先月、テレビ朝日系で「静おばあちゃんにおまかせ」というドラマが2週連続で放送された。その主人公・高遠寺円(こうえんじまどか)の役に岡田結実(おかだゆい。ゆみ・・・じゃないんだね~)さんがなった。円は日本で20番目の女性裁判官だった静(しずか)おばあさまにあこがれて、法律家を目指す法学部2年の女子大生。お嬢様系で上品な明るさとなんでも見透かしそうな澄んだ瞳が印象的。正義感が強く、見かけによらず武道もできる様子。
岡田結実さん(18歳・高校3年)は、実際の彼女はどうなのか知らないが、イメージとして彼女と円はピッタシ。明るいお嬢様系大学生を元気に、高いかわいらしい声で演じた。
ドラマの演技も感心したが、私が注目したのはタイトルコール。
「しずかおばあさまにおまかせ」というセリフ。お嬢様らしく思いっきりかわいらしくコールした。声の高さ、息継ぎ、間の取り方、アクセント、抑揚、発音スピードの変化と調子、などなどすべてが完璧!! とっても女の子らしい言い方だった。岡田結実さん自身、イメージはその通りではあるが普段、そんな言い方していることはないので(むしろちょっとハスキーなのでは)、たぶん、テイクを重ねただろうと思われる。本人も納得するまでタイトルコールを言い続けただろう。完成して放送されたものは実に洗練された声だった。
ほんの数秒のタイトルコール。でも、そこには、主人公の人物像がよく反映された表現力があった。岡田結実さんの努力の結晶だ