この子が幸せになるためには…
そればっかり考えている母親
「この子は絶対に幸せになってほしい!!」
子どもが生まれた瞬間から
私の頭の中はその思いでいっぱいになった。
こんなにも愛おしくてたまらない存在は初めてだったのです。
夜中に何度も起きて授乳する日々。
疲れ果てていても「この子のためなら」と
自分を奮い立たせていました。
でも気づけば、その思いはどんどん膨らんで…
「この子が将来困らないように」
「この子が幸せになれるように」
「この子が苦しまないように」
そんな思いが私の行動を支配するように。
習い事は、子どもに合っていて尚且つ将来役立つものを厳選し
1歳ではこれ、3歳ではこれ始めて…💦 いつも焦っていた。
子どもが「行きたくない」と言っても
「通い続けたらあなたの為になる!」と押し切ってしまう私。
ある日、子どもが言いました。
「ママ、僕は、今がいいんだ!”今”なの!」
その言葉で、私はハッとしました。
子どもの幸せを考えるあまり、
目の前の子どもの「今の気持ち」を見失っていたんです。
毎日の会話の中で将来どうなりたいか
その為に私はどうしたらいいか
そればかり。
子どもの「今これやりたい」を、
半分も聞いていませんでした。
◆◇◆
マインドフルネスと
「今」を生きること
心理学では「マインドフルネス」という考え方があります。
過去の後悔や未来の不安ではなく
「今、この瞬間」に意識を向けることの大切さを教えてくれるものです。
子どもたちは本来、マインドフルネスの達人。
今この瞬間を全身で感じ、楽しんでいます。
でも私たち親は、未来の心配をし過ぎるあまり
今この瞬間の喜びを見落としてしまうことが多いのです。
専門家によると
親が「今ここ」に意識を向け
子どもと共に過ごす質の高い時間を持つことが
実は子どもの情緒的安定や自己肯定感の向上につながるそうです。
◆◇◆
子どもと共に
「今」を大切にする勇気
思い切って息子の習い事を減らしました。
そして夕方の空いた時間、「何がしたい?」と聞いてみました。
最初は戸惑っていた息子でしたが
「公園行きたい!」と目を輝かせました✨
公園では、私もスマホをカバンにしまい
息子と一緒に鬼ごっこ。
深呼吸をして
風の音や息子の笑い声
自分の息遣いにただ意識を向けてみました。
その瞬間、不思議と心が軽くなるのを感じました。
「ママ、今日はすっごく楽しいね!」
その言葉を聞いたとき、胸がじーーんと温かくなりました。
この笑顔が見たくて、わたし、頑張っていたんだ。
子どもの将来を考えることも大切だけど
この「今」を一緒に楽しむことこそが
私にも子どもにも必要なものだったんだと
子どもに気づかせてもらいました🌈
◆◇◆
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至福を選択する自分へ あと92日
/詰め込み爆弾ヒステリックママの自分改革