攻め入り、強烈なシュートを放ちます。これを相手GKがキャッチしたかにみえましたが、完全にはキャッチできず弾いてしまい、そこに詰め入った長沢菜月が押し込み、新潟医福が先制しました。

上:最初のシュートを名古屋GKが弾く 下:ゴールが決まった後


 しかし後半29分、名古屋に同点に追い着かれてしまいました。こうなると名古屋が押せ押せムードになります。新潟医福はなんとか持ちこたえますが、なかなかチャンスが生まれません。

 そうこうするうち、終盤の後半35分、名古屋はCKから勝ち越し点を奪い、あとは守備を固めにかかります。


 このまま名古屋の勝利で終わるかと思われた試合終了間際にドラマがおきます。

 

 後半44分、名古屋ゴール前の混戦から途中出場の三浦唯が押し込み、新潟医福は土壇場で同点に追い着きました。

新潟医福同点ゴール

(露出が手前の暗い部分に合わせられ、肝心のゴール前はハレーションを起こしています。)


 ただ、このプレーの中でキャプテンの山谷瑠香が負傷退場し、代わって仲松叶実が投入されました。


 試合は90分を経過し、アディショナルタイムは2分と告げられました。「まだ、2分ある!」と叫ぶ名古屋リザーブの面々。そして、名古屋が一斉に攻撃を仕掛けます。


 しかし、中盤でボールを奪った新潟医福はボールを前線へ運び、右サイドから絶妙のクロスを入れると、これに合わせた仲松叶実がシュート。これが決まって新潟医福が勝ち越しました。

 ※お断り:決勝ゴールは興奮し、写真を撮る余裕がありませんでした。


 試合はこのまま終了し、新潟医福は勝ち点3を積み上げました。

タイムアップの笛に駆け寄る新潟医福の選手


 まさにドラマチックなエンディングでした。


 まあ、なんだかんだ言ってもチャレンジリーグですから、Jリーグに見られるような迫力という点では物足りませんが、試合としては見ごたえがありました。


 紫雲寺記念公園多目的運動広場で行われたもう1試合はつくばFCレディースがJAPANサッカーカレッジレディース(JSCL)に勝利し、つくばは勝ち点3を得ました。


 これらの結果、新潟医福は9位または10位で、自動残留が決まりました。試合後の挨拶


 JSCLは11位以下で、入れ替え戦に回ります。

 JSCLは最悪の場合、なでしこ2部から1年で地域リーグへ転落してしまいます。入れ替え戦では是非下位から上がろうとするチームを破り、とりあえずはチャレンジリーグ残留を果たしてほしいと思います。


 シーズン当初には私は新潟医福がこれほど苦戦するとは思っていませんでした。大学チームですので毎年選手の入れ替えがおこり、戦略がうまく伝わっていかない可能性もあるのでしょうが、監督は奥山さんですし、来年はぜひなでしこ2部を目指してほしいと思います。

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関西学院大に拍手だ

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 ホーム 関西学院大戦


アルビレックス新潟 5-3 関西学院大学


 天皇杯2回戦(新潟の初戦)で、新潟は1回戦でMIOびわこ滋賀に快勝した関西学院大学を迎えた。新潟はほぼベストメンバーで臨んだ。

 アルビレックス新潟サポーター以外の全国のサッカーファンの大部分は関学の勝利を待っているに違いない。


 新潟は大学生相手にJ1の力を見せつけたいところだが、前半、関学に先制されラファエル・シルバのゴールで追いついたものの、その後相手に勝ち越され1-2で折り返した。関学は流れの中から見事に2得点した。


 後半、新潟がラファエルの2点目で追いつき、さらにラファエルがハットトリックとなる3点目を決め逆転した。


 こうなれば、地力のある新潟のもの・・・のはずだったが、後半34分、真ん中を破られ同点に追い着かれた。


 延長になると、両チームとも足が止まり、特に関学の選手は走れなくなってきた。


 新潟がようやく勝ち越したのは延長後半に入ってからだった。それもラファエルの4点目で。


 更に延長後半7分、途中出場の成岡翔が相手のミスをついたドリブルからの個人技でダメ押し点をたたき出したが、関学はそれでも諦めず、新潟のゴールに迫ってきた。


 新潟は勝つには勝ったが、J1の威厳はどこにもなかった。


 この試合はNHKTVが実況中継したが、2回戦の中継試合選択としては当たりだったと言えるだろう。本音は関学勝利を報じたかっただろうが。


 試合終了後、スタジアムでは関学の健闘を称える拍手が沸き上がったようだが、新潟の選手に対してはどうだったのだろうか。


 応援の皆さん、お疲れさまでした。


 今日、新潟が勝ったからといっても、私としては、この内容ではとても新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」で乾杯というわけにはいきません。


相互リンク⇒アクティブなごやん(W杯アジア最終予選、ゴートク出場なるか)


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