これからのスポーツ(前) 身体能力の優劣関係なく、誰でも参加してプレーできること | 名古屋の鈴木のブログ

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(前回のつづき)
 前回、書いたように、TBSの情報番組でニュー3競技を知った。永野芽郁ちゃん目当てにそこだけ録画してたのがたまたまで、付加価値が大きかったわけ。
 3競技の特徴を見てみると、これからのスポーツのありかたが見えてくる気がした。
「フラッグフットボール」について書けば、タックルを禁止し、フラッグを取るだけにする。大きな危険防止観点だ。
 スポーツというと、一部の身体能力高い人が努力に努力を重ねてスキルを高め、およそ人間離れのようなプレーを見せてくれる・・・オリンピック代表選手となれば、そういう人々だった。
運動に自信の無いありふれた凡人の私たちはただただ羨望の眼で見つめ、応援するだけである。
強靭な肉体のぶつかり合いであるアメリカンフットボール。タックルをされても・・・つまり、不意打ちで倒されてもケガをしないような強い身体でないと務まらない・・・ゆえに、一部のエリートだけがプレーできる競技だ。
が、アメリカンフットボールの最大の魅力は、ボールを前に進める陣取り合戦であり、いかに相手に悟られないようにしてボールを運ぶか・・・、作戦の組み立てとチームワークという頭脳ゲームにある。タックルが危険だからと言って、それだけでやらないのはもったいないことなのだ。
そこで、タックルの代わりに腰に付けたフラッグを取るルールに変更したのだ。これで小学生でも安全にプレーできるようになった。誰でも参加できる、皮下脂肪と筋力のない子でも参加できるようになった。頭脳ゲームという利点を生かして、子どもの教育にもつなげている。
「ピックルボール」も、特段、高い身体能力は要らないとレポーターアナウンサーが証言、全世代が一緒に楽しくプレーしていた。
 身体能力の差があっても競技機会を奪われない、誰でも参加できる・・・、これが、まず、ひとつの大きなポイントだ。
          つづく