1288)255系内房線ラストの臨時-特急ビューさざなみ運転 2024.9.7(土)の竹岡駅 | 千葉の鉄道、そして Now & Then

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 まずは 今年2024年に 最後の激動をむかえた255系の動向をまとめてみます。

 今年2024年3月改正で 定期「しおさい」からの降板。これで引退かと思われましたが、以後 暫定的に期間限定【3月18日(月)~6月28日(金)まで】の代行運用に充当されました。

 それは新ダイヤになった定期「わかしお」5往復半と「さざなみ3・6号」でしたが、それも6月末の平日をもって終了。そして7~8月にあった夏季臨「新宿さざなみ」「新宿わかしお」への一時的投入も終わった今、残るは いわゆるサヨナラ運転のように臨時設定された「ビューさざなみ」「ビューわかしお」のみとなっていました。団臨やツアー列車ではなく 全指の多客臨扱いです。

 

 「ビューさざなみ」9113M・9114Mは 9月7日(土)運転

 「ビューわかしお」9213M・9216Mは 9月8日(日)運転、でした。

 そのうち、土曜の9113M と 日曜の9213M~回9214M に行ってみました。

 

 255系の発祥の地でもある内房線、しかも「ビューさざなみ」としての運転。内房線ではこれが最後と思われ、各撮影地ではそれなりの人出が予想されます。キャパが大きい撮影地ではパーキング難も予想され、さてどこにしようか??と考えたあげく、竹岡駅にしました。

 ここ、千葉県内の単線区間では希少な一線スルーの配線となっており、以前は下り線はほぼ減速せずに 時速80~90Km/hくらいでの通過が見れたものです。とくに印象が強いのは165系になったばかり S46~S47年の急行「うち房」や「なぎさ」(内房線内では下り)、S50.3改正からの165・153系「内房」やデビューしたばかりのころの183系「さざなみ」。

 あのころの下り線爆走が見れればな!!と見に行ってみると・・・

 

 2024.9.7(土) 10:54 9113Mビューさざなみ

 5分ほど遅れて来ました。Be-03 クハ255-3。

 記録として時刻を書いておきます。

 幕張7:35 回9211M→7:55誉田8:08 回9212M→9:05東京9:15 9113M→9:56蘇我9:57→10:05五井10:06→10:23木更津10:24→10:30君津10:31→10:54浜金谷10:55→11:18館山

 蘇我以南はほぼ「新宿さざなみ3号」のスジを踏襲。東京→館山2時間03分。

 

 しかし、ゆっくりでの通過でした。50Km/hくらい?がっかりです。線区としてはこれは退化にちがいない。ミュージックフォンはありました。撮影者は子供を含めて4人のみ。

 

 

 サイド表示はデジタル発光で「館山 TATEYAMA」のみでした。

 

 後追いです。ごらんのように分岐部は直線なのでホームのゆるいカーブ部を過ぎたとたん ぐんぐん加速できるはずなのですが。かつてはそうでした。

 

 トンネルへ向かって去り行く255系。

 マリの189系あずさ色 が引退する前に「去り行く千マリ189系号」なんてのがあったのを思い出しちゃいました。

 

 四国や九州には多い一線スルー、四国の8000系とかほぼ減速せずに通過してゆくのですが・・・。

 せっかくのこの設備も「宝のもちぐされ」なのか。竹岡は起点方も 下り線は一線スルーです。

 

 なお、「新宿さざなみ3~2号」のスジなら館山駅の1番線に留置で、電留線には入らないのかも?と思っていましたが、翌日曜に会った地元の有志の情報によると、電留1番(海側)にこの255系、2番にE257-500の5連が留置だった、とのことです。また 当日でも残席があったらしく、「急遽乗れた」というかたもいたようです。

 

 行きませんでしたが、上りも記録として書いておきます。館山→東京は2時間00分。

館山15:06 9114M→15:18岩井15:21→15:31浜金谷15:32→15:54君津15:54→16:00木更津16:01→16:16五井16:17→16:24蘇我16:25→17:06東京17:30 回9215M→17:48新浦安17:55→18:24蘇我18:26→18:34誉田18:57 回9216M→19:17幕張

 

 翌日8日の「ビューわかしお」は次号にて