大谷翔平 打撃フォームは子どもたちの模範 | 名古屋の鈴木のブログ

名古屋の鈴木のブログ

ブログの説明を入力します。

 大リーガー・大谷翔平の不振が謙虚になった。打つときは爆発的に打つので、狂喜してしまうが、今シーズンは調子の波が激しく、またスランプとなってしまった。ホームランが出なくなった。イチローじゃないんだから、ただのヒットも2塁打も満足できない。大谷は特大ホームランを打ってこそ大谷なのだ。
ここへきて怪我の情報も入って来た。やはり、昨年のようにはいかないのでは。
でも、まあ、6月しだいだ。毎年、6月に打撃は爆発的に向上する。目覚ましい成績を残してきた。6月に入ってからの大谷に注目だ。この6月でも、いまの調子のままならば、今シーズンはかなりのダウンも覚悟しておく必要があるだろう。6月をともかく見ていこう。
 さて、マスコミがたぶん言ってない大谷翔平の特長を書こう。
王貞治とイチロー。大活躍してた頃は子どもたちがフォームを真似ていたものだ。
が、2人とも変則フォームだ。王は一本足打法、イチローは振り子打法(オリックス時代)。子どもたちは変則ゆえに面白がって真似をした。
が、野球コーチからすれば、半分は迷惑なことだ。
まだ身体ができてない、これから伸びる子どもたちには基礎が大切。打撃の基本というものがある。それをしっかり身につけなければ打撃は伸びない。基本もできてないのに変則フォームを真似て変な癖がついてしまったら、修正が難しくなるからだ。
王やイチローが変則フォームで打てるのは、基礎ができていて、なおかつ、かなりの努力で自分の体格に合ったフォームを身につけた結果からだ。子どもが真似るものではないのだ。
 そう思ってたら、大谷翔平のフォームを初めて観たとき感心した。現在のフォームでなく、大リーガーなりたての頃のフォームだ。脇がキュッと締まって、独楽のように小さくスピンするように打っていた。鋭い当たりを飛ばしていた。
これは良いフォームだ。やっと、大物名選手で、子どもたちに模範となるフォームの選手が出て来てくれたか・・・と。
 バッティングは脇を締めることが重要だ。脇が甘いとドアスイングという悪い例の見本となる。球を正確にとらえれなくなる、空振りばかりになる。2軍にいる不振選手の打撃フォームを見れば、脇がパアパアに開いていて、素人目にも、ボールがバットに当たりそうにない。
子どもたちよ。大谷翔平はおおいに真似るが良い。
ただし、現在のフォームでなく初期のフォームね。いまのフォームは大リーグの傾向に合わせたアッパー気味のフォーム。そこは子どもたちには合わないから、気を付けて