「自分で歩いてきてね」
保育園の先生の何気ない一言に
心がざわついた。
朝、ギリギリの時間。
月曜日、両手いっぱいの荷物を抱えて、急いで車を降りる。
子どもを抱っこして、バタバタと保育園へ向かった。
やっとの思いで園に着いたとき、先生が笑顔で言った。
「〇〇ちゃん、もう大きいから、自分で歩いてきてね。
みんな自分で歩いて来ているよ~」
——ドキッ。
その一言が、まるで…
「甘やかしすぎじゃない?」
「お母さん、ちゃんと歩かせないと」
「他の子は歩いてきて偉いのにね」
そう言われたような気がしてしまった。
「えっ…私、ダメなの?」
一瞬で頭が真っ白になる。
恥ずかしい。焦る。心がざわつく。
でも…
荷物もいっぱいで、時間もない。
「抱っこー!」って泣かれたら、つい応えちゃう。
だって、急がなきゃいけないし…
「早くしないと仕事に遅れちゃう!」
「自分で歩かせたほうがいいの?」
「これって私がダメな親だから?」
そんな思いがぐるぐるして、朝から心がモヤモヤ…
それから私は…
毎朝、子どもに
「自分で歩きなさい!」と言うようになっていた。
車から園の玄関まで、泣く子どもを引っ張る日もあった。
「なんで歩かないのよ~!」
「他の子、歩いてるよ?」
「先生に歩いて来てねって言われたでしょ?」
今思い出しても、
すごく辛い…
だって、子どもも、私も辛かった。
そして今になって思う。
「抱っこで登園できるなんて
あの時しかなかったのに」
もっと味わえばよかった。
🌿 先生の一言に
深い意味はなかったのかも
じつは、こういう場面で強いモヤモヤを感じる人は、
「対人過敏傾向」があると言われている。
対人過敏とは…
✔ 他者の評価を過度に気にしてしまう
✔ 何気ない一言に敏感に反応してしまう
今回の場合、私は先生の言葉を、
「母親として評価された」と受け取ってしまった。
そして、その評価が…
「ちゃんと子どもを歩かせられない母親」
「ダメなママ」
そういう意味に感じてしまったんだ。
でも、本当は違う。
先生は決して責めたわけじゃない。
「抱っこしちゃダメ」と言ったわけでもない。
むしろ、「大変そうなママを気遣った」のかもしれない
それなのに…
私はつい、
自分を責める方向に捉えてしまった。
🌿 ママの判断は、ちゃんと正しい
「抱っこする」「歩かせる」どちらが正解なんて、ない。
✔ そのときの状況
✔ 子どもの気持ち
✔ ママ自身の体力や余裕
全部ふまえて、
「今は抱っこしたほうがいいな」
「今日は歩かせてみようかな」
そうやって、ちゃんとママは判断している。
だから、他の人の言葉に惑わされなくていい。
だって、
一番、子どものことをわかっているのは
ママである、あなた自身だから。
だから、大丈夫。
🌿 誰もあなたを責めていないよ。
🌿 安心していいからね。
🌼 あなたはどんな場面で「私、間違ってる?」って
思うことがある?
💬 「同じようなこと言われたことある…!」って
思ったらコメントしてね!
🔖 先生の一言でモヤモヤしたときに読み返せるように
保存も◎
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/詰め込み爆弾ヒステリックママの自分改革