ニッポン放送が絶好調だ。

2月に行われたビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査では
全115番組中48番組が聴取率トップとなった。

特にオールナイトニッポンは元気で
他局を圧倒し始めている。


そんな中、発表されたのが
「永野芽郁のオールナイトニッポンX」である。

バリバリの現役進行形のトップ女優が
オールナイトニッポンのレギュラーをやるって
記憶にないのだけど…すごいね。

1回キリの単発でやるとかは、いろんな人がやってて
永野芽郁も過去にやっているのだけど
…今回はレギュラーなのである。

若手女優が深夜にこっそりやってる
30分くらいの緩い番組のつもりで
受けちゃったんじゃないの?

 

変な発言すると、すぐネットニュースにされるけど

大丈夫なのかな…。




そして、更にビックリしたのが
「彬子女王のオールナイトニッポン」である。
50年ぶりの皇室のオールナイトニッポン。

50年前の緩い時代ならまだしも
このいろいろ厳しい時代に何を喋るのか…。


依頼する方もする方だが

受ける方もすごいな。

 

今の時代、どんな優れた作品を作ったとしても
絶対に批判する人はいる。

いや、昔から居たのだろうけど
ネットのおかげで、それまで見えなかった誹謗中傷が
簡単に表に出てくるようになってしまったのだ。

メンタルが強くないとクリエイティブがなことは
出来ない時代になった。

 

人には好みがあるので

作品に否定的な意見があるのは仕方ない。

しかし、作品や人格に対するマイナス発言自体が

目的となってしまっている行為が問題なのだ

そもそも、誹謗中傷してる人間なんてマトモじゃない。
人間的に尊敬されてる人は誹謗中傷なんてしない。

そんな事はみんな解ってる。
それでも…クソみたいな人間の、スカスカの批判であっても
作り手は気になってしまうのだ。

そうなると、並みのメンタルでは創作なんて出来ない。

批判されたくないから創作はしたくない
…なんて人だって居るだろう。

僕らように、純粋にエンタメを楽しみたいだけの人間には
損失でしかない。

なんとかならないモノかなぁ。

 

松田龍平、角田晃広、岡田将生といえば
「大豆田とわ子と三人の元夫」の元夫たち。

「東京サラダボウル」の松田龍平。
「ホットスポット」の角田晃広。
「御上先生」の岡田将生。

3人がそれぞれいい作品で、

しかもいい役で大活躍した今期でした。


一方、妻の方も今年に入ってから
ドラマ「スロウトレイン」と映画「ファーストキス」で
大変高い評価を得ていた。


そんなことを考えてたら

「大豆田とわ子と三人の元夫」の続きを

見たくなって来たよ。


坂元裕二がNetflixから解放されるの待ちかな…。

 

兵庫県の問題で第三者委員会は
メディアに送った文書を公益通報として認めるとした。

この文書は7項目のウチ6項目で
事実が認められていないが
唯一認められたのがパワハラである。

言い換えれば、職員が99%嘘の文書を
メディアにばらまいたとしても
「パワハラ」の一文があれば

公益通報として認める…としたのだ。



それにしてもメディアは相変わらずだ。

僕は兵庫県の問題について
一貫してメディア・報道の問題を指摘してきた。

 

県政を混乱させているのはメディアである。

連中は、今も全く反省していない。
結局、連中が盛大に叩きまくっていた
おねだりにしてもキックバックにしても
第三者委員会は事実として認められなかったのだ。

唯一認められたパワハラにしても
社員の4割が見聞きしていると報道していたが
パワハラ認定されたのは、たった10件である。

しかもほとんどは、社員の怠慢を知事に叱責された
…みたいな内容。

数千件といわれた勤務外のチャットだが
20時以降、又は休日でのチャットは38件だった。

「休暇中なので返信は不要です」
「急いでいません」等の文言も確認されており

精神的に追い詰めてるようには思えない。


それにしても、上司が部下の怠慢を叱責するだけで
パワハラ認定される。
こんなレベルをハラスメント認定して
兵庫は今後、大丈夫なのだろうか…。

職員は納得出来ているのかなぁ。



そして、県民局長の処分についても

メディアは今も「不当だ」と騒いでいる。

 

理由としてあげられた4点について…。
①誹謗中傷伝書の作成・配布
②人事データの不正利用
③公用パソコンで業務と関係ない私的文章作成
④ハラスメント行為

①は処分として無効であるが

残りの②~④は無効とはいえないと
第三者委員会の報告書にもしっかり書いてある。
それもメディアは報じない。


とにかく、報告書を読めば読むほど
メディアが報じてきた内容の出鱈目さを感じてしまう。
1年も大騒ぎするような案件ではなかったのだ。

メディアの異常な加熱報道がなければ

百条委員会、第三者委員会の結論前に

不信任なんて馬鹿なこともしなかっただろう。

これらいい加減な報道について
メディアは全く非を認めていない。

斉藤知事が非を認めないと批判しているが

メディア自身も全く同じなのだ。

知事に辞職を迫る前に、

まずは自らの番組打ち切り、雑誌廃刊を

検討するべきでないの?

 

僕が三谷幸喜を知るようになったのは

35年くらい前で高校生の頃だ。

大学生になったくらいからは舞台も観るようになった。


90年代の三谷幸喜はとにかく神がかっていて

正に身を削って、絞り出すように書いていた。

荒くて技術はないけど、一本一本がパワーに溢れていたのだ。

新作を見る度に圧倒された。


しかし、東京サンシャインボーイズは僕が大学生になって

ほどなくして30年の充電に入ってしまった。


その後も三谷幸喜を追い続けたが

サンシャインボーイズは30年間お預けとなった。



2009年にシアタートップス閉館に伴い

東京サンシャインボーイズは再結成されているが

あれはオマケみたいな物。

正式な復活ではなかった。


なので30年のタイミングが近づく度に

あと5年、あと3年と復活を心待ちにしていた。


そんな待ち焦がれた

東京サンシャインボーイズの復活。

まさか長野まで観に来るとは思わなかった。 



「蒙古が襲来」はこれまでのサンシャインとは

ちょっと作風が違うけど

それでもサンシャインのメンバーが揃うと

やっぱり東京サンシャインボーイズなのである。


還暦を迎えた「12人の優しい日本人」とかも

観てみたかったけど、新作だって観たかった。

両方やってくれれば1番良かったかなぁ(^^)。





「蒙古が襲来」の物語は

「いつかは来ない。いつかは今なのだ。」という

セリフで幕を閉じた。


人生いつ何が起こるかわからない。

先延ばしにしてたら何も始まらないままだ。

と同時に何歳になっても新しい挑戦をしてもいい。

そんな意味が込められているように感じた。


これが還暦を迎えたサンシャインボーイズメンバーからの

答えなのだ。



次回公演は80年後の「リア玉2」だそうだ。

東京サンシャインボーイズはまだ解散はしない。

頑張ってあと80年生きよう。


長野県2日目。


朝から諏訪にきている。

4つある諏訪大社のウチ、下諏訪にある

2社を訪れた。




そのまま、上諏訪まで

途中ご飯食べたり、温泉に浸かったりしながら

5キロ程を歩いた。


二日間ともとても天気が良く

散歩するには絶好の気候だった。


諏訪大社の残り2つは

行く時間がなさそうなので断念。


上諏訪から電車に乗り帰路に着いた。


舞台を観るため朝から長野に来ています。

舞台は夜なので、それまで街を散策。


まずは穂高神社。


お昼はお蕎麦と山賊焼き。


そして、松本市美術館にも寄った。


松本市は草間彌生の出身地なのです。


自販機もこんな感じ。




さて、夜は舞台です。


ようやくドラマ「Silent」を見ました(笑)。

「Silent」が放送されてたのは2年くらい前になる。
TVerの再生数も当時の記録を作ったくらい

話題にもなっていた。

僕は、ブームに乗り遅れたのもあるけど
障がい者モノというのがどうにも見る気になれなくて
そのままスルーしていた。
お涙頂戴的な話も苦手なのでね。

その後の生方美久の「いちばんすきな花」、
「海のはじまり」はとても良かったので
だったら「Silent」も見れるかもと
先週からの再放送を見始めたのだ。
毎日2話づつ見れるので、いいペースで

最終回まで見れた。


…で結論からいうと、とても良かった。

すごく丁寧な作品だなぁという印象。
変にドラマチックにせずに
ろう者と正面から向き合ってる

作品としての姿勢もとても良かった。

オジさんになると、嫌な気持ちになるような作品は
見たくないのだけど、全くそういう作品ではなくて
いろんな人の葛藤を丁寧に優しく描いている

素敵なドラマでした。
 

テレビ朝日のナスDが、パワハラ及び

不正な経費使用により降格処分が下され

「ナスD大冒険TV」は打ち切りになると局が発表した。

ナスDは、元々はフリーのテレビマンだったが
優秀な人材だったことからテレビ朝日に中途入社。

降格前はテレビ朝日のエグゼクティブディレクターだった。

ナスDの愛称は、刺青の塗料を全身に塗ったところ
顔を含め体が真っ黒になってしまい
戻らなくなってしまったことから名づけられた。


「いきなり!黄金伝説。」では
自らロケーションハンティングを行い
演者として番組にも出演するようになった。

テレビ局からすれば、使い勝手の良い人材だったろう。
外部に頼らず、局員であるナスD自身が全てやるので
経費は安く抑えられる。
なので今回処分となった月に4~5万程度の不正な経費も
大目に見ていたのだと思う。

同時にスタッフに求める要望も高かった。
エグゼクティブDの自分が体を張っていることから
スタッフにも同じくらい頑張ることを要求する。

でも今、それはパワハラになってしまう。

そういうことは通用しない時代になったのだ。
面白ければなんでもOKという時代は終わった。

 

テレ朝としては、兵庫県の問題で

パワハラを問題視している以上

自社の対応について逆に指摘されないよう

先手を打ったのだと思う。

ナスDはテレビ朝日を退社するんじゃないかな。
配信系で彼を必要としてくれるところは
いくらでもありそうだ。

 

 

-追伸-

テレ朝はナスDの話題には一切触れないね。

玉川徹はフジテレビの問題が出た時に
テレ朝ではパワハラが無いことを確認したと
偉そうに語っていたけど
ナスDの件はどう説明するのか…。
兵庫県よりしっかり足元見た方がいいよ。
 

17日の「X年後の関係者たち」は「サイボーグ009」でした。

「サイボーグ009」は、1964年から
いろんな雑誌に連載された
石ノ森章太郎先生のライフワーク的作品。

9人の戦士にしたのは、野球をヒントにしたと
先生が何かの番組で語っていたのを覚えている。

パワーのある選手、足の速い選手
守備の上手い選手…みたいに
いろんな特性をもった9人とのことだ。


僕が最初に見たのは1979年に始まった
第2期のアニメ作品で小学生の時だ。

その後、中学生くらいに
原作の漫画を読むようになる。

悪の組織が普通の人をサイボーグに改造するのだけど
改造された側が反旗を翻して、悪と戦うようになる。
石ノ森先生のお得意の構図なんだけど
それがワクワクするんだよね。

物語のスタートで
世界各国から誘拐されてきて9人が揃うのだが
人生に絶望していたり、行先を見失った人が
誘拐されている中で
003のフランソワーズ・アルヌールだけが可哀想で
普通のバレリーナを夢見てる女の子なんだよなぁ。

悪の組織だからモラルとかないんだけど
それはダメだろうと思った(^^)。

番組を見ていたら
また、原作を読み直したくなってきたよ。