本日は朝から六戸、十和田方面へ・・・
目的は。。。こちら!!
六戸町の産業技術センター野菜研究所で、東北農業研究センター開発の寒締めほうれん草をはじめ。。
青森の攻めの農林水産業の県庁主催の講習会へ参加しました。今年でわたしは2度目の参加。
昨年は津軽冬野菜の視察でしたが、今年は南部地区♪
先日のフリーペーパーのマシェリの連載でも書かせていただいたのですが、寒い締め栽培は、手間も時間も通常のほうれん草の3倍・・・・といわれ、しかもこの寒い中、生産者の方は愛情と手間をしっかりとかけて甘くて美味しいお野菜を届けてくれているのです。。。
栽培の基礎、科学的な数値と研究結果、栽培方法の特徴や栄養価の変化の講義の後は、隣の旧研究所へ。。渋くて素敵な建物。
今日は7種類のほうれん草を食べ比べ。(ひとくちにほうれん草といっても、産地、品種、栽培方法によってびっくりするくらい味が違うんです)
1種類ずつ、すりこぎでゴリゴリつぶして、糖度をはかります。栽培方法によって倍くらい糖度がちがったりするのです。もちろん栄養価もアップ!
ちょっと高くても、栄養価と美味しさも高ければ納得・・・
手間をかけていたり、土やお水にもこだわっているものには、きちんと対価を払わなくっちゃ☆
包装する袋やフィルムにもこだわりがあるのです。栄養価を逃さない素材など、生産者たちはホントに必死。
だから、ただ、食事をするのではなく、育てるひと、育つ環境、運ぶひと、売るひと、お料理するひと。。。と、ひとつひとつの手間を考えながら、自分の口にはいるまで、どれだけの人の手をかけられて、時間をかけてきたのか。。。を考えると、感謝の気持ちがうまれて、それが自分の身体を形成してるんだなぁって意識すると、食べ物は、モノではなく、命になるのだなぁって思うのです。
こちら、今日のメンバー。野菜ソムリエの皆さまです☆
移動して、十和田の
ブラッスリー ますだ へ。
こちらは、十和田のふじもり農園さんをはじめ、地場野菜をつかった洋食やさん♪
お米と冬野菜たっぷりのぽたーじゅ
チコリコーヒー(チコリの根っこ)
今日のメインは魚。
お魚は アイナメ いわし
ガルニチュールは
セロリアック、バースニップなど普段食べる事のあまりない、西洋野菜がたっぷり。
冬野菜は糖度もたかくてホントに美味しい。。。
青森にはホントに美味しいお野菜や、寒いちほうにしか出来ない栽培技術があります。。
でもね、いくら美味しいものがあっても、シャイなもので、野菜も魚も、肉もしゃべれないんです。
そこで、大切なのは環境づくりや、人と人との繋がりとコミュニケーションづくり。
そして、美味しいものの存在と、美味しさを伝える事。
幸い、私は料理が好きで、食べる事も、人とお話するのも好き。
シャイな野菜や魚、お肉の変わりにもっと美味しいをアピールしたいなぁ♪と思うのでした。
美味しいもので、攻めまくります!
そして、わたしも美味しいものでもっと、もっと攻められたいのです。。。
頼むぜ!決め手の青森県産!