2023年6月にNetflixは
坂元裕二の新作シリーズ・映画を
5年間に渡り独占配信していくと発表した。

5年の間は、Netflixでしか
坂元裕二作品は見れないものと思っていた。

しかし、2024年9月にに舞台「死の笛」があり
来月は松たか子と松村北斗の映画「ファーストキス」、
4月には、広瀬すず、杉咲花、清原果耶トリプル主演の
映画「片思い世界」の公開が予定されている。

一方、この1年半の間にNetflixで公開されたのは
「クレイジークルーズ」の1本だけ…。

独占契約ってなんなん?

もちろん、映画は準備期間があり
2~3年前には脚本は出来上がってるので
契約期間外の仕事なのかもしれない。

でもどの脚本をいつ書いたかなんて
外部の人間は判らないし
この独占契約って
なんとでも言い訳出来ちゃうよね。

今だって5年後に向けて
Netflix以外の準備だって出来ちゃう。


まあ、地上波だけは5年間除け者なのだけど…。
 

Netflixのドラマ「阿修羅のごとく」の配信が
スタートした。

僕は過去作の「阿修羅のごとく」は見たことがありません。
1979年と1980年にNHKで放送されたのだけど
当時は小学生なので
さすがにこのドラマを見る感じではない…。

2003年に森田芳光監督の映画があったけど
こちらもスルーしてたので
今回が完全に初見となる。
とても楽しみだ。


早速1話だけ見たのだけど
前にもお伝えした通り
1話には僕の出演シーンもある…はずなのだが
あれっ…ないぞ。

丸々カットされたのかと思ったのだが
改めて見直したところ、一瞬だけ居た。
サブリミナルか…というくらい一瞬(笑)。

一応、どこのシーンかを説明すると
宮沢りえと尾野真千子がウナギを食べてる直後のシーン。
二人が道を歩いているシーンに切り替わるのだけど
画面の上の方に一瞬だけ自転車に乗ってる人が映る。
それが僕です。

撮影時の話はまたどこかで書くかも…。

 

大みそかの「紅白歌合戦」が気に食わない人達は
常に一定数いて
この人達は毎年「ワーストだ」「オワコンだ」と騒いでいる。

昨年の第2部の視聴率は、32.7%だ。
なんだかんだ言われても
日本人の3分の1は視聴していたことになる。

視聴率30%の番組をオワコンと言い出したら
世の中の99%のエンタメはオワコンだよね。


このまま10年後、20年後はどうかと言えば
確実に視聴率は下がっていく。
それは間違いない。

でも、20年後にまだ20%取れていたら
それはとんでもないことだ。

2000年の視聴率20%と
2050年の視聴率20%を同じ基準で図るのは
とても浅はかな考えだ。

それが判らない人こそ

時代の変化についてこれていない「終わった人間」だ。

中居正広の女性トラブル。

「ザ!世界仰天ニュース」の4時間SPは
中居正広の出演シーンを全カットして放送する
という荒業に出た。

MCをカットするってすごいね。

これで放送が予定されていた中居の出演番組は
一通り終わったのかな。

「だれかtoなかい」は放送しないみたいだし。

そろそろ、テレビも報道しても良さそうだけど
未だどの局が口火を切るか…様子見状態だ。

斉藤知事の時は疑惑だけで大騒ぎしてたクセに
自分達に都合の悪いことは沈黙する。
ワイドショーがいかにいい加減な番組であるかを
更に露呈することになっている。


僕は昨年、この報道が出た時に
今後はフジテレビの方をほじくり返されると書いたが
やはりその通りになっている。

フジの公式サイトでは
「記事中にある食事会に関しても
 当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」
なんて能天気なコメントを出していて
危機意識の無さに呆れるばかりだ。

今週の週刊誌報道では上司である佐々木アナにも
被害報告をしていたと出ており
そうなると佐々木アナも何かしらの
回答を迫られることになる。

問題は被害後のフジの対応の悪さであるが
あの頃って、「まつもtoなかい」が始まった直後であり
佐々木アナが何もしなかったというより
上層部が何もさせなかったというのが事実だろう。

とはいえフジが、そんなことを発表出来るとは思えない。
対応を間違えると大変なことになるよ。

 

1/3の「タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会」に
今年は内村光良がゲスト出演した。

内村とタモリは「いいとも」最終回以来
10年ぶりとのことで
今回のオファーに対して
内村は「何がなんでも出る」と即決したとのことだった。

内村が質問するという形式で
トークが繰り広げられたのだが
これがメチャクチャ面白くてね。

内村が去年、還暦を迎えたことを伝えると
「あんな新人が!」と驚くタモリ。

70代の二人に囲まれると
還暦のウッチャンもすっかり後輩になってしまう。

30分くらいの放送だったけど
もっともっと見たかったなぁ。    
 

「めざまし8」が3月で終了して
情報番組になるとのことだ。

もうワイドショーは難しい時代になっている。

昔は誰かしら悪者を見つけて
みんなで叩いていれば成立した。
和歌山カレー事件とか、ロス疑惑とか
引っ越しおばさんとか、モリカケ桜とか…。

でも、実際にこれら過去の事件見れば解るように
テレビ側が勝手に作り上げた
一方的な側面でしかないことがバレている。

兵庫県の斉藤知事の件でも露呈したが
そういうことが通用しない世の中になっているし
今後はより進んでいくと思う。

そうなると、ワイドショーという番組形態は
難しい局面に入っている。

 

大谷をやたらと取り上げるのも

一番ラクだからだ。

「大谷すごい!」と言ってれば

高齢者は喜んでくれるし

番組が叩かれるリスクも減らせる。

例え、そこにニュース性はなくてもね。

 


今、朝の時間帯で一番視聴率を取ってるのは
「モーニングショー」なのかな。

高齢者の支持を集めてる玉川徹も
傍から見ると炎上商法でしかなく
どこかで限界は来るだろう。

それでもワイドショーを続けるのは
代わりの何かが見つからないからで
「めざまし8」後の情報番組も
間違いなく見切り発車だろう。

「ぽかぽか」の前にやってた「ポップUP!」。
あっという間に消滅したけど
あれも情報番組といってスタートしたっけね…。

配信ドラマを見ていて思うのは
ドラマの放送時間、つまり長さの問題。

どんな作品でも適正な尺というのが必ずある。
長すぎても、短すぎても良くない。

この点に関しては
予め放送時間が決められているテレビは
圧倒的なハンデがある。

放送時間を溢れてしまって
なくなく削るシーンもあるし
放送時間に足りなくて
無理やり付け足したり
間延びさせるシーンもある。

 

なんか中身がスカスカだな

…って思う作品は

適正な尺より長くなってしまっている筈だ。

 

どちらにしても

作品のクオリティは絶対下がる。

見てる側はあまり気にしていないが

とても大事な要素なのだ。

時間についてなんの制約もない配信ドラマは
それだけでも実はとても優位なのだ。
 

 

 

スペシャルドラマ「スロウトレイン」。

「重版出来!」、「逃げるは恥だが役に立つ」    
「罪の声」の土井裕泰と野木亜紀子のコンビによる
令和のホームドラマだ。

家長として鎌倉の家を守ってきた
長女の葉子(松たか子)と
自由に好き勝手に生きてる
次女の都子(多部未華子)と
二人の姉の間に挟まれている弟の潮(松坂桃李)。

22年前に両親を亡くした3姉弟が
23回忌の帰りに江ノ電に乗ってるところから
物語は始まる。

事前に舞台が韓国になると聞いてたので
そういうの要るのかな…と思ったけど
ちゃんと意味はあった。

突然、異国で事業するところに
都子の人柄が出てるし
都子の相手が日本人だったとしたら
見てる側の「これ、大丈夫か?」みたいな
不安な感じも出ない。

そして、最初の江ノ電のシーンが
韓国でも意味を持ってくる。

車で事故ったから、江ノ電で帰るんだってセリフ。
この3人は毎年、江ノ電に乗ってたんだな
というのを韓国でも思い出すのだ。

相手が韓国人だったり、同性愛だったり
今っぽい要素は入れてるのだけど
結局、今も昔も変わらないのは家族を想う気持ちで
家族って良いね…って思えるような
素敵なドラマだった。
 

毎年、三が日のどこかで初詣に行く。

僕は全国の初詣ベスト10に入るような
お寺の近くに住んでるので、そこに行くのだが
当然とんでもない人が来るので
朝6時くらいに行くようにしている。

朝6時でも人は多いけど
並ぶようなことはない。

で、屋台で何か摘まんだりしながら
近くをウロウロして帰るのだが
帰りに銭湯に寄る。

その銭湯はいわゆる古い昔ながらの銭湯だ。
三が日は早朝からオープンしててくれるので
冷えた体を温めるのに助かるのだ。

ゆっくり温まって家路に着く。
これが毎年の恒例行事となってて
もう10年以上続けている。

ところが、その銭湯が
去年閉店してしまったのだ。

古い銭湯だったので

長くないことは解っていたが
時間とともに、いろんなモノを失っていくなぁ
…と淋しい気持ちになる。

連ドラから5年ぶりの続編。

僕は連ドラ版「グランメゾン東京」はけっこう苦手で
「三つ星、三つ星」…とまるで呪われたかのように
三つ星に拘ってるのが
全く受け入れられなかった。
三つ星こそ全てみたいなレストラン、行きたくない…。

今回は、そのグランメゾン東京が
三つ星を獲得した後、
新型コロナウイルスにより大打撃を受け
なんやかんやあって、すべての星を失った。
そんなグランメゾン東京の存続の物語。

今回は、すごく良かった。

木村拓哉がメインでなかったからか
グランメゾン東京のみんなの成長を描けた。
全員の良い所が出ており
しっかり内容の濃い2時間だった。


で、映画版の「グランメゾン・パリ」に続くのだけど
予告編見たら、「うわーまたあの感じか」…と
見る気が失せてしまった(^^)。