平野美宇 1 オリンピックメダルの色と種目、本当に欲しいものは・・・ | 名古屋の鈴木のブログ

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  卓球の日本選手権2024がおこなわれ、長きにわたって激しく競われたパリ・オリンピック代表選考ポイントレースに決着がついた。シングルス枠は上位2人。ダントツの独走の早田ひな、そして壮絶な2位争いを制して平野美宇が獲得した。3位は敗れた伊藤美誠、4位は準優勝した張本美和となった。
3人目は総合的判断で決まるので、伊藤美誠とは限らない。伊藤か張本のどちらかという話になっている。
 以降、みうみまはちゃん付けする。
 美宇ちゃん、ついに念願かなった! 悲願達成だ。夢に見た本当に欲しかったもの、オリンピックのシングルス出場権・・・8年かかって獲得した。
 8年前の2016年、リオジェジャネイロ・オリンピック。補欠として球拾いに明け暮れた。まさに屈辱だった。同い年で戦友である美誠ちゃんの相手をさせられた。自分は出られないのに、会場で動き回らなければならない惨めさを味わった。団体銅メダルを首にかけてもらうことを拒んだ。
悔しさは目標になった。シングルス出場権を目指した。2枠は世界ランキング日本勢上位2位以内だ。圏内だったが、最後の最後の大会で石川佳純に獲られた。当時は卓球が嫌で嫌で逃げ回っていたという。毎日、現実逃避を考えていたそうで、なら、結果は卓球の神様からの必然のお裁きだったのだろう。たしか、私の記憶では腰痛もかかえていたはずで、東京オリンピック1年延期は、腰痛を回避できた=腰痛のままオリンピックに出ることにならなかった・・・美宇ちゃんには、1年延期はプラスだったと思う。3枠目を獲得した美宇ちゃんは団体要員として活躍、銀メダルを獲得した。
でも、嬉しさは半分、まだ複雑だったようだ。本当に欲しいものじゃなかったから
      つづく