2022年の北京オリンピックのフィギュアスケート競技において、ドーピング違反をしてメダルをかすめ取ろうとしたカミラ・ワリエワに対し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、ワリエワに不正があったとして、21年12月25日から4年間の資格停止と同日以降に出場した大会の失格処分を科した。
ISU(国際スケート連盟)は、これを受けて、ワリエワが北京オリンピックで記録した得点と順位などのすべての記録をはく奪。これにより、団体戦の成績で日本は銀メダルに繰り上げられた。暫定1位だったROCはワリエワを含めていたのに、なぜか失格処分とならず銅メダル、金メダルはアメリカ合衆国(USA)となった。
個人記録は、樋口新葉が4位入賞、河辺愛菜が22位と順位が上がった。坂本花織の銅メダルは変わらない。
遅い! 実に遅い! 今頃になってやっと動いた。ワリエワの失格は当然中の当然だ。本人は故意でなかった、祖父の薬が混ざったなどと主張しているらしいが、そんな言い訳は通用しない。混ざることも含めて選手たちは神経を研いで気を付けてるので。
また、当時15歳と子どもだから容赦しても・・・という議論も通用しない。そもそも、まだ子供だというのなら、大人だけの祭典であるオリンピックに出場するな! フィギュアスケートの場合、オリンピックに出られるカテゴリーはシニアだけ。シニアとは大人の演技なのだから・・・だから、オリンピックは子供の出る場所ではないのだ!!
国家ぐるみで不正を繰り返すロシアに国際大会に出る資格などない! ROCが失格にならず、銅メダルをかすめ取ったのは残念だ。4位のカナダにあげるべきだ。
また、ワリエワ4年間資格停止も甘すぎる。すでに、2年が過ぎており、2025年の12月25日までだから、実質あと2年しかないのだ。たった2年で、またのうのうと国際大会に顔を出してくるというのか!?
ここは、少なくとも、いまから4年間とするべきだったろう。2028年1月29日まで追放! とするべきだった。
一刻も早くメダル正式授与式をおこなってもらいたいものだ